Rosa Guitarra

ギタリスト榊原長紀のブログです

Green Man 嫌い

2009-07-05 | 竹斎先生




また、おまえか...






今日はしつこくしないでくれよな~





あっ...やっぱり手咬んだっ!
ムカッ





や~めろよ
足噛むの





ちょ~~っと
顔はホントにやめろって





ウワップ





っぷ...ふわぁ~





もう..しつこいよ、実際...







やっぱり嫌いだ
おまえ




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徒然

2009-07-05 | ギターの栄養



今夜はなかなか眠りにつけなかった竹斎先生

一晩中

あ”~あ”~う”~う”~

泣くでもなく大きな声で独り言を喋ってたと思ったら
仰向けからうつ伏せに自力回転

丁度、布団の切れ目にさしかかり
勢い止まらずそのままもう半回転

カーペットの上に仰向けになってキョトンとしていた




自分で回転したのは嬉しかっただろうか
それとも何が起こったかまだよくわからなかったかな

こんなふうに段々動き回るようになってゆくんだろうな





生まれてしばらく使っていた授乳クッション

馬蹄みたいな(Cの字)形のクッション

体が大きくなってきたから
もうクッションの上に乗せて授乳させなくても良くなって来た

そのクッションに上半身を乗せけ、てうつ伏せにしてやったら
背筋使わなくても、腕で支えなくても、視界が開けてご機嫌だった




あっという間に使わなくなった物たち

ベビーバスや、この授乳クッションや
もうちょっとしたら、いただきもののバウンサーからも身体がはみ出しちゃう

でも、捨てられない...全部

バウンサーをくださった方も、きっと捨てられなかったんだろうな
...なんてフッと思う




僕の母は、竹斎先生が生まれてから
僕が生まれた時に着ていた服を出してきて見せてくれた


もう黄ばんでいて

見せられた僕は、別に感動を呼び起こされることもなく
フ~ン...
と言っただけだったが

それも捨てられなかったんだろうな




ラブヒゲが終わって
祭りの後みたいに僕は沈んで
今夜は何をするでもなくずっと起きていて
そして
「時」のことを考えている


親と子は、同じ「時」を生きながら
別々なことを感じ
なのにやっぱり「生」を共有してゆく


なんだか力なく浮き上がれない気分の明け方
バジルとハムを挟んだパンを食べたら少しだけ元気になった










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2009-07-05 | 竹斎先生


夏が近づいてくると

悲しくて動けなくなる



今年もまた、目眩するような蜃気楼に立ちすくむことを想うと




流れた汗が鼻の奥を刺激して
幼い頃のプールの風景と
泣き疲れて眠りに落ちて行く時のことを思い出してしまうことを
想うと

もう、今から、動けない




誰かの記憶の中にある
悲しかった出来事を想うと




そしてそれを治せないことを想うと


それを見ているのが辛い自分の心をまた
どうすることも出来ないことを想うと



........



この文章は
カテゴリー「記憶の風景」として書き始め

そして今、書くのを諦めた


それは、仰向けに寝てるのを嫌がる竹斎先生が泣くので
こちら向きに抱っこしながら書いてたら
バタバタあばれて僕の腕をペロペロ舐めて
Tシャツの袖を涎でぐちょぐちょにしてしまったので
諦めたのです


この子が居てくれると
ゆっくり憂いていることも今は出来ない

それはとても幸せなことです

そしてこの子が成長して行くどこかでまた
僕が憂うことを邪魔しなくなる時が戻って来る



そんなことを考えながら小さな身体をギュッと抱きしめた



先生は迷惑そうにもがいてる






梅雨の夜の出来事



























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