Rosa Guitarra

ギタリスト榊原長紀のブログです

2017/8/23//ドラム発表会 雑記的後記 

2017-08-23 | ギターの栄養



今日は1年に1回
板垣正美氏のドラム教室の発表会でした



会場は埼玉県南浦和
うちは神奈川の真ん中

平日なので通勤ラッシュに巻き込まれる手前に到着したい
ということでまだ暗いうちに出発


玄関開けたら
この夏の生を終わろうとしている蝉

そしてまだ暗い中
蝉とコオロギが混じって鳴いている




車を出して1時間ほどでオレンジ色の朝日が登って来る





車で行く遠い会場だと
到着時間が読めないので毎度早く出て
早く着きすぎるのも毎度の事

もう慣れっこで
無事、通勤ラッシュに巻き込まれる事も無く
入り時間の2時間半前に到着

路肩駐車で仮眠


入り時間来て会場入り
搬入
セッティング





RH開始





本番開始










今回、難しい曲が沢山だったので
年甲斐も無くかなり沢山仕込みました
1ヶ月くらい前から長期記憶させるべくコツコツと

今年は他のライブや製作と重なってしまい
この発表会の曲がなかなか身体に入ってくれなかったのを
何度も何度も仕込んで
もうやれるだけやった、という自己納得状態で今日やってきました


なんでそんなに仕込むかっていうと
譜面を追ってると
音での会話が出来ないで終わっちゃうから


そうなんです
僕がしたかった事は
音で会話する事


テンポキープなんて気にせず
その人が出して来る「その人のビート」をキャッチして
自分のリズムをそれに同期させるよう集中するんです

そうすると面白くて素敵なことが起きる


生徒さんは無意識か意識してるかわかりませんが
向こうからもこちらに合わせて来るようになる

来たな、、、
と思って
またこちらもリンクを強めるようにする


例えば
生徒さんがドラムフィルのところでちょっと躓く

その躓きにも合わせる

そうするとまた復活して来てぴったり合ったりする

小さな子でも
お母さんでもお父さんでも
血気盛んな青年でも障害をお持ちのお子さんでも
音を合わせるということにふと気付くと

合わせずにはいられなくなる

そしてそれが
どんなにハッピーな事か
一度体験したら忘れられなくなる


その悦びを共有したくて
出来うる限り曲を身体に入れるのです




あと

楽器の演奏って
その人自身の心の現れだから
今日はずいぶん沢山の人の心の声を聞かせて頂きました


ちっちゃな子からお父さんお母さんまで
皆さん
ちゃんと心を奏でてました



僕は
自分の演奏にいっぱいいっぱいの場面も多々ありましたが
出来得る限り
ビートを共有し音で会話するようにしました

自分が演奏してない曲の時も
ステージ袖で
生徒さんのドラムのビートに心を寄せてました


自分の出番以外でもステージ袖で
そんな風に音楽してる人が僕以外にも居ました


直音くんなんかは
自分の演奏も昨年のクオリティを遥かに上回ってたけど
お母さんの演奏の時は
袖から母ドラムをガン見しながら
無心にビートに乗って体を動かしてました

