山とランニングの日記(旧ブログ goo)

山やランについてのブログです。メインサイトはhttp://asakaki.blogspot.jp/で毎日更新しています。

ランニング記録 4月27日から5月10日 充実したGW

2008-05-11 21:40:36 | ランニング週間記録

あっという間にゴールデンウイークが終わってしまいましたね。

一年で一番好きなこの時期、4月はいっぱい走って、5月は涸沢山行でいっぱい登って歩きました。

さすがに、まだ疲れが抜けず、涸沢から帰ってきて、今日、日曜日やっと走ることができました。こんな贅沢な疲れは心地よいですね。


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4月27日日曜日~30日水曜日
 月間目標距離250kmを達成するため必死で距離を稼ぎました。
 なんとか最終日には目標クリアできました。

5月01日木曜日
  昨日までに疲れを抜き、明日からの山行に備えるため、軽くジョギング。

5月02日金曜日~06日火曜日
   GW涸沢山行、今回の山行はよく歩きました。
 懐かしい泥臭い山行できて、楽しめました。

5月07日火曜日~10日土曜日
 涸沢山行の疲れがまったく抜けず、思い切って走るの休みました。ほんと、今回の山行はヘビーでした。

月日

曜日

距離 (km)

時間

時速 (km)

累積 (km)0

備考

4月27日
4月28日
 4月29日
4月30日
5月01日
5月02日
 5月03日







15.0
10.0
16.6
10.0
3.8
5.5
9.5

1:27:40
1:01:30
1:36:36
0:59:27

0:25:00
-
-

10.3
9.8
10.3
10.1
9.1
-
-

8,410
8,420
8,436
8,446
8,450
8,456
8,465

自宅
自宅
自宅
自宅
自宅
上高地~徳沢
徳沢~涸沢

週間合計
距離(km)

70.4

地球一周
到達度

21.1%

 

※体重; 61.2kg(15.3%)でスタート、週末は不明
※月間累積走行距離(4月);.250.9km
 月間累積走行距離(5月);   18.8km

月日

曜日

距離 (km)

時間

時速 (km)

累積 (km)0

備考

5月04日
5月05日
 5月06日
5月07日
5月08日
5月09日
 5月10日







3.0
24.0
15.0
-
-
-
-

-
-
-
-

-
-
-

-
-
-
-
-
-
-

8,468
8,492
8,507
-
-
-
-

北穂東陵
前穂北尾根~岳沢~
涸沢~上高地

週間合計
距離(km)

42.0

地球一周
到達度

21.2%

 

※体重; 不明
※月間累積走行距離(5月);60.8km


GWの涸沢 その3 北穂東陵でスタンディング・アックスビレイ三昧(5月4日)

2008-05-10 23:56:17 | 積雪期登山

GWの涸沢、3日目の5月4日は、Sさんと北穂東陵から北穂高岳アタックです。
左の写真が北穂東陵です。北穂への雪山一般ルート「北穂沢」を途中まで上がり、そこから写真の雪のコルに上がり、そのまま稜線を北穂高岳のピークに向かって登っていきます(写真では左に向かって)。左の岩で黒い部分が「ゴジラの背」と呼ばれるこのルートの核心部です。
Sさんは雪山2回目、本格的な雪稜は初めてです。ただし、このルートを登るために、アイゼンでの歩行、岩登りの練習を積んできました。
今回は安全とトレーニングのために、取り付きのコルから北穂高岳のピークまで、スタンディング・アックスビレイを何ピッチも続けました。15ピッチ以上はあったかと思います。後続のパーティに少々迷惑をかけたかもしれませんが、これでSさんは雪山でのビレイを体で覚えたと思います。ちなみに、このルート、通常は、1ピッチのみスタンディング・アックスビレイをして、残りはコンティニュアスという形だと思います。


核心部のゴジラの背を通過した後のナイフエッジを北穂沢から見たところ(エドヤマさん撮影)。前(左)でスタンディング・アックスビレイしているのがSさん、後(右)が私です。

 ※過去の記事は以下をご覧ください
   速報
   1日目(5月2日)
   2日目(5月3日)


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午前2時に起床、先行パーティが無さそうなので、ゆっくり用意して午前3時30分に真っ暗な中、ヘッドランプを着けて涸沢のテントサイトを出発しました。取り付きのコルまで、前半は北穂沢を登ります。

