山とランニングの日記(旧ブログ goo)

山やランについてのブログです。メインサイトはhttp://asakaki.blogspot.jp/で毎日更新しています。

カシオペアの朝、久しぶりの北海道

2008-05-21 06:20:23 | 旅・出張

朝5時に起きると、久しぶりの北海道です。
ディーゼル機関車がゆっくり客車を引いて札幌に向かっています。

さっそく、展望車に行って、北海道をいっぱい味わいながらブログを書くことにしました。いいですね、やっぱり。夜、飛行機でやってきてもこの感じは味わえないです。時間をかけて、ゆっくりやって来てこそ、北海道ですね。
初めて、北海道に来たときは、大阪から急行「きたぐに」に乗って青森まで来て、そこから青函連絡船にのって、さらに函館からまた急行に乗るという、大旅行でした。

天気もよくなってきたし、ほんと気持ちの良い朝です。


カシオペアの展望車 早朝から賑わっています。

 
朝日を浴びながら、ブログを書きます。  虹が見えました。


ちょっと贅沢な朝食。昨日夜のディナータイムは
高くて食堂車に入れませんでした。


今夜はカシオペア==☆

2008-05-20 21:00:11 | 旅・出張

明日から仕事で久しぶりの札幌です。

普通の方は、飛行機で行くのでしょうが、中学生のころ鉄道オタクだったわたしは、この長距離の移動はもちろん、寝台列車を利用します。時間はかかりますが、飛行機と料金は変わりませんので、今回も寝台列車のチケットを取って、ゆっくり北海道に向かいます。


上野駅、いつも寝台列車に乗るときは、わくわくして、カメラを手に持っています。

今日は、東京で仕事だったので、夕方上野から出発し、朝9時過ぎに札幌に到着する「カシオペア」で札幌に向かうことにしました。この手の北海道に向かう寝台列車は、大阪からのトワイライトエクスプレス、上野からの北斗、カシオペアなどがありますが、どの列車もなかなか切符が取れません。今回、唯一カシオペアは、部屋に余裕がありました。
※詳しくは、Wikipediaはこちら、JRはこちら

 
カシオペアを牽引する機関車は、黄色のフェイスです。展望車は、上野からもうおばさま方に独占されています。わたしは、早起きして静かに北海道を眺めようと思います。

北海道に向かう寝台列車は、リゾート型の個室を中心とす寝台列車ですので、食事も豪華です。ただ、さすがに、食堂車のフランス料理は高くて、一人で食べるのもばかばかしいので、上野でいっぱい買い込んで乗り込みました。

まずは、東北に列車が入る前に仕事を一気に片付けます。寝台列車の小さな部屋に入るととてもリラックスできて、仕事の効率は格段に上がります。わたしは小さな部屋が大好きです(座ったままで手を伸ばせばすべてが届くようなサイズ)。自宅の自分の部屋も小さいですし、山のテントも同じですね。

 
本日のわたしの部屋は7号車の二階の下になります。ツインですが結構狭くて、わたし好みです。目の前にお預けのワインのビンを並べて、仕事を急ぎます。

外が真っ暗になったころ、PCで70・80年代ロックのライブDVDを見ながら、買い込んだ食べ物とお酒でくつろぎます。


まずは、EL&Pから始めました。いろいろDVDとお酒を持ち込みました。

夜明けには北海道、寝台列車の朝はとっても情緒があっていいのですよ。それを楽しみに、今夜はワインを飲んで、列車の振動を心地よく感じながら早めに眠ります。


【山グッズ】新しいストック

2008-05-19 00:05:11 | 山グッズ

これまでずっと使っていたストックが、どうもねじの調子が悪く、長さの調整が思うようにできなくなってきたので、新しいストックに交代させました。

今回はLEKIの「エルゴメトリックグリップ」のストックを選びました。エルゴメトリックグリップは、吸汗速乾性の高いサーモグリップのため、軽くてになじむうえ、衝撃吸収力もアップし、長時間使用しても疲れにくいそうです。実際使っていて、いぜんのストックよりずいぶん手になじみがいいです。さらに、グリップはロングタイプなので、咄嗟に短く持ち替えることができ、登り等で便利です。