RHん時は
彼のお兄ちゃんがドラムで登場して来た時
両手を天に挙げて拍手してた

そしてその曲では彼はギターを担当するのですが
おったまげるようなボルテージの高い演奏をしました


この思春期まっただ中のシャイな青年は
現実の日常ではもしかしたら無口だったりするかもしれないけど
音楽を介して
こんなにも家族と会話をし
時を共有している

僕はこういうの
泣けちゃうんです








あと
障害のお子さんとお父様が一緒に曲を演奏した場面でも
袖で感動してました

お子さんの表情からギリギリまで自分を追い込み
必死に叩いてるのが読み取れる

その後ろで
譜面は見ず
息子さんを見続けながら
息子さんと同じリズムを叩いてるお父さんの厳しくも温かい表情が
神々しく観えて
涙腺が緩みました

誤解無きよう書き足しておきますと
決して同情心ではありません

多くのものを背負った人間が
覚悟を決めて凛と前を向いた姿が
神々しく眩しかったから
泣けてしまうのです





もちろん他の方々とも音での会話をしました


生徒さんにその自覚がお有りか否かは僕には分かりませんが
音で呼応したのだから
心の真の部分で会話した事は分かってるはず


それがその人の未来に何らかの(多分良いことの)影響をもたらすのだと思うのです
それが音楽の共有や合奏の素晴らしいところ








終演後
汗かいて機材バラして
積み込んでから
会場で打ち上げをして頂きましたが
僕はこう思ってました


今日の事
何か気の利いた良い話でも皆としたいものだけど
さっきまで音楽を共有してた者同士
音楽での悦びを越える言葉での会話なんて無いよな



だから僕は
バカ話に終始して
帰り際に皆と写真撮りました


まず若者たちと


榊原先生を囲む会
という感じでね
そして肩に手を置いて

などとリクエストすると
写真真ん中に写ってるショウゴくんが
「わぁ〜嫌だな」と言うので

撮り終わって
「嫌だった?」と聞くと

ショウゴくん
「僕、遠慮しちゃうんですよ」と言うのを聞いて
一瞬で全部分かった

彼のドラムが熱い訳も
プレイが完璧な訳も
物言いが少しぶっきらぼうなとこも
遠慮がちな性格の裏返しなんだ

そっかそっか

でも音楽やってる奴らなんて
皆不器用だから音楽やってるんだよ

もし喋りが得意なら音楽じゃなく喋る仕事してるでしょ
絵が得意なら画家になってる

音楽やってる人等は
皆ショウゴ君みたいなもんだ

榊原くんはちょっと暑苦しいおじさんかもしれないが
この真ん中の固い表情の
ショウゴ君の不器用さを愛するよ


右は直人君
左は実直な岳也くん
岳也くんは目瞑っちゃったね



この教室を卒業して
今日遊びに来てくれた
今30歳だというりょうくん

「榊原くんが大好きだという顔をしてね」
とリクエストしたのがこれ







なんだか今日はとても心が温まったよ


板さん
ありがとね

板さん
たまには一緒に写ろうよ



たまには皆で写ろっか









帰りの車の中で
理由も分からず何度も涙腺が緩んだ


もちろん悲しい訳じゃない

切ない訳でもない




今日の発表会での音楽の共有で
僕の心が解放されたからだと思う




乱筆な後記だけど
今書き留めないと忘れちゃうから
書き殴りました






ホントに今日
参加出来て良かった


心よりお礼申し上げます


















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9輪

2017-08-22 | ギターの栄養


















































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青朝顔の生まれ故郷

2017-08-21 | ギターの栄養



今うちのベランダで毎日花を咲かせている青花の朝顔は
2年半前に近所の駐車場に生えてる小さな苗を持って来たもの

これが2年半前に駐車場に生えてた写真




当時住んでたとこのベランダは日が当たらなかったが
一株だけひょろひょろなんとか生き延びて
たった一つ種を付けた



そこから今の陽の当たるベランダで株を増やし
種を増やし
いろんな人に種が手渡され
また遠い地で生息しているのだ




その大元の駐車場の砂利が新しいものに替えられているのに今日気付いた
そしてそこにまた同じ朝顔の苗が生えていたのだ


この朝顔は
この駐車場の周りを見渡しても生えていない
