さて、今日も今日とて、ジェームズ・ボンドは悪人を追っかけて、世界中を飛び回っていた。敵が持って行ったのは、テロ組織に潜り込ませたエージェントの名簿。そんなものが公になったら、どうなるか。。。四面楚歌どころか、とんでもない地獄の真ん中に、ぽつねんと置かれ、ずたずたにされるのは火を見るより明らか。
諦めることなく、追いかけるボンド。しかし、列車の屋根の上でもみ合い、トンネルに入ってしまう手前で仲間のイヴがシュート・・・。弾丸はボンドに当たり谷底にフォールして行く。名簿は敵の手に渡ったまま、MI6はボンドを失い、Mはその責任を取らされ、詰め腹を切らされると。。。
今やMI6は崖っぷち。自分の責任であることは重々承知しているMは、始末をつけるのが本当のやるべきことと身を引こうとしない。敵は着々とMI6の中枢部の入り込んできている。もはやMI6は鉄壁ではない。追い込まれてしまったM・・・・。
じゃじゃああーーん!!ボンドはしっかり生きていた!帰って来た007であります。ちいとすねたMは「電話くらいしなさい!」と。分かります、分かります。全くの放蕩息子。連絡の一つもよこさないで、心配ばかりかけやがる!!強き母と、やんちゃな息子みたいなもんです。
復帰のためには、テストに合格しないとならないと言うことで、しばらくサボってたボンドは、トレーニングに励むのだが息も絶え絶え。お情けで合格?Mの陰謀?完璧ではないながらも、一応現場に復帰。自分が追っていた敵を見つけ、そのバックにいる黒幕を追っかけると。
実は真の敵は、かつてMの部下で、自分と同じ立場であったシルヴァ。Qの秘密兵器(?)でもって彼の居場所を突き止め、連行することに成功。なんだ楽勝じゃん!と。しかし、それこそがシルヴァの計画の一部。MI6に入り込み、中から完全に破壊しようという彼の壮大な計画だった。
なんとか命からがらシルヴァの攻撃を交わしたボンドは、彼を向かい撃つために、自分の生まれ故郷、スカイフォールに行くのであります。そここそがボンドの原点であり、出発点であり、過去との決別の地でもあったのです。。。。さて、シルヴァを倒すことができるのか!!
と言うことで、まずはようやくなじんできたダニエルさんの、おっさんくさいボンドがいいです。ぴりぴりと余裕がなかったいままでの感じと違って、なんとなくゆったりと構えてる風情がよかったです。ギリギリ感が薄らいだのが、いい方向に作用です。なんでしょねえ、007はやっぱ遊び心がないと。
ジェイソン・ボーンの出現以降、映画のアクションの概念が変わったと言われますが、その呪縛にとらわれ過ぎてたような気がいたします。いや、それはそれで十二分に面白かったのですが、007のテイストとはちょっと違うんだなあ、これが。どっかで余裕で、親父ギャグと加齢臭が似合う感じ・・?やっぱ007はそれなんだよなあ。と、勝手に決めてますが、それが無理なく表されてたように思えました。
でも、アクションも十分に迫力あったし、その辺のバランスがよかったと思います。
やっぱ007に必要な要素はQですよね。それもいまどきオタク青年の代表選手みたいなベン・ウィショー!!!!!お見事、ピッタリ!!!合格。
敵は、すんごい迫力のハビエルさん!素晴らしい存在感です。何と言っても007は敵がいかに強いか、すさまじいか!ここにかかってますんで、究極の敵を持ってキターーです。
劣化ウラン弾を撃たれちゃ、アンタちょっとまずいでしょ!と言うところは目をつぶるとして(絶対にボンドはやばいです!)、アストンマーチンのシートベルトがすげーーーかけにくかったなんてのは御愛嬌。あれはあんなふうに・・・・(涙)。そうなんす、こういう余裕の遊び心が007だよなあという見る方の気持ちを納得させてもらいました。
サム・メンデスって、アメリカ人だと思っていたら、イギリス人だったんですね。再認識。
さああて、アタシのお目当ては、言わずと知れたレイフ様でございます!!!!!鼻のない人とか、妙な精神疾患に人とか、最近とんとあのハンサムぶりに素で目にかかれなくて、欲求不満たらたらだったワタクシ。はい、堪能いたしました。レイフさまをあのように扱ってくれただけで、もう満足です。さすがイギリス人。レイフ様の価値をちゃんと分かっての布陣。
大変偏った見方ですいません。レイフ様の追っかけとしては、嬉しい新Mでした。
◎◎◎○
「007 スカイフォール」
監督 サム・メンデス
出演 ダニエル・クレイグ ハビエル・バルデム レイフ・ファインズ ナオミ・ハリス
諦めることなく、追いかけるボンド。しかし、列車の屋根の上でもみ合い、トンネルに入ってしまう手前で仲間のイヴがシュート・・・。弾丸はボンドに当たり谷底にフォールして行く。名簿は敵の手に渡ったまま、MI6はボンドを失い、Mはその責任を取らされ、詰め腹を切らされると。。。
今やMI6は崖っぷち。自分の責任であることは重々承知しているMは、始末をつけるのが本当のやるべきことと身を引こうとしない。敵は着々とMI6の中枢部の入り込んできている。もはやMI6は鉄壁ではない。追い込まれてしまったM・・・・。
じゃじゃああーーん!!ボンドはしっかり生きていた!帰って来た007であります。ちいとすねたMは「電話くらいしなさい!」と。分かります、分かります。全くの放蕩息子。連絡の一つもよこさないで、心配ばかりかけやがる!!強き母と、やんちゃな息子みたいなもんです。
復帰のためには、テストに合格しないとならないと言うことで、しばらくサボってたボンドは、トレーニングに励むのだが息も絶え絶え。お情けで合格?Mの陰謀?完璧ではないながらも、一応現場に復帰。自分が追っていた敵を見つけ、そのバックにいる黒幕を追っかけると。
実は真の敵は、かつてMの部下で、自分と同じ立場であったシルヴァ。Qの秘密兵器(?)でもって彼の居場所を突き止め、連行することに成功。なんだ楽勝じゃん!と。しかし、それこそがシルヴァの計画の一部。MI6に入り込み、中から完全に破壊しようという彼の壮大な計画だった。
なんとか命からがらシルヴァの攻撃を交わしたボンドは、彼を向かい撃つために、自分の生まれ故郷、スカイフォールに行くのであります。そここそがボンドの原点であり、出発点であり、過去との決別の地でもあったのです。。。。さて、シルヴァを倒すことができるのか!!