それにしても私たちが学生の頃は、スキー以外、ストックを持って山に入ることはなく、ストックを使うのは高所登山の下部キャンプで荷揚げするときぐらいでした。ですので、山を再開してからもしばらくは、大げさに見えてストックを使うことは考えていませんでした。ところが一度使ってみると、登りや下りがとても楽なので、それ以降ずっと手放せないです。下半身の筋力が衰えてきている中高年には、荷物が重いときは必須アイテムですね。ちなみに私は、ダブル用のストックをシングルで使っています。


ランニング記録 5月11日から5月17日 どうも走れません

2008-05-18 13:30:24 | ランニング週間記録

先週は、結局3日しか走れませんでした。距離もたった36.6km。

まだ、涸沢の疲れが残っているのに加えて、どうも最近朝に腹筋が張って痛むため、なかなか走る状態にならないのです。そう、火曜日の皇居ランのオフ会もきつかったなぁ。

走らないと体重がどんどん増えそうなので恐怖なんですが、当分はゆっくり走って体調を整えていこうと思っています。年齢的にも、激しい運動を続けるには、いろいろ体のメンテナンスが必要なようです。
一般の人が、専門的なトレーニング指導を受けれるようなところって、どこかにあるのでしょうか。

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5月11日日曜日、涸沢山行以後、最初のランニング。どうも疲れがとれなく、ゆっくり走る。

5月12日月曜日、疲れがまだあるので、ランニングは無し。

5月13日火曜日、朝自宅で、6.6kmのジョグ。夜は東京に移動して皇居のナイトラン。そのオフ会がハードでびっくり。

5月14日水曜日、昨日のオフ会疲れで、今日のランは無し。

5日15日木曜日、雨で走れず。

5月16日金曜日、体全体に疲れが残っているので、無理をせずにランは無しとする。

5月17日土曜日、朝10kmのジョギング、その後、不動岩にクライミングに出かける。

月日

曜日

距離 (km)

時間

時速 (km)

累積 (km)

備考

5月11日
5月12日
 5月13日

5月14日
5月15日
5月16日
 5月17日








10.0
-
6.6
10.0
-

-
-
10.0

1:00:29
-
0:39:00
0:50:28
-
-
-
1:00:37

9.4
-
10.2

11.9
-
-
-
-

8,517
-

8,534
-
-
-
8,544

自宅

自宅

皇居2周ナイトラン

 



自宅

週間合計
距離(km)

36.6

地球一周
到達度

21.3%

 

※体重; 週末は61.6kg(16.0%)
※月間累積走行距離(5月);.97.4km

【FunClimb通信】夏の岩登り本番に向けて練習開始

2008-05-17 23:59:18 | FunClimbクラブ通信

今日は、FunClimbクラブのSさんと一緒に裏六甲の不動岩に行ってきました。
GWの涸沢も終わり、いよいよ夏の岩登り本番の練習開始です。

今年の夏は、わたしは、以下を予定しています。
・北穂高岳滝谷・ドーム中央稜
・北岳バットレス・ピラミッドフェース
 できたら中央稜継続に
 ついでに日程が許せば鳳凰三山縦走
・休み取れたら、9月にもう一本
 谷川岳など、、

安全に登るため、しっかり練習しないとね。

参考;FunClimbクラブ 2008GWの山行 「涸沢」
    http://pub.ne.jp/asakaki/?entry_id=1386670


GWの涸沢 その5 快晴の中のエンディング(5月6日)

2008-05-16 23:05:50 | 積雪期登山

2008GWの涸沢、エンディングです。

最終日は、ちょっと風が強いのですが、ど快晴です。
昨日の長時間行動の疲れで、完全に明るくなってから起き上がったのですが、テントの外を見ると、空は真っ青。「なんで昨日晴れてくれないの」とみんなつぶやいたなんじゃないかと思います。