この駐車場だけに生えている

そこから想像はしていたが

この朝顔はこの近辺から種が飛んで来たものではなく
種はこの砂利に混ざって運ばれて来たのだ


きっとどこかの砂利採掘の近くにこの朝顔は生息しているのだろう

きっとそこには今年も
青い花の兄弟が咲いているだろう


そして採掘された砂利に混じり
遠いこの地まで運ばれて来て
駐車場で発芽し開花し

うちに拾われ増やされ
いろんな人に種が手渡され
また遠い地で生息しているのだ



今日新しい砂利に生えていた青朝顔の苗
新しい砂利が白くて綺麗だ



これがうちの朝顔の葉





両者はきっと兄弟か従兄弟だ













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8/19→8/20→今朝のワタクシ

2017-08-21 | ギターの栄養



今日は8/21
朝7時台


目覚めた途端
あ〜...これは…今日は起きれないぞ...
全ての背中が筋肉痛だ
と思う


しかしやはり気になり
フラフラと起き出しベランダへ




今日も咲いてる


可愛いな
ツインズだ



ここにもツインズ




外側向きの花たち


花の後ろ姿も良いもんだと最近気付き始めてる僕











ここにも



赤は1つ




物干の朝顔

これは蔓が上階に上がってっちゃう心配が無いので
伸びるままにしてある

そのうち花が咲いたりして
干した洗濯物の横で風に花が揺れている光景などを夢想して
楽しみにしているのだ



外に出て
高いとこにも



内側からだと全く気付かなかったが
外側から見ると巨大なゴーヤが実ってた





。。。




遡る事2日



雨が降りそうな
そして
かなりの多湿日

米倉千尋ちゃんバースデーライブ
本番日




後記の本道はチッヒーのSNSで沢山載せてくれてると思いますので
ここは僕の私感的後記





ということで
吉祥寺


搬入

車移動

徒歩で店へ戻る途中
会場隣りのヨドバシ入口で
ハイキングウォーキングに遭遇

オーラが強かったな




スターパインズカフェが20周年ということだそうで
おめでとうございます

わざわざメンバーの名前入りバックステージパス
作ってくださったそうで
メンバー全員、勿体無いと使わずに持って帰りました



僕はこの箱の音
かなり好きです
クリアなのにふくよかで広がりもあって



これ
FBにもう出てますが
終演後のショット



ライブ直後なのにミュージシャンはニュートラルな空気ですね


それは
盛り上がるタイプのライブじゃなくて
沁みることを主軸に置いたライブだったからね

こういうライブやるのって勇気要るんですよ
客席も「わ〜っ」ってならないから

でも1年に1度
千尋ちゃんはやるわけで

通例のライブだとどうしてもバラードの曲数は
限られて来るから
扱ってない良いバラード曲が溜まっちゃう

その1曲1曲に彼女の想いが沢山つまってるわけで
それを皆さんに伝えたいんですねきっと

バースデーライブという特別な日に
バラードばかりを

嵐の中で輝かず
夢の国を探さず
赤いフリスビーも飛ばさず
全エネルギーを
バラード曲の歌詞の1つ1つにじっくりと込めて行く日


盛り上がるライブはドーパミン
もしくは極限にはアドレナリン分泌
沁みるライブは
エンドルフィン分泌

両者は同時に分泌されない

で、だいたい
普通のライブは
盛り上がりを主軸に構築されてるから

こんなに長い時間
エンドルフィンモードの中で
音楽体験出来る場は
ありそうで実は殆ど無い


じっくり沁みる時間を設ければ
深いところまで届く

そしてこの米倉千尋バースデーバラードライブで
弾き手と聴き手が心で共鳴した部分は
多分
終演後帰宅してその晩とか
翌日とか数日後とか
もっとずっと経ってからある瞬間にフッと
蘇るはず

自分が今まで生きて来た全てのものが貯蔵されている
僕の深いところにある倉庫から持ち出し紡いだ音が
千尋ちゃんやメンバーの音と一体になって飛び
それを客席の皆さんがキャッチしてくださる

自分の悦びや悲しみが
この時間の中で他の人と一体になる

それはライブが終わってしまえば一旦離れますが
一度共鳴し合った粒子がそれぞれの心の中に必ず残りますから
次会ったらまたすぐ繋がれる


今回で呼んで頂いたのは3回目ですが
自分は沁みる世界を何よりリスペクトしているアコギ弾きなので
こういうベクトルの音楽の場に呼んで頂ける事
とても光栄な事だと思っています





