Rosa Guitarra

ギタリスト榊原長紀のブログです

泣ける媚薬 vol.2  ~女にゃわからん男のアホな世界~

2009-05-22 | 良寛さん万歳
泣きたい男 S

正確には
泣けるようになりたい男


そのSから電話があったのは
かれこれ1ヶ月ほども前だっただろうか

携帯の呼び出しに出てみると、上品な関西弁で
「サカキさん?  Sですけど
なんか聞いたところによると最近サカキさん
ウンチの帽子をかぶって、子供の前で演奏してはるらしいですねぇ?」
とちょっと嬉しそう



(かぶってるのは僕じゃないよ...)






「これから僕等のグループも、子供を連れたお母さんを意識したコンサートを
模索してこうってことになったんですよ
なのでそのコンサートを見学させてくれませんかぁ?」

てなことでSは、今日5/21の幼稚園コンサートに遊びにくる運びとなった...




以前Sくん達の催した花見に誘ってもらって参加したことがある

川崎のどこかの小高い丘の上にある公園で行われ
雨に降られてしまったので早々に引き上げることとなった

公園を下る道すがら、退屈だったので
ちょうどそこに転がっていた乾燥ウンコを軽く蹴った

それを3~4歳くらいになるSの息子くん「H」が見ていた

(ふふふん...どうだいHくん?
キミも男ならウンコの一つや二つ、楽々と蹴ってみれるだろう?
真の男の価値とはな、汚いものに真っ向から触れる勇気に比例するのだぞ
今日あるサカキさんの自信も、数々のウンコ伝説を作りながら構築されてきたのだからな
但し...ママにだけは見付かるなよ...うるさいから..)

言葉は無くともHは僕からのメッセージを理解した
彼と僕はそこから黙々と、交互にウンコを蹴りながら道を下った

(ナイスジョブ...H...)

この記憶がHの深層へと隠れてしまう日が来ても
今日のこの我々の心の会話はきっとキミを光りの射す方へと導いてくれる
よしよし
と思った矢先にSの声
「あはははは、何蹴ってんの~、ウンコやないの~
あはっ、あはっ、
サカキさんが蹴るからHも真似してるじゃな~い」


(違うんだよ...Sくん  Hとは合意の共同会話なのだよ
そしてもう一つ...痛いほどわかるんだ...
本当はSくん...キミも蹴りたいのだということが...)



それから何かことあるごとにSは、その時の光景を語るようになった

「サカキさんの子が歩けるようになったら、Hとウンコ蹴ったみたいに出来るねぇ
そういう日が来るのが楽しみでしょう?  アハッ、アハッ 」




(もちろん、息子とも蹴りますよ...
だがSくん
問題は、キミがウンコを蹴りたいか蹴りたくないか、ということなのだよ
いや
もはや蹴りたい、ということはわかっている
蹴りたいんだ、、と
君自身が言霊を発するか発しないか、ってことが問題なのだよ
男が..泣けるためには...」



己に客観性の強い性質のSの目線は必ず人の後ろ側に置かれる

そこから主観で演じる人間を面白く眺める
それがS

そのSの後ろ側に、更に廻り込みたいのが僕

Sの前に立つフリをして、悟られぬように実は彼の後ろに立つ

そうしてその場所から眺めると、おのずと観えてくるSの潜在願望..

今までの全ての言動から割り出される答え、とは
明らかに彼は、我を忘れるまでウンコを蹴りたい、ということなのだ




今日5/21
現場にやってきたSは、僕のポッコリお腹を触りながら
余裕のニッコリ笑みを見せる
僕はちょっと不器用なキャラを装いながら
そんなSをこっそり観察する

案の定、誰よりも早く、ウンコの在処を問う

紙袋からタカシさんが持ち出してくると早速Sはウンコの帽子をかぶり
ウンコスティックも併用しつつ、スティックの先をクルクルまわしながら
「そらそら、ウンコ付けちゃうぞ~ あはっ」

しばし はしゃぎ、何枚か写真も撮り
ウンコ熱も落ちついたかにみえた頃になって、S
「もう一回写真撮り直してくれへん? さっき、ちょっと、はしゃぎすぎたわ... 」
と横顔で、おすましポーズ