あんなにいっぱいあったテントは、GW最終日の今日はもう何張りも残っていません。ちょっと寂しいですね。テントを風に飛ばされないように慎重に畳んで、下山の準備。

みんなで記念写真撮ったりした後、それぞれのペースで涸沢から上高地に下山を開始しました。わたしは何度も何度も後を振り向いて、真っ青な空に映える穂高連峰を眺めながら、充実した気持ちでゆっくり下山をしていきました。

さすがに来年はないけど、数年後の五月は、また、ここに戻って来ようと思います。


 
北穂高岳・東陵をバックにみんなで記念撮影(私は左から3番目)
※Oさんのピッケルに固定されたカメラでタイマーで撮影されています。


少しテント場から下山して振り返ると、前穂高つリ尾根奥穂高がとってもきれい。この中に立っていると涸沢を自分だけで独占しているみたい。思わず、前を行く、エドヤマさん、Sさんを呼び止めて、写真を撮ってもらいました。写真はSさん撮影です。

 ※過去の記事は以下をご覧ください
   速報
   1日目(5月2日)
   2日目(5月3日)
   3日目(5月4日)北穂高岳東陵
   4日目(5月5日)前穂高岳北尾根

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Oさんから写真が送られて来たので、彼の写真を最後にご紹介します。


北穂高岳の登りで撮影された雷鳥。今回、わたしも、雷鳥には何度も出合いましたが、いずれも撮影できる天候ではありませんでした。Oさんはラッキーだったと思います。


北穂高岳のピークの直下で風を避けながら記念撮影。こんなに多く人とパーティを組んで山に入ったのは学生以来です。涸沢は人数が多い方が楽しいですね。


前穂高岳北尾根Ⅲ峰核心部。わたしがビレーをして、山岳部現役のMくんがリードをします。


Ⅲ峰核心部の凹角をMくんが抜けます。


Ⅲ峰核心部の上部、クラックを利用して私が突破しようとしています。天気は良く無かったですが、北尾根のクライミング、楽しめました!

【山グッズ】山で使うカメラ

2008-05-15 23:59:05 | 山グッズ

仕事でITやっていますが、カメラや印刷の世界はこのIT技術によってガラッと変わってしまいましたね。

中学生のころカメラ小僧だったわたしは、生意気にもすでにNikon F2を持っていました。山を始めるとさすがにお金がなくて、重いカメラも苦痛で、F2を売って軽いNikonFMをずっと使っていました。すごく丈夫で、愛用していました。
ですが、10年ほど使うと、FMはフィルムの巻き上げが故障し、そこで、NikonからCanonに乗り換えました。当時から人気だったブランド、EOS Kiss。これが今のわたしのカメラです。もちろんフィルムです。山に行くときは、必ずスナップ用のコンパクトデジカメと自然の撮影用にこのEOSを持って行きます。
フィルムのEOSは何がいいって、その軽さです。デジタル一眼って、結構重いのですよ。それとやっぱり山の風景を撮るならリバーサルフィルムにかなうものはないと思います。しかし、このEOS、最近山でハードにパッキングするので、レンズのプラスチックの部分が割れてしまいました。今でも修理してくれるのでしょうか? ちょっと不安です。
※ちなみに私はアンチ・デジタル一眼派ではないです。デジタル一眼がまだまだ発展途上なので、様子をみています。もっと軽くなって、防塵・防滴で、電池が長持ちして、動画が撮れて、ライブビューが当たり前になったらデジタル一眼を買おうかなと思います。

わたしは山で自分が感じたイメージや感動を写真にしっかり残したいと思っています。でも。なかなか難しいですね。どうしたら、あの気持ちを写真に表現できるのか、きちんと勉強したいなあと思うのです。

PS
最近、防水のコンパクトデジカメがほしくて、ほしくて。
昔は、天気の悪い日はほとんど山の写真がなかったのですが、天気の悪い日の写真こそ、厳しい山を表現してくれます。防水でないコンデジを使っていたのですが、この数回の雪山で、レンズのシャッターが開かないなどトラブル続き。涸沢ではレンズが曇ってしまいました。やっぱり、高価だけど、山では防水デジカメだなと思います。


ハセツネカップに出ましょう!

