北アルプスが好きな方には是非読んでほしい一冊です。
「北アルプス この百年」
山を登って、いつも当たり前のように使っている登山道、山小屋、そして、山頂に行くと当たり前のように立っている祠。急登に息を切らせ、自然の美しさに完全に浸っていると、その存在は特別なものではなく当たり前のように感じている方がほとんどだと思います。
いつごろ、どのようにしてこの道は出来たのか? 人の名前がついている道があるのはなぜなのか? 山頂の祠はどのようにして出来たのか? 山小屋は誰がいつ頃作ったのか? そんなことを教えてくれるのが、この本です。
北アルプスは近代登山が始まる前から、生活の場、宗教の場であって、お金持ちによる登山が旅行の延長線上で盛んになってくると国から許可をとって営業小屋が建ち始めたそうです。
この本を読むと北アルプスをまた違った角度から楽しむことができそうですね。
東京マラソン2010の完走証が送られてきました。
もうずいぶん前のことにように思えますが、最近、冷たい雨に降られることが多いので、よくもまあ、あの雨の中走ったものだなあと自分で感心してしまいます。
完走証が揃ったので、わたしの東京マラソン2010を整理してみました。
記録 3時間19分42秒(ネット;3時間19分14秒)
順位 1478位/30170人中
やっぱり写真を見ても寒そうです。レース中の写真はデータをDVDでまとめ買いできるということで、その誘惑についつい負けて購入してしまいました。この写真ビジネスは、Fさん出身のベンチャーさんがしています、確実に伸びてきていますね。
わたしのゼッケンと完走証。レースが終わるとゼッケンを捨ててしまう人が結構いますが、わたしにとってはゼッケンも頑張った自分の証ですから、大切に保存しています。完走証ももちろん大切にしています。
左は、参加賞のTシャツと完走のメダル。右は完走のタオル。これらは初回の大会の方がよかったです。
Tシャツはデザインが今ひとつ、初回の方がずっとよかった。メダルは実用的でないので、ストラップとかキーホルダーの方がわたしは好きです。タオルはアシックスのロゴが大きすぎて、アシックスのタオルみたい。わたしは、初回のようにポンチョを期待していました。
★東京マラソンのITは頑張っている
今やマラソン大会のICチップによる計測は当たり前ですが、東京マラソンは特にITに力を入れていると感じました。
初回の大会から比べてもかなりグレードアップしています。例えば、初回は選手のラップタイムをリアルタイムで配信するサイトが輻輳してまったく大会中は接続できなかったのですが、今回は非常に軽快に動いていました。
また、ゴールの動画サイトも、ゼッケンを入力すると自分のゴール直前から動画を見ることができます。これはMPEG7でも使っているのでしょうか。なかなかよく出来ています。
ゴール動画サイトはこちらです。わたしのゴールは、この画面でゼッケン番号11250と入力し、左側のプレイボタンをクリックすると見ることができます。ちなみに11259と入力すると猫ひろしさんのサブスリーのゴールを見ることができますよ。
ふるさとの山車祭りが終わって、追い込みで今月の走行距離を稼ごうと思いましたが、天気が悪いし、寒いし、おまけにいろいろあって結局、この週は40kmにも到達しませんでした。先月までの貯金は今月で完全に使い果たしそう。
長野マラソンまであと20日あまり、残り二週間しっかり走り込みをしなければ。加えて、富士登山競争に備えて、脚の筋力アップを考えた負荷をかけないといけないです。
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3月21日日曜日、実家愛知県半田市の乙川祭二日目。
3月22日月曜日、乙川祭の後片付け。
3月23日火曜日、さくらはまだ大丈夫。代々木公園を走る。
3月24日水曜日、雨が上がっている合間に8kmだけ走る。
3月25日木曜日、東京は一日中雨。午後神戸にもどる。
3月26日金曜日、朝、6.6kmだけ走る、神戸の桜はまだ大丈夫か。
3月27日土曜日、 時間が取れず走れず。今月の走行距離は目標の250kmは完全に諦める。
月日 |
曜日 |
距離 (km) |
時間 |
時速 (km) |
累積 (km) |
備考 |
3月21日 |
日 |
6.0 |
- |
- |
14,220 |
愛知県実家 乙川祭 |
週間合計 |
38.5 |
地球一周 |
35.6% |
|
※月間累積走行距離 (3月); 142.8km
3月12日から14日に登ってきた八ヶ岳のレポです。
メンバーは、Mさん、FunClimbクラブ(詳細はこちら)のSさんとわたしの3人です。
