韓国シネマフェス、最後を飾ったのはこれだあ!
そろそろ韓国映画も食傷気味になってきたのだが、「親切なクムジャさん」は見ないと・・・。これで、チャヌク監督復讐三部作はクリア。残る韓国シネマフェスはなにか?復讐じゃなくて、復習のために「復讐者に憐れみを」を借りて来ていたのだが、滅多にビデオ屋に行かないもんで、どんなのが出てるのかもよ-分からん。
おりょりょ!何だ、今時韓国モノは一角を占めるほどになっていたのか・・。見ようと思っていた「アナーキスト」もあるし、見てきたばっかりの「ジェイル・ブレーカー」もしっかりあった。これから見るつもりだった「地球を守れ!」は、ない!と言う事で、これは見ることに決定。
・・・やられました。完膚なきまでに・・・。R-18ではあったけど、これほどすんごいとは・・・・。前日に見たクムジャさんが・・・・どんどんかすんでいく。もう・・・・でしか表現が出来ないほどです。
純朴そうで、ちょっとドン臭いビョング。太目の綱渡り娘、スニと二人で、地球を守る為に日々、警戒を怠らない。地球にはエイリアンがひそんでいて、我々の遺伝子を操作し、人間を滅ぼそうと計画してる・・と思い込んでいる。
そして拉致してきたある化学工場のカン社長。金まみれで、いかにもおえらい社長さんみたいなこの男を、ビョングはエイリアンだと断定する。この工場に勤めていたビョングの母は昏睡状態。ビョングの恋人も工場の不当な扱いで命を落としていた。どう見ても私怨にしか見えないのだが、ビョングはいたって真面目。髪の毛はテレパシーを送るアンテナだと言ってそり落とし、カン社長を監禁する。
段々、ビョングの生い立ちが分かってくる。あまりにかわいそうな生い立ち。変な思い込みを抱くのも無理もないような生い立ちだ。自分がエイリアンだと白状しないカン社長を拷問するのだが、この痛さと言ったら・・・・・。あーーいててて。復讐心の憎悪の大きさといったら・・・・。もう山よりも高く、谷よりも深い。凄すぎる。
あまりの世俗のずれとの可笑しさに笑いながら、こうまでなってしまったビョングの辛さに顔が歪む。あまりに稀有壮大な話、なんせ、エイリアン襲来のお話ですから。おまけに悲恋物語も絡み、刑事が犯人を追うサスペンスまでくっついている。警察内でのさまざまな関係やら、汚職やら、テンこ盛りもここまで来るともう大変。そして、この地球は本当に守るに値するほどのものなのか?という人間に大きな大きな命題までつきつけちゃう。いいのか、こんな映画を作って。
主人公ビョングを演じるのはシン・ハギュン。「JSA」の北の兵士から、「復讐者に憐れみを」の聾唖の主人公、「マイ・ブラザー」では口蓋裂の秀才、「ガン&トークス」では、かっこよくわるみたいな。でも、このビョングを演じられるのはシン・ハギュン、貴方だけです。見事。痛かわいい・・真面目で無垢な目の奥に潜む狂気。あまりに矛盾した男をこうまでぴったりに演じられるのは、コイツだけ。
凄い。今まで見た韓国映画の中でも、この凄さと濃さと痛さは一番かもしれない。これは見逃してはいけないと知らせたかったのだが・・・おそかりし、由良の助・・・・。ふるっ。
そろそろ韓国映画も食傷気味になってきたのだが、「親切なクムジャさん」は見ないと・・・。これで、チャヌク監督復讐三部作はクリア。残る韓国シネマフェスはなにか?復讐じゃなくて、復習のために「復讐者に憐れみを」を借りて来ていたのだが、滅多にビデオ屋に行かないもんで、どんなのが出てるのかもよ-分からん。
おりょりょ!何だ、今時韓国モノは一角を占めるほどになっていたのか・・。見ようと思っていた「アナーキスト」もあるし、見てきたばっかりの「ジェイル・ブレーカー」もしっかりあった。これから見るつもりだった「地球を守れ!」は、ない!と言う事で、これは見ることに決定。
・・・やられました。完膚なきまでに・・・。R-18ではあったけど、これほどすんごいとは・・・・。前日に見たクムジャさんが・・・・どんどんかすんでいく。もう・・・・でしか表現が出来ないほどです。