2008-05-14 23:59:19 | 出場山岳ラン大会

先日ご紹介したGWの北尾根、ここを登って、ハセツネカップ(日本山岳耐久レース「長谷川恒夫CUP」)に出る気持ちが固まりました。

このレースは、制限時間24時間、全長71.5㎞。奥多摩主要峰全山を縦走する国内最高峰のトレイルランニングレースです(くわしくはこちら)。


ハセツネこと、長谷川恒夫さん(詳しくはこちら)は、わたしたちの年代ではとても有名な登山家でした。彼は、ヨーロッパアルプス三大北壁の冬期単独初登攀を成功させ、アコンカグア南壁を登った後、ヒマラヤ、カラコルムへと進みます。
わたしが学生のころカラコルムの「サンゲマルマール」を登った年は、ナンガパルバットに単独で挑戦したと思います。私たちの隊が成田を出発するときに、彼の支援者からビデオカメラ用電池のハンドキャリーを頼まれたのを記憶しています。
その後、彼は、私たちが登ったサンゲマルマールの隣の山、「ウルタル」で雪崩で亡くなってしまいます。奥様がそのあと、麓の村フンザに学校を寄付されたとか。そんな背景もあるので、彼を記念して開催されている山岳耐久レースは、以前から興味がありました。

 
長谷川恒夫のウルタル    私たちが登ったサンゲマルマール

 
アプリコットが実るフンザ村   フンザの子供たち(後ろ姿は私)


でも、”70kmをヘッドランプをつけて奥多摩を走り抜ける”というこのレースにどうしても自信が無く躊躇していたのですが、今ならやれるという自信が、先日の山行でつきました。
昨年、富士登山競争で味わった感動以上のものが味わえるのではないかという期待を持って、これから練習に励みたいと思います。

もちろん、一人で出るのは寂しいので道連れを現在募集しています。FunClimbクラブのSさん、エドヤマさんも出ると言ったはずです。あとはFunClimbクラブのKさんと山岳部OBでハセツネ経験者のMさん口説いて、会社のKくんを業務命令で引っ張り出そうかな?


今夜は皇居でナイトラン

2008-05-13 23:59:31 | 出張ラン

今日は、友人に誘われて某外資系の会社のみなさんと、皇居でナイトランをしました。
この会社ではトレールランやマラソンが好きな人が異常に多く、毎月、10人以上の方が集まって皇居をみんなで走っているそうです。いろいろな山岳レースやトライアスロンの話が当たり前のように飛び交っていて、ちょっとびっくり。
ただただ、すごいなあ、、と思うばかりでした。


都心のお風呂屋さんは、今や、ランナーの更衣室
ここで着替えて、皇居を走りに行きます
「稲荷湯」大手町の駅のすぐ近くにあります。


皇居の夜は、たくさんの人が走っています
前回朝走ったときは、排気ガスが気になりましたが、この時間に走るとなぜか、あまり気になりません。


GWの涸沢 その4 前穂北尾根そして再び上高地から涸沢に(5月5日) 

2008-05-12 23:59:09 | 積雪期登山

GWの涸沢、4日目の5月5日は、前穂高岳北尾根を登りました。

今日の北尾根メンバーは、私と、大学山岳部OBのOさん、現役のMさんの3人です。前穂からつり尾根経由で奥穂・白出しのコルへ行く予定です。
FunClimbクラブのSさん、エドヤマさん、山岳部現役のYさんはあずき沢から白出しのコルまで登り、私たちと合流して奥穂高アタックの予定でした(諸事情があり、白出しのコルに上がったのは、SさんとYさんの二人でした)。左の写真は、Ⅴ峰の登りです。


前穂高岳北尾根のルート

 ※過去の記事は以下をご覧ください
   速報
   1日目(5月2日)
   2日目(5月3日)
   3日目(5月4日)北穂高岳東陵


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朝2時起床・3時に涸沢テントサイトを出発。北尾根取り付きでのⅤ・Ⅵのコルに到着したのが、朝4時30分ごろです。この朝は、特別暖かく、雪はまったく凍っておらず、早朝から腐った雪のラッセルでした。また、ガスが出ていて視界はあまりよくないです。