(勿論このポーズもシュールギャグなのだ、、が、撮り直さないで...Sくん
むしろもっと手放しに、ウンコと共にはしゃいでるキミを見ていたいんだ
いや、そんなキミを見たくない、という人も居るだろう
キミのハイトーンヴォイスに癒される人達は
その透明な声とウンコのイメージを同居させたくないのだ
だが僕は見ていたい
我を忘れてウンコと戯れる180センチのインテリジェンス青年Sを

恐るるなかれ
ウンコは勇気だ
勇気は愛だ

だからウンコは男のロマンだ

男のロマンが女を引き寄せる引力となるのだ
かまわず行こう!Sくん

今度機会があったら、是非キミのその手の平に
本物の乾燥ウンコを乗せてあげるからね)




敬愛するSくんが、まったく忘我の境地でウンコと遊び
真の男として人目を憚らずおいおいと泣ける日までには
もう少しだけ、時間がかかりそうだ...

















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チンフレ

2009-05-09 | 良寛さん万歳



フレンチ...って

素敵じゃない?






じゃこれから、その逆のことは  

チンフレ

っていうよ





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酔っぱらったギタリストが一人深夜に喋ること

2009-05-02 | 良寛さん万歳


ナチュラルハイなんでしょう僕
なんかだらだら喋りたいらしい
寝不足のせいにして好きなこと書いてやろ


まず

コンポーズってのは商売なんだよ

じぶんを表すとかじゃなく商売
それが昨日、ハタと気付いた

気付いたのは天使の悪友3人で喋ったから
これ今後の財産だわ


タマちゃんのブログみたいな文章だなぁ...hahaha





さて


竹斎先生が何をしても泣き止まず
喉を絞るだけ絞った声で突き刺すように泣く

その刺すような声をそのまま受け止めると
僕は自分の全てを責められているような気分になり
目眩とともに崩れそうになる

「申し訳ありません、全て僕の、今までの生き方が間違っていたのです
どうか、もう悔い改めましたから、その、心を刺し抜く言霊で泣くのだけは
もう勘弁してください」
と、心の中で力なく笑う

うずくまるのではない
笑う、のだ

電車に乗っても、運転しても
本番でギター弾いてる時も、
最近の僕はずっと力なく笑ってる

誰の姿も目に入って来ないのに、むしろ感じる感覚だけは倍になっている

力なく諦めてる分
自分を消してるから、倍感じられる


子供が産まれたばかりでこんなにも諦めて   
この先の人生に何のイベントがなくても構わない
むしろ
その方がしっくりくる

そしてそれが自分にとってすごく心地良い
 
え?
頭は朦朧としながら中心部は覚醒しきってるよ

だから、要らないものは大抵
力まなくても勝手にはじかれてくれる


道端に苔蒸した地蔵がいる

それが今の僕だ

そうだ地蔵だ地蔵だ はははははは

自分で言って、しっくりきた


こっちからはジッと見てるが
向こうからは見て来ない
一瞬、ん?と、こちらを見ても
何だ、ただの地蔵か、、と、すぐに興味を捨ててくれるから
また気兼ねなくジッと見たり出来る

満ちているのに気配を消す
満ちている程、気配を消す
のは楽しいよ


はやくもっと苔蒸さないかな...

切り株かなんかと間違えるくらい苔に覆われたい



ねぇ
野生の動物が居るだろ?
その磨き抜かれたピュアな魂に向かって
キミ
それに向かってだよ
キミの方から近づいてってごらん

当然ピュアな魂はキミから逃げるよな?

それがキミ
こっちが苔むした地蔵であってみろ

ピュアな魂は向こうから近づいてくるんだよ

しかも、もしかしたら地蔵のところで一休みして
昼寝をするかもしれないんだよ
背中をもたせかけてくるかもしれないんだよ

わかるだろ?


