山とランニングの日記(旧ブログ goo)

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秘蔵の写真 カラコルムの思い出

2008-05-24 11:20:15 | 海外登山

先日、ハセツネカップの件で、長谷川恒夫さんに関連する写真を探すときに(過去の記事はこちら)、久しぶりに学生時代にパキスタンのカラコルムに行ったときの写真を見ました。

そこで、今日は、当時撮影したわたしの秘蔵の写真をご紹介します。
下記の写真は誰だかわかりますか。


そうです。世界で初めて8000m峰全14座を登頂したあの登山家であり冒険家のReinhold Messnerラインホルトメスナー)です。
メスナーについて詳しくはこちら
  2006年の日経BPの記事はこちら

1984年、パキスタンのラワルピンディで偶然、私たちの隊の泊まるホテルに、同じようにカラコルム入山前の準備にやってきました。「同じように」といっても、彼ら(二人)は無酸素アルパインスタイルで、ガッシャーブルムI峰 (8068m)、 II峰 (8035m) の世界初の縦走に挑むものです。わたしたちは、学生中心に総勢11名でゆっくりサンゲマルマールという7000mの山の初登頂を目指すものでした(過去の記事はこちら)。
私たちが登頂して下山し、このホテルに戻ってきたときには、メスナーはとっくに8000m峰の縦走を成功させ、帰国されていたそうです。写真は、ホテルの庭でテントの点検をしているメスナーです。ニッピンのメスナーテントが手前にあります。これ今でも現役で販売されていますね。


メスナーの突然の登場に、私たちの学生の遠征隊メンバーは大騒ぎです。写真はメスナーにサインをみんなでもらっているところ。メスナーの左横背後にいるのが、学生時代の私。FunClimbクラブのN先輩は左に上半身はだかでサインをもらう順番を待っています。