 
1時間北穂沢を登って、1回目の休憩。左の写真は、私が写真を撮っているところです(Sさん撮影)。右の写真は、翌日登る前穂北尾根、この写真の左下の方に涸沢テント村が見えます。

 
東陵取り付きのコルに向かって登るSさん(左の写真)。日が昇ってくるとすぐに雪が腐ってきてだんだん登るのがきつくなってきます。涸沢から約1時間30分後の5時に取り付きのコルに到着しました。
取り付きで、ザイルを結び、ここから北穂ピークまで延々スタンディング・アックスビレイで訓練しながら登ります。右の写真はリードするSさん。
ちなみに、Sさんは途中どうしても○○っ○が我慢できなくなって、ビレイしながら少し稜線からはずれて事を済まさせました。ただ、ザイルにかかったのではないかと、今でも疑いを持っています(本来は、こんなところで、もよおさないように準備しないと!)。

 
左右の写真は東陵稜線上の私です。天気が良くてとっても気持ちがいいです。


核心部「ゴジラの背」を登るSさん。高度感のある岩稜でスリルを楽しめます。


核心部「ゴジラの背」を通過するSさんのアップです。


北穂東陵最終ピッチ。もう北穂高岳のピークです。ここまでずっとスタンディング・アックスビレイを続けてきたので、取り付きからなんと4時間30分かかり、9時30分になっていました。
写真はSさん、初めての雪稜の登攀を十分楽しめたと思います。

 
左の写真は、北穂高岳ピークの私です。向こうに見えるのは槍ヶ岳です(エドヤマさん撮影)。
右の写真は、北穂高岳ピークから見た滝谷です。今年の夏は、写真の右に見える岩峰「ドーム」中央稜を登る予定です。
頂上では、北穂沢から上がってきた、大学山岳部OBのMさん、FunClimbクラブのエドヤマさん、大学山岳部現役のMさんとYさんと合流、さらに、なんと横尾から登ってきた健脚のOさんとも合流しました。これで今回の涸沢山行のメンバーが全員集合です。

       
北穂高岳ピークから涸沢への下山は、大学山岳部現役の二人と昨日遅刻して涸沢に到着したエドヤマさんにわたしが付き合って雪上訓練をしながら下山しました。
左の写真は、スタンディング・アックスビレイの練習中にエドヤマさんが私を撮影。
右は、ビレイと滑落停止の試験に合格して、早速シリセードで下るエドヤマさんです。彼の滑落停止はとっても上手でした。

 
訓練を終えて(役割を終えて)、やっとわたしもシリセードで下ることができます(左の写真、エドヤマさん撮影)。結局、涸沢テントサイトに戻ったのが13時ごろでした。
もちろん、他のメンバーはさっさと下って、涸沢ヒュッテのテラスで、しっかり飲んでいました。
右は、今回の東陵を語り合うSさんと私。Sさんに、「あの○○っ○のついたザイルは交換しろ」と訴えていたのかもしれません?

ちなみに、大学山岳部OBのMさんは今日が下山日。私たちがテントサイトに着いたころにはスキーで涸沢を下っていたと思います。なんでも明日、ハーフマラソンのレースがあるとか。なんとタフなんでしょうか。

さあ、明日は、私とOさんと大学山岳部現役のMさんの3人は北尾根です!


今シーズン最後はASIA

2008-05-09 23:59:53 | 70・80年代ロック

アンコールは、「Don't Cry」「Sole Survivor」でした。

「ASIA」まだまだ涸沢の疲れが抜けません。今日は気分を変えて山の話はBreak Time、70・80年代ロックの話題です。

なぜなんでしょうか、いつも、好きなロックバンドが来日するのは、雪山シーズンと重なっています。今シーズン最後は、昨年も来日した「ASIA」のコンサートに行ってきました(詳しくはこちら)。

昨年と同様に、自分たちの曲の他に、メンバーそれぞれが過去に所属した歴史的なバンド「YES」「King Crimson」「EL&P」「Buggles」の代表曲が演奏されました。彼らは、わたしにとっては70年台から80年代のプログレッシブロックを集大成したバンド。ASIAのコンサートは、わたしを一気に高校・大学時代にタイムスリップさせます。


実は昨日、名古屋で高校時代の同級生4人と食事をしました。高校時代、無口だったわたしは影の薄い存在だったので、4人の中には初めて言葉を交わす人もいました。なぜ、会食? これはさておき、話を先に進めます。