と言うことで、まずはようやくなじんできたダニエルさんの、おっさんくさいボンドがいいです。ぴりぴりと余裕がなかったいままでの感じと違って、なんとなくゆったりと構えてる風情がよかったです。ギリギリ感が薄らいだのが、いい方向に作用です。なんでしょねえ、007はやっぱ遊び心がないと。
ジェイソン・ボーンの出現以降、映画のアクションの概念が変わったと言われますが、その呪縛にとらわれ過ぎてたような気がいたします。いや、それはそれで十二分に面白かったのですが、007のテイストとはちょっと違うんだなあ、これが。どっかで余裕で、親父ギャグと加齢臭が似合う感じ・・?やっぱ007はそれなんだよなあ。と、勝手に決めてますが、それが無理なく表されてたように思えました。
でも、アクションも十分に迫力あったし、その辺のバランスがよかったと思います。
やっぱ007に必要な要素はQですよね。それもいまどきオタク青年の代表選手みたいなベン・ウィショー!!!!!お見事、ピッタリ!!!合格。
敵は、すんごい迫力のハビエルさん!素晴らしい存在感です。何と言っても007は敵がいかに強いか、すさまじいか!ここにかかってますんで、究極の敵を持ってキターーです。
劣化ウラン弾を撃たれちゃ、アンタちょっとまずいでしょ!と言うところは目をつぶるとして(絶対にボンドはやばいです!)、アストンマーチンのシートベルトがすげーーーかけにくかったなんてのは御愛嬌。あれはあんなふうに・・・・(涙)。そうなんす、こういう余裕の遊び心が007だよなあという見る方の気持ちを納得させてもらいました。
サム・メンデスって、アメリカ人だと思っていたら、イギリス人だったんですね。再認識。
さああて、アタシのお目当ては、言わずと知れたレイフ様でございます!!!!!鼻のない人とか、妙な精神疾患に人とか、最近とんとあのハンサムぶりに素で目にかかれなくて、欲求不満たらたらだったワタクシ。はい、堪能いたしました。レイフさまをあのように扱ってくれただけで、もう満足です。さすがイギリス人。レイフ様の価値をちゃんと分かっての布陣。
大変偏った見方ですいません。レイフ様の追っかけとしては、嬉しい新Mでした。
◎◎◎○
「007 スカイフォール」
監督 サム・メンデス
出演 ダニエル・クレイグ ハビエル・バルデム レイフ・ファインズ ナオミ・ハリス
いい感じの世代交代でした。
今回の主人公はジュディ・デンチでした。
ベンのQは似合ってましたね。
とぼけた感じのオタク青年という雰囲気がよーく出てました。
次回は新たなMにテンションあがってる自分です。
ファンはそこでにんまり。
個人的にはQの復活が嬉しい限り、しかもベンさんでしたよ
ペン型爆弾が古い…とのことなので、今後どのような
アイテムを用意してくれるのかが気になるところです(笑)
クレイグ・ボンドであと何作か撮ってくれるらしい(あくまで、らしい)ですが、新メンバーにテンションあがっちゃった私です
こんだけいい男なんですが、なぜか顔をめちゃくちゃにされる役が多い。
最初が悪かったかな~。「イングリッシュ・ペイシェント」。。。
ポッチャー・ボンドはなしで。。。じゃっかん、キモ系に成長してしまって、がっくりです。
金あるんだから、稼がなくてもいいのでは・・・。
いや、鼻のない人も、妙な神様でもいいのですが、なんか違てたんですよね。
なもんで、すっきりしました。いや、よかった。見方、間違ってるけど。
あちらの映画では、核爆発した後も、何事もなかったりな作品も多々ありましたが、医療的な考証も、ぜひともきっちりお願いしたいです。
鎌仲ひとみさんによると、放射能に一番強いのは、中年の筋肉質の男性らしいのですがね。
鼻があって、蛇がまとわりついてなかったから分からんかった。いや、英国諜報部にでっかい蛇まとわりついてる人がいたら嫌だけど。
ダニエルボンドも・・・・・次からはダニエル・ラドクリフボンドで行くか。
よかったですね~~
見逃さなくってよかったです。
なんか、満足できました。
正統派アクション?間違いなし、ボンド!