。。。




終演後
近場で打ち上げ

楽器積み込んで車停めて
各々会場へ

一人で歩いてくと
打ち上げの店の入口がわからず
違う店に入りそうになる


いっそ間違った店に入って
一人でノンアル飲みながら
待っても待ってもメンバー誰も来ず
みたいのも楽しいんだけど
無事
会場に入れた


沖縄料理







スピーカーから♪なんくるないさ〜♪と沖縄の人の曲が流れてる

千尋ちゃんは早速
♪なんくるないさ〜♪と歌いながら小躍りを始める

この人は真に芯からポップな感覚を持ってらっしゃるんでしょうなぁ









おじさんたちはのんびりやってます


のんびりやりながら
徐々に
そして気付いたら結局
音楽の話になっている


今日のあそこ、良かったね
とか
いろいろ思い返しながら
また次に再会して
良い音楽を奏で合うためのお話をしてます
バカ話7:音楽話3くらいの感じで




そしてここで今日のサプライズ
嬉しそう





そしてひとしきり盛り上がって
店のBGMはいつしか緩い沖縄民謡

三線の乾いた音色に乗せた女性の声が浪々と流れて来る






SNSでメッセージを書いているチッヒー



徐々に今日という日の黄昏時がやってくる



そして再会を約束しながらそれぞれの場所へ解散

それぞれの人生へ散開


帰宅すると僕の自転車の籠に蝉

もうそろそろ今年の蝉も終わって行くな





。。。。。。。。。。。。。



帰宅し次の日の支度して
3時間だけ寝て
早朝出発


神奈川から埼玉なので遠いのです

板垣正美氏のドラム教室発表会のRH


早めに着いて
車中であっという間に寝落ち

小一時間は寝たはずなのに
寝たと思ったら一瞬で目覚ましが鳴って搬入


千尋ちゃんと発表会の
仕込とRHと本番が交互に交互に来るので
曲を身体に入れても別のを経過すると身体から抜けちゃう
その繰り返しで今日のRHに突入

RHといっても発表会で演奏する子供たちのRHなので
僕らはRHというぶっつけ本番なのです

小さな子供がドラムセットに埋もれるように
緊張しながら一生懸命叩いてるのが可愛くて
この現場をリスペクトさせていただきながら
もう何年もずいぶん毎年呼んで頂いてます

しかし
だんだん子供たちが大きくなって来て
難曲を選曲するようになってきて
これは相当練習しとかないと

僕は1ヶ月くらい前からちょびちょび長期記憶してたんですが
今日のRHはあまり上手くサポート出来なかったなぁ

エレキがほとんどで
内ガットが4曲あったのですが
自分はガットを主軸に音楽してる人間なので
その4曲が手応えを一番感じられることになっちゃう

勿論エレキ曲も手など抜いてないのですが
自分が主軸としている楽器が自然発生的にそういうことになっちゃう



何が言いたいかっていうと

子供というのは
同性の親を踏み越えて行くんですよね

逆に年を取るという事は
若い者に踏み越えられて行くことでもある

その交差点当たりなんですよね
きっと今


昨年も大フューチャーした直音君は
昨年よりかなりテクニックもパワーもアップしてました

僕のエレキは
昨年はまだギリ土俵際で踏み留まれた感がありましたが
今年はもう完全に踏み越えられたと感じました



命の成長というのは素晴らしいですね
そして
彼と合奏する曲は今回僕に2曲与えられましたが
こういう過渡期に
老いて行く者と羽ばたいて行く者が
音の共有を持てることが
何より素晴らしい事だと思います

直音くんだけじゃなくて
もちろん他のお子さんもご父兄の方の演奏も
同じです

素晴らしい成長を見せて頂きながら
世代を股がっての伝承と共有
をしています










ということで
一夜明けて今日は全身演奏疲労筋肉痛
と相成りました^^


身体痛いけど
ハッピーです


今日はアルバム制作を進める予定でしたが
予定変更で自己休日

自堕落に過ごします




この数日
関わってくださった皆さんに
心より感謝申し上げます

明後日の発表会
楽しみにしています











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ドラム発表会RHの朝

2017-08-20 | ギターの栄養


千尋ちゃんの後記は今夜書くとして

今日は1年に一度のドラム発表会のRH



楽しみ


でも眠いです



































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米倉千尋ちゃん本番日の朝

2017-08-19 | ギターの栄養


ほよ?

このでっかい鼻くそみたいのは何ですか?