諦めりゃ来るんだよ
向こうから



諦めるには、気の済むまで「やる」ことなんだよ

そうすると じきに
「気が済まない」ってことに気付くから

そして諦める
力なく笑う

そっから先は戦争のないフンワリした世界

僕に言わせりゃ諦めてない言霊ほどうるさいものはないよ

諦めてない魂はいびつだしうるさい

たのむから
拡声器の向きをこっちに向かせないで



ジェラシーをバネにのし上がるって?

うへ~~
やめてくれよ
それなら上がらないでそこに居て


僕の親父は
悟ろう悟ろうとして、70過ぎた頃
悟れないことを悟ったのさ

いかしてるだろ?愉快だろ?
笑えるよ
今生で父親から貰ったものの中の最高峰なんだ



せっかく自分に吹いた風に押し流されまいと
自分の見栄でつっ立ってるなんて...バカらしい

ふわふわ流れちゃえば




...酔っぱらってもう眠い

ホント好きに書いたわ

すんません



今度、。山形
園ちゃん来るって

気を付けていらしてくださいね

親子3人楽しみにしてます





ふへ~



















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ラブヒゲゲゲゲゲゲネ

2009-04-02 | 良寛さん万歳


ラブヒゲ
もう今日でゲネが終わっちゃって

あと数日で本番かぁ...





今回はかなり   僕   はずかしいです






夏の陣の仮タイトルも決まって
そっちもかなり爆笑の予感です

そのうち告知させていただきます








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花 ひといろ

2009-03-30 | 良寛さん万歳



蕾がぎりぎりまで膨らんで、咲く一歩手前の桜
なんて表現したらいいんだろう  この色


「熟蕾色」とでも呼ぼうかな  
その色がずっと続く
日当りの良いとこがハラハラと咲いて


この木はもうこんなに咲いて


下から見上げると


気持ち良くて、気が遠くなる
人が通るのもおかまいなしに上を見上げたまま
しばらくウットリしてから携帯で写真に撮った





サンダルをつっかけて、オムツを買いに出たのだ

表通り沿いの桜が、まだ咲き切らないのに花びらを落としていた

人が行き交う歩道に、制服の女子中学生が一人
その桜を見上げていた

そしてハラハラ落ちて来た花びらを大事そうに拾った

後ろ姿だけで顔も見えなかったが
この子に、息子のお嫁さんになってほしい、と思った






帰ってきてエレベーターを降りる時
いつも挨拶してくれない爺ちゃんとすれ違った

気分が良かったから、大きな声で「こんにちわ~」と言ったら
コクッとうなずき返してくれた










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2009-02-17 | 良寛さん万歳
1~2ヶ月くらい前
たまたま2カ所から、段ボールでリンゴをいただいて
とてもこれは食べ切れない、、と、手作りジャムを作った

レシピも調べずただ勘だけで、リンゴとハチミツとレモンとワインで、、
そして、ただ煮ただけなのに手作りのジャムが相当美味しいことを知った

添加物が入ってないだけでこんなに美味しい、ということなんだろうか
素人料理がこんなに成功するとは
何度食べても飽きない
それからもう既製のジャムは買わなくなった


ずっと以前、バンドのハーヤンが、自分で作ったピザ生地を持って遊びに来てくれたことがあるが
これも相当美味しかった
何をのせても美味く、しまいにトマトピューレだけ...いや
生地だけで十分と思った

バンドのふとちゃんの田舎で手打ち蕎麦をいただいた時
蕎麦が美味しいのは言うまでもなかったのだが
薬味の刻み葱の香りの強力なのに驚いた
尋ねると、庭先に生えてるやつを穫ってきてすぐ刻んだのだという



もう絶対明らかなのだ
なるべく大元から自分で作った方が美味しい
料理だけでなく音楽も
愛も、恋も





結婚前まで住んでいた家の1部屋とキッチンは、当時相当な時間をかけて自分でリフォームした

安いけど好きな風合い、質感の材を使って
テーブルなんかは、わざわざ塗装を落として好きな色に塗り替えたり
そして出来上がった空間は、心から安らぐことが出来た

「1部屋」という狭い空間でも
目に入るもの全てに自分の「手」が入ったもので出来ているってことが
安心の理由だと、その時初めて知った

知ってしまえばもう、潰しが効かなくなる

音楽は手作りの物、手作りの環境にしか興味が持てない
「仕事だから」と頑張って仕込むが、いくらやっても身体に入らない時がある
それは仕事人としては落ちこぼれ
そして人間としては健康、と


人と仲良くなるにも、長く付き合うにも
不仲になる時でさえ
この「宴」が効いてれば大丈夫だ

(将棋の駒の中に「宴」という駒があってもいいな...)