高校時代にしていたことで、今でも同じことをしているのが、70・80年代ロックのコンサートに行くこと。高校当時、それ以外は、地元を脱出しようと大嫌いな勉強を必死でしていただけ、外タレコンサートの思い出以外当時の記憶が昨日までほとんどありませんでした。

昨日の高校の同級生に続いて、今日は、ASIAのライブを楽しみながら、高校時代、大学時代、何を考えて、どんなことをしていたか思い出していました。高校時代は今みたいにいろいろな人とコミュニケーションして楽しむことってほとんどなかった気がします。高校時代の私ががらっと変わったのは、関西に来て山を始めたころからでしょうか。

今日のASIAのコンサートは、大声で会場のみんなと「Heat of the Moment」と歌いながらとても楽しめました。



GWの涸沢 その2 涸沢はやっぱりおでんとビール(5月3日)

2008-05-08 23:59:37 | 積雪期登山

GWの涸沢、2日目の5月3日は、徳沢から涸沢に移動してベースキャンプを張ります。その後、久しぶりの雪上訓練です。

みんな思い思いのペースで涸沢まで登っていきます。

今日は、昨日に入山した私と、大学山岳部OBのMさん、大学山岳部現役のM君、Y君、そしてFunClimbクラブ(詳細はこちら)のSさんの5人が、徳沢から移動します。
あのFunClimbクラブエドヤマさんは、今日上高地に入山して、雪上訓練の開始の13時までに涸沢に到着する予定でした 。。。。

 
横尾まで途中に、こんな立派な工事用道路がありました。昨年の秋に作られた臨時の工事用道路みたいです。
右の写真は横尾から見た学生時代に登った屏風岩東壁。まだ今の私にはこれを登る体力はないですね。

 
本谷橋、これをすぎると一面真っ白な銀世界です。雪の斜面を必死で上がっていくと涸沢ヒュッテの鯉のぼりが見えてきます(右の写真)。もう少しだと、みんな思うのですがここからが長い。みんなバテる場所です。


涸沢にテントを張ります。まだあまり人がいないので、良い場所をゲットできました。写真では見にくいですが、テントの前で目印のVISSEL KOBEの旗を立てました。


雪上訓練前に、不謹慎ですが、ビールとおでん。やっぱり涸沢はこれがなくては。本日上高地から入山するエドヤマさんがなかなか到着しないので、ビールのジョッキが並びます。写真は、左からMさん、Sさん。
※もちろん、今回のメンバーでもある大学山岳部現役の2人は最終日までお酒は御法度です。

結局、エドヤマさんがなかなか来ないので、エドヤマさん抜きのメンバーで雪上訓練を開始しました。

エドヤマさんは、翌日わたしが北穂の帰りに特訓します!

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滑落停止 大学山岳部現役のMくん やる気満々で、いいですね

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滑落停止 大学山岳OBのMさん さすがOB、体が反っていて鋭いフォームです。
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FunClimbクラブのSさん 足が上がるようになって形になってきましたが、あと数十回はトレーニングしないと危ないかな?</EMBED>


GWの涸沢 その1 初日は徳沢でのんびりと(5月2日)

2008-05-07 23:59:57 | 積雪期登山

GWの涸沢は、わたしの大好きな「徳沢」のテント泊から始まりました(5月2日)。

以前は大阪から松本行きの夜行急行列車があったので、上高地から涸沢まで1日で十分入ることができました。今は、夜行列車も無くなり、この時期、上高地行き夜行バスもありません。そのため、関西から公共交通機関を使うと上高地から涸沢まで行くにはどうしても途中で一泊する必要があります。

そんなわけで、途中のテントサイトを今回も大好きな「徳沢」にしました。本日入山した他のメンバーも横尾までは行かずに徳沢泊まりを選択したようです。

芝生の広いテントサイトはまだ青くはないですが、開放感がいっぱいです。目の前には明神岳、前穂高岳の迫力のある姿。そして極めつけは、朝、夜明けとともに小鳥の大合唱が始まりそれで目が覚めるんです。
徳沢はとってもリラックスできる場所です。山に登る体力が無くなっても、ここだけは時々キャンプしに来たいと思います。


今年は、もうこの徳沢にはほとんど雪が残っていませんでした。
広々とした芝生のテントサイトは開放感いっぱいです。

 
気持ちが良いので夜は外のテーブルで食事。翌朝は、景色を見ながら、そして小鳥のさえずりを聞きながらゆっくり食事を楽しみました。


早朝、横尾に向かう途中、左手には黒々とした前穂高東壁がくっきり見えていました。まだ一度も登ったことがないのでいつかはチャレンジしてみたいと思います。今回は右のスカイライン「北尾根」から前穂のピークに上がります。