ツクツクボウシ






















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涼しい光

2017-08-18 | ギターの栄養






















































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見破ったり

2017-08-18 | ギターの栄養



眠れない狂気の夜


風が窓を叩き誘い水を撒く





明けて




























見破ったり


狂気をエンターテイメントにしてる奴は
覚醒に依ってただ眠れないだけ




でも僕は
陽水も泉谷もとても好きだ




これは
一夜の眠れない夜に出来た曲ではない

そこがこの人が人生にギリギリまで詰め寄ったとこ






いずれにせよ
僕は最近

ずっとと毛嫌いして来たエンターテイナーが
大好きなのだ




そこに
強いも弱いも
人間模様が観えるから



























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矛と盾

2017-08-18 | ギターの栄養


連日の演奏脳覚醒で今夜は眠れないようだ


一刻も早く就寝した方が身体にとっては良いに決まっている

その方が長生きも出来るだろう


しかし
自分の道である音楽を使って
真理、というか
幸せの源泉、とでもいうか
そういったものを引き寄せようとすると

その手段が受け手としての娯楽全般であれ
製作側の立ち位置での芸術製作であれ

濃い時間を過ごす事になり
アブノーマルな覚醒が起こり
こうして不眠が併発され
多分、寿命は縮まるのだろう




僕は
大政に牙をむき出しながら
革命やドラッグに走るような人間でもない

この世界のありのままを受け入れる人間だが

暦上の真のロッカーたちは
今この瞬間
僕の横に居る

ジミヘンも
ジャニスもジョンレノンも





自由を求めて
自分の心のままに生きようと固執し過ぎる人は
自由と言う名の不自由さに束縛されているという


かといって
こういう
せっかく覚醒出来た夜に
固執を捨て去る事は至難の業だ


あと1時間もすれば夜が明け
無償の太陽光が
無限の恵みを降り注いでくれる


瞬間を生きようとする者にとっては
今という瞬間はまだ夜明け前の闇なのだ

ならば
この傷みに耐えねばならない



この傷みに真っ向から耐えたクリエーターの作品は
一瞬で分かる

その作者を僕は心の底からリスペクトし
そうでないクリエーターを僕は軽んじる



。。



神が与えた芸術と言うものに深く関わり
覚醒を得た者が
世俗な不眠という状況に貶められる


己の胸元を自らの腕で包容しながら
この傷みに耐えねばならない

それが
芸術家に架せられた苦悩であり
苦悩のその先の悦びへの招待券なのだ


天上の光をこの手に掴んだ
と思った瞬間
悪魔が耳元で囁くようなものだ


その繰り返しを
幾つも幾つもくぐり抜けながら

何度も自分の弱さから泥沼に堕ちては這い上がり
ここまでギターを弾いて来た




幸運な事に
僕のギターの音色に腐食はまだ無いようだ





音楽に依って覚醒している時
というのは

邪気の無い天使と
全てを破壊しようとする悪魔が
自分の中に
隣り合わせに存在している




今もし貴方が僕に触れたら
僕は神のように優しいか
悪魔のように傷付けるか
のどちらかだろう
















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👀

2017-08-17 | ギターの栄養



数日前もここに咲いてたけど
白壁のここに咲くの可愛いなぁ




ということで今日の1つ目




内側に咲いた2つ目




あとは全部外向きです



すぐ外側に3つ目


4つ目


5つ目




外側の高いとこに6つ目




更に高いとこの7つ目は
椅子に乗って手を伸ばして
網のてっぺんを越えて撮影
(ハレーション起こしてますが)





僕が勝手に抱いていたイメージでは
生い茂ったグリーンカーテンの中に
毎朝50個くらいの花が
こちらを向いて咲いて
わぁ〜っと花に包まれる予定だったけど
現実は当たり前だけど皆太陽の方向いて咲いちゃう

しかも花が小さいので
ここまで葉が生い茂ると
一見咲いてるのかどうか見付けづらい

外側に咲く花は
生い茂り過ぎて重なり合ったグリーンカーテンの
一番外の遠いところに咲いてるので上手く撮れない

撮るため葉の間に手を突っ込むと
植物負けして被れる
か、もしくは
ゴーヤのベタベタ種の攻撃に遭うこともある






今日の赤の開花は2つ





この赤も大抵外側を向いて咲いている




なるほどねぇ…

植物はそう人間に都合の良いようには振る舞わないわけだ




ただ
記憶というのは面白いもので
僕がこの朝顔を本当に愛でて育てていると
ずっと後年になって
「毎年毎年、毎朝50個以上の朝顔が
こちらを向いて咲き乱れていた」
というような記憶に美化されて行くことになる


雨露の宝石は太古の昔から在ったはずだが
僕がその存在に気付いたのは今年

今年から
雨の日には地面に無数の宝石が光っている事を
僕の脳は意識化したわけだ



僕の意識が僕の人生風景を形作っている


美を見いだせれば
全てが美しい中で生きて行ける











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YONEKURAちひろずRH

2017-08-16 | ギターの栄養



余裕をもって早めにリハに出かけた

16日連続の雨だそうだ

傘をさして離れた駐車場まで
僕が下ばかり眺めながら歩くのは
草の上の雨露が輝いているのに見とれているから

(実際は写真よりもっと輝いているのだが…)





