前作「ハムナプトラ」の話を受けての２作目。リック（ブレンダン・フレーザー）とエブリン（レイチェル・ワイズ）の間に子供も生まれ、これがまたなかなかのキャラ。全編通して、ジェット・コースターに乗ってるように話が進んでいく。特撮あり、アドベンチャーあり、ロマンあり、活劇ありとこれほど欲張っていいのだろうかと思うぐらい、サービスてんこもりの１本だ。
新たな敵として登場するのが、『スコーピオン・キング』。 . . . 本文を読む
特攻隊の生き残り、「生き残り」という表現になってしまうが、特攻隊の場合はまさにそうだろう。私事ながら、私の中学の時の担任がそれだった。「戦争がもう少しのびていたら、自分はいないはずだ。」といっていたが、彼の先生は多くを語りたがらなかった。多感な中学時代、人の話をまっすぐ聞くことのできなかった私はそんな話を斜めに聞いていた。今、つくづく悔しい。なぜ、まっすぐに聞かなかったのか、先生の慟哭をなぜ聞こう . . . 本文を読む
現在の岐阜県、美濃藩では江戸時代に大規模な一揆が２度、起こっている。最初は１６００年代、そして今回の映画の舞台になった１７５４年からの長期にわたったものが２回目である。一揆というと、むしろ旗を掲げて、怒涛のごとく農民が押し寄せるものをイメージする向きが多いであろうが、何かの目的のために、同意する人々が結成する集団のこともそう呼ぶ。『郡上一揆』ではいままで決められていた年貢の割合を、収穫高に応じて率 . . . 本文を読む