純朴そうで、ちょっとドン臭いビョング。太目の綱渡り娘、スニと二人で、地球を守る為に日々、警戒を怠らない。地球にはエイリアンがひそんでいて、我々の遺伝子を操作し、人間を滅ぼそうと計画してる・・と思い込んでいる。
そして拉致してきたある化学工場のカン社長。金まみれで、いかにもおえらい社長さんみたいなこの男を、ビョングはエイリアンだと断定する。この工場に勤めていたビョングの母は昏睡状態。ビョングの恋人も工場の不当な扱いで命を落としていた。どう見ても私怨にしか見えないのだが、ビョングはいたって真面目。髪の毛はテレパシーを送るアンテナだと言ってそり落とし、カン社長を監禁する。
段々、ビョングの生い立ちが分かってくる。あまりにかわいそうな生い立ち。変な思い込みを抱くのも無理もないような生い立ちだ。自分がエイリアンだと白状しないカン社長を拷問するのだが、この痛さと言ったら・・・・・。あーーいててて。復讐心の憎悪の大きさといったら・・・・。もう山よりも高く、谷よりも深い。凄すぎる。
あまりの世俗のずれとの可笑しさに笑いながら、こうまでなってしまったビョングの辛さに顔が歪む。あまりに稀有壮大な話、なんせ、エイリアン襲来のお話ですから。おまけに悲恋物語も絡み、刑事が犯人を追うサスペンスまでくっついている。警察内でのさまざまな関係やら、汚職やら、テンこ盛りもここまで来るともう大変。そして、この地球は本当に守るに値するほどのものなのか?という人間に大きな大きな命題までつきつけちゃう。いいのか、こんな映画を作って。
主人公ビョングを演じるのはシン・ハギュン。「JSA」の北の兵士から、「復讐者に憐れみを」の聾唖の主人公、「マイ・ブラザー」では口蓋裂の秀才、「ガン&トークス」では、かっこよくわるみたいな。でも、このビョングを演じられるのはシン・ハギュン、貴方だけです。見事。痛かわいい・・真面目で無垢な目の奥に潜む狂気。あまりに矛盾した男をこうまでぴったりに演じられるのは、コイツだけ。
凄い。今まで見た韓国映画の中でも、この凄さと濃さと痛さは一番かもしれない。これは見逃してはいけないと知らせたかったのだが・・・おそかりし、由良の助・・・・。ふるっ。
この映画本当に面白かったですよね。
途中あまりに残酷で指の間から見たりして(笑)
でも、観ずにはいられない。
やっぱり、ハギュン最高ですよね。
本当に巧い。
「ウェルカム・・・」が早く観たいですよね~
クムジャさんのレビューも読ませていただきました。
あれはあれでまた「深く」、面白かったですね。
また、寄らせていただきます。
いや、、、凄かったです。これは今年の見逃さないでよかったベストに入りそうです。
ハギュンにはまりそうです。
ところでこの映画の監督さんによると
ビョングという主人公の名前は‘病む地球’から来たそうです。もちろん韓国語で。
韓国語で病気のビョウはビョンで、
地球のキュウはグらしいです。
やっぱ感じになると日本語と韓国語の発音は似てますね。
私はこれを聞いた時になんかもっと悲しくなりました。ビョングがかわいそうで・・・
それも全部ひっくるめて、ビョングをやれるのは、やはりハギュンしかいないでしょうね。
韓国映画の今年見た奴の文句なしの№1になってしまいました。
個人的には「復讐者に憐れみを」の彼が
素敵だったなぁ~と思ったんだけど、
本当作品ごとに色んな顔を見せてくれるから、
これからも注目していきたいですね。
これ見逃してたら、多分見ないと思ったから、これ見たのは「運命だあ!」と思ってしまいましたね。
このハギュンは本当にすばらしかったです。
「復讐者に憐れみを」もなかなかでしたが、切れ具合は、こっちですかね。
それにしても、たまには死ななくて、普通に好青年な役を演じてほしいな~とも思います。そういうのもきっと彼なら素晴しいはず。
すごいでしょ。あんな話なんですよ。
あれを何にも知らずに、普通のごく軽い一本として見たあたしの衝撃をご想像ください。
あれ見てから、普通にハギュンは、もう見れませんよ!!ということで、あたしの韓国映画のいまだにナンバー1です。
でも、また見たくはない・・・です。
哀しすぎて。