強い陽射しの日の木々の葉も
太陽光を反射させて
クリスマスのイルミネーションのように輝く


雨が産み落した宝石があり
晴れが放つ宝石がある





。。。。






ST到着



優しくも捨て猫を拾って飼って
切なくもその猫にシャーッと威嚇された心優しいピアニスト


PFの向こうは大きな窓





ここは都内のビルの5階








チューニングしてる時の大ちゃんは
全然遊んでくれない







ちひろずぎたぁ
グリーンのミニオベーション



まいぎたぁ
越しの
ちひろずぎたぁ




ちひろずぴっく
ねだったら1枚くれた



まいぴっく








今日のゲネでサウンドはバッチリ

各々が音に込めた心意気もバッチリ


これで思い残すことなく本番に臨める






。。。





おまけ




ちひろず筆入れ















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朝顔日記

2017-08-16 | ギターの栄養


1つ



2つ
3つ4つ



5つ



6つ



7つ



ちょうど角の外の遠くに垂れ下がった蔓に8つ目


遠くて撮れないので蔓をたぐり寄せ
8つ目再度撮影

雨に濡れた朝顔の色は可憐だ




赤ひとつ






そして今日は米倉さんゲネRH













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徹夜→朝就寝→昼起床→朝顔

2017-08-15 | ギターの栄養


見に行った



結局外は5つ

右上1
左下2
右下2(1つ写真から半分欠け)




そして
ベランダ内にもう1つ咲いていた
昼過ぎちゃったから萎み始めてるけど



なので
青は今日は全部で6つ





数の多さじゃないんだけど
咲くと嬉しいので心がはしゃいで
1つ2つと勘定してるんでしょうね




赤も
今朝の1つから更に咲いていた



今朝の赤1



赤2
珍しく内側を向いて咲いた



赤3
これもベランダ内で



蕾。
この朝顔は赤の中に流れこむ白が綺麗

















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徹夜明け

2017-08-15 | ギターの栄養


久しぶりに脳味噌覚醒にて徹夜明け



咲いてるかな?



また外側に1つ




ほう…これも
またまたずいぶん外側に咲いてくれちゃって
2つ





茂った蔓の間からまた手を伸ばさねばならんなぁ

毛虫だと思ってたけど
どうやら朝顔の産毛による草負けで
腕の内側が被れてしまうようなのだ




ん~…

長袖でガードして

1個目


2個目


3個目


4個目











野生化した朝顔は手強い


















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トラウマ返し

2017-08-15 | ギターの栄養



トラウマ返し
というキーワードを最近知ったが

訳も解らず息苦しい人への救世主だと思う



と…
これだけ読んで
パチンと手を叩いた人は
今生で僕と魂の同種族である





勿論

このキーワードに共鳴しない人は
ただただスルーして頂きたい

何故なら
無意識裡にそのカリキュラムを終えている人
必要ない人だからだ


この記事は自分を含め
そのカリキュラムを卒業しきってない人との共有の記事…



まぁ…

フロイトと道を別けたアドラーに言わせれば
トラウマなど無い
ということになるらしい

実際僕はフロイトよりアドラーの方が全然好きだが…

でももしアドラーの言うようにトラウマなど無いとしても
トラウマ
という視点を仮に設定し
そこから絡まり合った糸を解すことは出来る



数学の方程式で
無い物を仮にXと仮定して
答えを導き出すようなやり方があると思うが
それだと思えば良い






この世界は
単純なものではないが
しかし本質を捕まえれば至って単純だ



答えは常にすぐ目の前に在る





。。。。。。。。。。。。。。。。。。





物事はいくらでも角度を変えて観ることが出来る



トラウマ返しを
別の視点から語ると例えばこんな語りぐさにもなり得る




トラウマ返しはマイナス感情ではない

生物の成長のカリキュラムの主軸でありながら
親が子のそれを受け止めるスキルが無い場合
子は卒業出来ぬまま表面上は大人になる

そしてその人生に於いて意味不明な息苦しさを感じ続け
息苦しさ故にマイナス発言を繰り広げ世間から疎まれる

疎まれた先に人嫌いになり籠るか
憎まれっ子世に憚るか
はその人次第だが


息苦しさの元凶をちょっと考え掘り下げると誰でも
親子の関係性に何か原因があったような気付きを得るが
自分を産んでくれた親に対しての不遜な感情は
マイナスの極みだと自らが決めつけてしまうことで
せっかく掴みかけたトラウマ返しの機会を逃すことになる

精神の解放
息苦しさからの解脱
を逃すことになる




トラウマ返しはマイナスではなく
生命から発せられるプラスの思考である



子からのトラウマ返しを全面的に受け止められない親は
この世に沢山居るだろう

それは親も
その親から受け止めて貰えなかったからだ





自分の世代で
このマイナスの連鎖を止める

ということが
人生の一番の苦行であり一番重要なこと
そして
それが反戦の本質でもある



それを理解し合っている知人が
僕には僅かだが居る















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