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耳よりな話

2009-02-14 | 良寛さん万歳
僕は、非現実人間

何か面白そうなことがあると、仕事もそっちのけで、すぐハマる
ジャンル的制約もなく
そして自分の血肉になるまでは、それだけを貪り続け
いつでもすぐ「道具として思ったように使える」と感じると、ようやくおさまる



耳よりな話を聞きつけたわけなのだが..

例えば自分は、風邪が本番演奏の1~2時間の間に完治する
といったことは日常茶飯事で
演奏という行為が心身を内側から暖め免疫力が高まるのだろうと思っている

その免疫力が高まるのに、耳よりな話を聞きつけたのだ


本番に向けてあがらないために、ゆっくり深い呼吸をしたり、自律訓練のようなことはよくするが
ヨガにある、「その逆」の方法論だという

1秒に1往復、呼吸をする
1呼吸につき、吸うのはマックスまで、吐くのはミニマムまでとする
いわば「過呼吸」と同じような状況らしい

それで、クラクラしないように訓練を積むと
1分間に200往復の呼吸が出来る行者もいるとか
体中に酸素が駆け巡り、見違えるような生命力になるらしい


夕べ、布団の中で早速試してみた..

1往復2秒はかかってしまうし、とても1分間やり続けられない
肺の収縮が「固い」と感じる
それでもちょっとは「ハイな浮遊感」を得た
(単なる過呼吸的な立ちくらみとはちょっと違う)←(と思いたいだけかもしれないが)


仕事でよく御一緒させていただくPAさんが以前、ストレスからか
原因不明のホルモンバランスが崩れ、異常に免疫力が高まってしまったことがあるという話を聞いた

「体毛」は、体の大事な場所を保護する意味であるらしいから
免疫力が高まるに伴い体毛が無くなり、頭髪も抜けてしまったらしい
頭部を守るのに「髪の毛など必要ない」と、体が判断してしまったのだ

頭髪だけではない、「あそこの毛」も無くなったんだそうだ
ご本人談では、「その時はツルンとして子供のみたいに可愛くなっちゃって」と笑っておられたが
その代わり、擦り傷切り傷なんか、1日で綺麗に治ってしまったらしい


...人間の元々持っている自然治癒力は、物凄い力があるのだな、と思う
そして、それを全部は使用出来ないように、どこかで「リミッター」がかけられている

このリミッターを少しでも取り除けたら面白いだろうに
そういうことに興味があるのだ
原子より小さな世界
命の話

よく聞く有名な話だが
人間の脳味噌は「宇宙の地図」が入る容量があるのに
その何%だったか、何十%だったかしか使えていないという

その理由は「脳の冷却装置」が整っていないから
フルで使ったらオーバーヒートして焼け付いてしまうからだという

だから自分は自律訓練が好きなのだと思う
面白く生きるためには、どんな時でも脳味噌は冷却しておきたいのだ

でも修行僧のように座禅ばかり組んで体を動かさないと、演奏能力が鈍くなるから
どうやって「クールな脳味噌とホットな身体の共存」をすればよいか

しばらく面白がって、この200回呼吸訓練をしてみようと思う

多分...
無心にプレイをする時と同じなのだろうな...

200回呼吸がハードワークに感じてる間は絶対ものに出来ない
その行為自体が心地良く、ドーパミンが出ないと不可能なんじゃないかな、と思う


こんな挑戦や発見を繰り返してるうち、200歳くらいまで生きられたとしたら
少しくらい空中に浮けたら面白いのに



脳内涼しく恐れを知らず
身体の内側から暖を生み
哀の中で笑い、嬉しくも涙する

そういうものたちを発見するために立ちくらみも省みない

そんな生き物でありたい















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あばれはっちゃく

2009-02-04 | 良寛さん万歳



ゆうべ、布団の中で眠れず1時間半
ポコッと出逢った真理


1なくして2なし

2なくして3なし

3なくして...以下省略


そして
0なくして1なし




ふっふっふっ







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メリット

2009-02-01 | 良寛さん万歳
リンスイン メリット



シャンプーの話です





リンスインだっていうのに
リンス効果が弱いとこが気に入ってる


効果が弱いから、猫っ毛な僕の髪の毛が、ちょっとごわついて
適度な膨らみを得るっていう...