まわりのすばらしい景色と鳥の声と緑の香りを楽しみながら、のんびりと横尾に向かっていきます。。。。


「しなの」で松本に向かっています

2008-05-02 12:55:21 | 積雪期登山

今、大阪から「しなの9号」に乗って中央線を松本に向かっています。

朝からビールを飲みつつ、実はパソコンで必死資料づくりをしていました。休み明けの仕事の資料づくりが木曽福島を過ぎてやっと片付きました。
同伴者のSさんには、「セルフレスキュー」の本をわたしておいたのですが、先ほど彼の席を覗いたら気持ちよさそうに寝ていました。うーん、大丈夫かな? 
自分の命を守る術は完全にマスターしてほしいなあ。

今日の天気は数日前の予報とは異なり、曇りです。車窓からは遠くの山は見えませんが、やっと仕事が片付いたので、これから山のモードに入っていきます。松本に着いたら上高地に向けて、電車とバス、そして8kmほど歩いて夕方には徳沢でテントを張ります。
今回は4泊もできるので、じっくり山を、自然を楽しみたいと思います。

PS. 5月3日から5日までブログはお休みです。


かすみがうらマラソン2008 まとめ

2008-05-02 00:00:57 | 出場マラソン大会

ちょっと間が開いてしまいましたが、4月20日に開催されたかすみがうらマラソン2008(公式ページはこちら)についてまとめてみました。

まずは、2万人(内フルは1万人弱)が参加したこの大会の運営のすばらしい点をご紹介したいと思います。

  • 当日受付の必要がなく、会場も駅から近いので、朝は余裕を持って準備ができます。マラソン大会で初めてアップなどしてしまいました。
  • 通常の荷物預かりの他に仮設のロッカーがあります。これで貴重品も安心。
  • トイレの数が多く、他の大会から比較して並ぶ時間がかなり短くてすみます。
  • スタート時に関西の大会でよくある横入り等によるゴタゴタがなく、非常にスムーズです。特別に管理が厳しいわけでもないので、参加者のマナーの違い、要するに首都圏と関西の文化の違いかなと思いました。首都圏のランナーを見習わないといけないですね。
  • 1kmごとにある距離表示でペースの確認を細かくとることができます(途中一箇所おかしいところがありましたが)。
  • 会場が駅に近いので、近くに飲食店が多くオフ会の会場探しが容易。

もちろん、街ぐるみで応援してくる雰囲気は、関西の篠山マラソンや福知山マラソン同様、とっても暖かい気持ちにさせてくれます。私の記録は残念ながら今一でしたが、とてもすがすがしい大会でした。

肝心の記録は以下の通りです。
スタートのロスがわずか29秒(ただし、スタート後しばらくノロノロでした)、トイレもレース中一度も行かなくて、このタイムだったので、ちょっと残念でした。前半のアップダウンの影響が後半に出てしまいました。修行不足です。

 グロスタイム 3:16:15
 ネットタイム  3:15:46
 フルマラソン総合順位 586位/9733人


 LAP TIME
  10km  0:44:07
  20km  0:44:15
    half:    0:05:04 (1:33:26)
  30km  0:41:07/0:46:11
  40km  0:50:41
  42km  0:11:01



かすみがうらマラソンでは、他の大会でよくあるパンフレットはありません。新聞形式で大会の説明や参加者名簿が掲載されています。わたしはこれで十分だと思いますので、なかなか良いアイデアだなと思いました。

 
前夜土浦駅に到着しました   土浦駅から会場に向かいます 

  
仮設のロッカーは便利     のんびり準備する私(Kさん撮影)

  
会場のトラックでアップ      10マイルのスタート(Kさん撮影)

   
沿道の応援にこんな山車が   有森さんは今日は伴走役です
(Kさん撮影)            (Kさん撮影)

  
ゴール間近のわたし  やっとゴールです、今回はきつかった。


ゴール後、記録は残念でしたが、とても気持ちがよかったのでKさんに記念写真を撮ってもらいました。


完走証です、すぐにもらえるがうれしいです


ゴール記念のTシャツです。
ミズノのTシャツで、なかなかセンスはいいのですが、スポンサー名が英語だったらもっとよかったです。