でも、みょーに、それが嬉しい。
>劣化ウラン弾を撃たれちゃ、アンタちょっとまずいでしょ!
あれ、すごかったですね。
そのうえ、破片残したまんまで。。。
自分で取り出しちゃって。
突っ込みどころがあるのも、王道アクション
今年もなにとぞよろしくです。
マイペースな更新ですが、お付き合いください。
ハビさんのキモさは、絶品でした。
いろいろと見どころ満載だったんですが、やっぱあたしはレイフさまで!
これから楽しみが増えたシリーズです♡
コメありがとうございます。
ダニエルボンド、やっぱりカッコイイ~
ハビさまのキモさもかなり良かったです。
一度目はお酒入ったのと夜遅い回で寝ちゃったけど
笑
二度目みたら面白かったです~
ランキングもみせてもらいます☆
まじ、草食系。。。印象薄。
今回は、その個性がバッチリで、楽しみが増えました。でへ。
あ~、次回作からの楽しみが増えました!
ピアーズ、もうちょっと若いころからボンドしてると、よかったんでしょうね。
加齢臭が漂う頃からやってもねえ、長続きしない。
やはりこの現実離れしたテイストが好きだなあ。
前二作は、やっぱリアルさを追求しすぎた感じがしましたもん。
次からは、私の目当てはすっかり変わります♡
あ、、嬉しい。
今流行りの(?)の草食系ですもんね~色々とお目にかかりたい役者さんですよ!
相変わらず、軽口が叩けないダニエルですが、それはそれでいいです。芸域の狭い役者ですが。
好きなボンドは、ピアース・ブロスナン>ショーン・コネリー>ダニエル・クレイグ>ロジャー・ムーア>ティモシー・ダルトン>ジョージ・レーゼンビーの順ですかね。
ロジャー・ムーアは軽すぎて、まさに広川太一郎でした。アクションは、おっさん臭いし。
ゴールドフィンガーのときのオナー・ブラックマンは
プッシー・ギャロアというとんでもない名前でした。
それはともかく、今回のようなドラマを経過すると
マネーペニーとボンドの軽口の応酬が必然に
なるわけですね。一度はそういうことになっていると
思ってました。
ああ次回が楽しみだ。え?今度は二部作なの!?
ベンもちょっと違うタイプだし。
やっぱここはレイフさまに背負っていだきましょう。
主役がイケメンじゃないから、レイフがレギュラーになるのはうれしいです♪
まあそれでも十分存在感を出してはいましたが、やっぱ彼のハンサムぶりを堪能したかったのでした。
あーーよかった、よかった。
ニューMに大きな期待です。はい。
でも、どっか腹黒そう。。。。
アタシはモチ、レイフさまですが、ベンもとってもハマってた。彼の持ち味が十二分に生かされてました。
次もちゃんと出てくれるかな。
昔の007だと、んな感じじゃなかったですよ。
缶ビール飲みながら、営業サボってるオッサンが、ちょっと息抜きにボンド見に来てる・・・みたいな。
「ダイ・ハード」の時も似たような雰囲気。
なにはともあれ、楽しめてよかったです。
今年は訃報が多かった年ですが(ジュディ・デンチは違うけど)、いずれ人は去る。
そのことの始末をきちんとつけるってのも、またイギリス流で、寂しさとともに、背筋のピッと伸びる気分も味わいました。
私としては、新顔に嬉しくて、まったくもうの見方でした。。
とにかく、あのラストを見せられた日にゃ~、
『早く次を見させて!』と強烈に思ってしまいましたわ。
全体的に平均年齢が下がったMI6、ボンドが焦ってたところとか、こういうオヤジ目線がいいのです。
新シリーズになってから、ダニエルさん冗談の通じなさそうな雰囲気もやわらかくなって、何となく安心しました。
Mお疲れ様でした!(いつ旦那さん亡くなったのかな?)
旧作へのオマージュ的シーンも、あまりにもさりげなくて、ファン心を刺激してくれました。
私が行った時の会場は、おじさま方ばかり。みんな気合の入った人たちだったみたいで、なんかいい雰囲気でした。
これがFの良さですね。
けじめのつけ方に、うなりました。もちろん、あの程度のけじめは映画の中では今でも、そしてかつてはたくさんあって、列挙するまでもないことも承知しております。
それでもMには敬礼をしたいところです。Mのようなひと、かつてたくさんおられたような。まあ、英国流のノブレス・オブリージュであることは承知していますが。
ボンドもおしゃれもグローバルシーンも良かったですが、それにましてMを堪能する映画でした。