      
   Ⅳ峰の登り         Ⅳ峰の奥又白側トラバース


Ⅲ峰核心部、ここは体がかなり宙に出ます。晴天だったら、この真っ白なガスの向こうはすっぱり切れていて高度感抜群です。写真はOさんです。

      
  現役のMさん、ビレイ中    Oさん、核心部の終盤です

Ⅲ峰を登り始めたころから、ガスの中に細かい雨を感じるようになりました。雪が腐って状態はあまり気持ちいいものではなく、Ⅲ峰核心のチムニーの他に、何カ所かザイルを出さないと怖い状況でした。
結局、すべてを登りきって前穂高岳の頂上に着いたのが11時くらい。この時間になると、雨は小降りですが、風もあり、ガスはかなり濃くなっていました。この状況で、前穂からつり尾根へのルートを探しましたが、ホワイトアウトしていて、トレースも見つからず、よくわかりません。トレースを探しながら磁石を頼りにつり尾根が顕著になるまで強引に進んでも、雪が腐っているので奥穂まで行くと時間切れになってしまう可能性があります。

一方、岳沢側にはしっかりとしたトレースが残っていました。結局、奥穂へ向かうルートを探してラッセルするのは良くないと判断し、岳沢側に一旦下って、テントサイトの涸沢に上高地経由で戻ることにしました。相当距離はありますが、体力には自信のある私たちにはベストな選択だったと思います。涸沢にもどるのはおそらく、夜の8時・9時になるでしょう。Oさん提案のこの選択に下山した今でも満足しています。


悪天候の中、涸沢と反対側の岳沢に大急ぎで下っていきます。上高地までは前穂のピークから約1500Mの下りです。岳沢まで下ると、ガスはなくなり、視界も広がります。同時にこれで雪崩の恐怖からも解放されます。

岳沢まで来ると携帯電話がつながりました。白出しのコルの穂高山荘では涸沢から上がってきているメンバーが13時まで待っている約束でした。私は、急いで穂高山荘に電話して彼らを呼び出してもらいました。メンバーに、状況を伝え、帰りが夜中になることを告げ、奥穂は諦めてすぐに涸沢に下りるようにお願いしました。

連絡がつけば一安心です。あとは急いで岳沢から上高地に下って、必死に歩いて涸沢に戻るのみです。岳沢から上高地に到着したのが14時30分ごろ。15時過ぎに上高地を出発、このころから雨がかなりきつくなり、ずぶ濡れになって涸沢に到着したのが、夜の20時20分。今日はなんと17時間行動でした。しかもずぶ濡れなので、当然登るのを止めるとすぐに体が冷えてきます。
こんなきつい行動をこなせたこと、やっぱり山岳部は体力あるよね と改めて思うのでした。

それにしても、夜遅くまで涸沢で待っていてくれた、Sさん、エドヤマさん、山岳部現役のYさんにはたいへんご心配をかけました。途中で電話が通じたので安心して待っていてくれると思っていたのですが、この雨では心配してしまいますよね。途中の山小屋から涸沢ヒュッテに何度か連絡をして伝言をお願いすればよかったです。また、折角白出しのコルまで登ったのに、奥穂に連れていけなくて申し訳なかったです。

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今回の移動ルートを地図におとしてみました。今日の行動は水平移動距離で約22.5km、高度差は1500mでした。途中の山小屋で音を上げず、よく涸沢まで戻れたものだと思います。ただ、一週間たってもこの疲れがまだ抜けません。


この日、涸沢に戻れた私たち三人は、テントの中でストーブをいっぱい焚き、体を出来るだけで乾かしてシュラフに入りました。が、深夜に雨が上がったあと、すっかり冷え込み、シュラフの中でガタガタ震えていました。

さて、最終日です。
風もあり寒いけど、早朝から雲一つない、すごい晴天なんです。。。。
今回の山行の最終章はこの週末にお送りします。