それを最近使ってなくて、髪型が決まらなくて
髪が決まらないと、着る物ももうどうでもよくなってくる

子供の頃からコンプレックスの天パーに
リンスインメリットが丁度良いのだ

もう限界
明日買って来よう
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ずっと悲しい

2009-01-31 | 良寛さん万歳



ずっと悲しい人  いませんか?

どうしても悲しい人 いません?


どうやっても悲しい人





ぼくは、そういう人

だけど
そうだって知ってるから
悲しいことを忘れる時間も持ってる


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ドナドナ

2009-01-31 | 良寛さん万歳


12年乗った車を、もうすぐ手放す...
わかってはいたが、こんなに悲しいと思わなかった

先代のパジェロを手放した時よりジックリ辛くて
丹田に力が入らない

ずっと、ちび泣き状態が続いてる...(ぼくが)


査定の人と話してる時なんか
右目の下が急に痺れたり

きっと神経なんだろう





車というものは不思議な...生き物と思う

「ともに何かをしてきた感」がある


生まれた時から育て上げた「青」って名の馬がいて
田畑なんか耕して、苦楽を共にしてきて
或る時、家の事情なんかで他所に売られてっちゃって
三橋美智也が「藁にまみれて育てた栗毛♪」とか唱っちゃう

「うちの青」のことも唱ってほしいな、今







良いことでも悪いことでも、心に深く感じた日とか
帰宅して駐車場に停め、
家に入らず車の中で1時間とか、
そういうふうに何度も過ごしたよなぁ

腹に中が捩れるような答えの出ない想いを
この車の中で何度も鎮めた





ここの凹みも

こっちの凹みも

エクボみたいなもんだよな



こいつの存在がもう家族で恋人ってことか...





もう大分、年取って来たから
この先辛い別れは、もうあんまりしたくない

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またまた

2009-01-23 | 良寛さん万歳
連日で、昨日に引き続き、タカシさんとのお仕事で
入間市の豊岡小学校の120周年記念式典に呼んでいただいた



御一緒させていただいたピアノの古川初穂さん
音がナチュラルで優しくて、脱力しきっていて
初リハの時から大好きなピアニストさんになってしまった



それと初公開、我が妻「和子」









じゃなかった



こっちでした
   ↓
   ↓
   ↓

馬頭琴奏者

実は今、妊娠中でかなりお腹が大きい
なので今日、無事にコンサートを終えることが出来て、ホッと胸を撫で下ろした





昨日の今日で、楽屋には何故かタカシさんパペットが居て...




学校行事だというのに、子供たちの反応が良くてビックリした

この学校で、のびのび育ってるってことなんだろうな、と感じて嬉しくなった


そういうことを全部言葉にしないでも、参加した者同士、喜びあえた感触があった



嬉しいから、帰宅してから(リハの時、人形師の中村さんからいただいた、僕専用の)パペットで
一人遊び







こいつの、変さ加減が、かなり気に入ってる


で、夜
バンドのパーカッショニスト、ハーヤンから「インフルエンザにかかった知らせ」が来た

早く良くなって、ハーヤン
またガシガシ リハやって良いライブにしよう 


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「慈しみ深き」

2009-01-14 | 良寛さん万歳
そのまんま生きる

そのまんま愛す



そのまま喜び、そして哀しむ








ウチのバンドのベーシスト
尖端拡張の会、若頭筆頭   
酒井太隊員の父上のブログを読むと
僕は、本気で心が安らぐ...



ちなみにURL
僕のMACの、お気に入りブックマークの、
ミュージシャンのカテゴリーの中に入れてるのだ^へへへ^


そういえば、フトちゃん、ハーヤン
禁煙続いてる?