今回の目的は中山尾根と摩利支天沢大滝を登ることでした。ただ2日目の天気が予想以上に悪かったため、結局、アイスクライミングは、初日に練習のつもりで登った大同心大滝だけとなりました。3日目に登った中山尾根は天気もよく最高のクライミング日よりでした。今回、大滝も中山尾根も取り付きまでまったくトレースが無く、わたしたちがラッセルしてどちらもトレースをつけました。これも山行の充実度をグレードアップしてくれています。
赤岳鉱泉手前から見た大同心大滝。
下山に使った地蔵尾根途中から見た中山尾根。複数の尾根が重なって見えるので判別がなかなか難しくこのルートは正確ではないかもしれません。
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1日目(3月12日) 赤岳鉱泉に上がってテントを張ったあと、そのまま、大同心大滝を登りに行きました。トレースに誘われてついつい大同心稜に迷い込み、一度戻ってトレースのない沢筋を必死でラッセルして取り付きました。結局赤岳鉱泉から取り付きまで3時間もかかってしまいました。
延々ラッセルを続けるとやっと大同心大滝が見えてきます(左、Mさん撮影)。右は、大滝をリードするわたし(Sさん撮影)、アイスキャンディでのウォーミングアップ無しなので正直ちょっと怖かったです。
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取り付きまでのラッセルで時間を浪費してしまい、各自1本しか登れませんでしたが、他に人もいなくアイスクライミングを十分楽しめました。動画で登っているのはMさん。
2日目(3月13日) 朝から天気が悪く、赤岳鉱泉から中山乗越にテントを移動。中山尾根の下部岸壁取り付きまでは例によってトレースがまったく無かったので、ラッセルだけして明日に備えることにしました。この時点で、摩利支天沢大滝を登ることは今年は諦めました。
3日目(3月14日) 天気はすっかり回復しました。朝ぐずぐず用意をしていたら、2パーティに昨日私たちがつけたトレースに入り込まれ、先行されてしまいました。この日、人気のある中山尾根は大混雑、上部岩壁で渋滞に巻き込まれるなどとても時間がかかってしまいましたが、天気が良かったので、とても快適でした。上部岩壁の体が外に出て思い切って登るところはとっても気持ちよかったですよ。
2日目は、中山尾根下部岸壁取り付きまでトレースを付ける(左)
3日目は、天気も回復し下部岸壁(中)、上部岩壁(右)とアルパインを楽しみました。
左の写真の橙色のヤッケが上部岩壁をリードするわたし(Mさん撮影)。右は上から見下ろしたMさん。
上部岩壁2ピッチ目以降はSさんとMさんにおまかせ。
左は岩場の最終ピッチを抜けたわたし(Sさん撮影)、右は終了点に到達したSさん。
今回の八ヶ岳山行のアルバムはこちらです。
動画については、YouTubeのわたしのチャンネルにアップしています。
ちょっと問題があって、予定をすべてキャンセルして急遽出張先の東京から神戸に戻ってきました。最近は、神戸の桜は東京より後に咲きますが、今年は出来るだけ桜の満開が遅れてほしいです。毎年、少しの時間だけ娘を連れ出して家族で行く花見、今年も楽しめるように。
毎年3月ってこんなに天気が悪かったでしょうか。
雨で朝ランできない日が多いし、異常に寒い。東京の定宿から冬のランニングウエアを引き上げてしまったので、今週、代々木公園の朝ランが結構きついです。
毎月の目標、月間走行距離250kmがかなり厳しくなってきました、せめて雨だけ降らないようにと祈っています。
4時間半の制限時間内に富士吉田市役所から富士山山頂まで3000mを一気に駆け上る富士登山競争、再び挑戦することにしました!
昨晩、疲れてすっかり富士登山競争のエントリーが0時から始まることを忘れて寝てしまいました。今朝、山仲間のMさんから、「富士登山競争にエントリーしました」というメールが来ていたのを知って、なぜか慌ててわたしもエントリーしてしまいました。
エントリーが遅れたので先着順に漏れるかもしれませんが(本当はそうなってほしいと考えていたりして)、自分の年代も変わるのでもう一度完走の興奮を目指そうと決意しました。富士登山競争の公式サイト(こちら)のコピー「ここには過酷に挑む価値がある」格好いいです。
エントリーが確定したら、また、重りを足首につけたり、急坂のコースを走ったり厳しいトレーニングに入ろうと思います。
現時点でわたしの知人は3名頂上コースに挑むとのことです。3000mを制限時間内に登って、30cm高い台に自分を押し上げて新しい世界を見てみようと思います。