村長さんは、くじけそうなんで
禁煙してること今ブログに書いてやった

これで後に引けなくなったぞい...


禁煙に挫けたあかつきには、みんなで僕を
「意気地なし!」と罵り
村長の座を取り上げてください
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「泣ける媚薬」

2008-12-10 | 良寛さん万歳
「S」という男性がいる

「僕は、なかなか泣くことが出来ない」と彼は、自身で語っている


まわりの平均値を遥かに越えたラインで先を観て、軌道を決めてゆく
そんなコンポーズ気質の彼は
「客観から脱出できないでいる」と
僕の本能が(偉そうに)そう判断した

「泣く時」とは主観の瞬間だからだ


そこで僕は、「S」に泣ける媚薬を(本能的に)施すことにしたようなのだ

「したようなのだ」としか言い表せない
考えてしているのではない
気付くとやっている...

「戯れ」という名の媚薬である



第一投与は、福岡の地で行われた

現場に「S」が見当たらないことに気付いた僕は
ふと思い立って、トイレに行ってみると
一つしかない個室が「使用中」になっている

『こんこここっこ すっこっこ』
と叩いてみると中から「はいはい」と

今度は、16ビートで小気味良く叩いてみると
「はいはい、だれかな?」と
「S」の冷静な声が聞こえてくる

この時点で、「サカキさんだ」と
頭の良い彼は8割方、推測できている


そっとその場を去り
急いで携帯を取りに行く

トイレに戻る僅かの間に、撮影モードに設定し
今度は本気の忍び足でトイレ内へ

カラカラカラっという音がしていた

時間がない!!!

背伸びをして腕を伸ばし、握りしめていた携帯カメラを
個室のドアと天上の間の50センチ弱の隙間にそっと差し込み
目算で「S」の座っているであろう位置に狙いを定めシャッターを押した

オートフォーカス機能が作動し、0.5秒ほど遅れて
「..かしゃっ」という乾いた音がした
と同時に
「あ...」という「S」の素の声がする

ふっふっふ...
たぶん今、上を見上げているだろう

その視線の先に、僅かに携帯の残像が残るくらいに
微妙にゆっくり携帯を引っ込め、音をたてずトイレを去った

その後、トイレから出てきた「S」は
トボケている僕の、携帯カメラのシャッター音を確認
「やっぱり犯人はおまえやったな!^^;」と

ここまでは、「S」の「あ...」という素の声以外は全て
予定調和の戯れである

しかし、これは僕が(偉そうに)施した「泣ける媚薬」の第一投与であることまでは
まだ気付かれていない


その後、数日して、横浜の地で「S」とは再会することになる



現場間近の信号で止まった時
にわかに二人の男が、わらわらと右後ろから車に走りより
そのうちの背の大きな方が、いきなりボンネットに廻り込み、尻を乗せ
ゆっさゆっさと車を揺すっている
耳の後ろあたりで、こちらにニヤニヤした意志表示をしながら

ふむ..
「S」くんか...
だいぶ戯れている
年下のYくんの方が、今は明らかなる大人の体である

半分は「客観」を残しつつも
もう半分は「無邪気」の領域に遊んでいるように見える
第一投与が少し効いているようだ


横浜の地では、軽い第二投与を施してみる


着替え中の「S」のトランクスを、ほんの少し下ろしてみる
軽いジャブである
余裕の笑みを「S」は返してくる

しかし、連続投与の一環だとは気付かれていない

数時間後、ジャブのお返しか
狭い楽屋の通路で横を通り過ぎざま
僕のポッコリしたお腹をチョンと突いていったりする

投与の効果は持続している

数日後に名古屋の地で、今年最後になるであろう「S」との再会がある

名古屋には、自前楽器を使用するため
パーカッショニストくんの車で、楽器ごと行くことにしている

「その車に、僕も乗れへんかな?」
「S」が聞いて来た

「狭いよ、いいの?」

「乗れれば全然かまへんよ。なんか車で行くの楽しそうやし」

「じゃ、Sくんの方が体大きいから助手席に座りなよ
僕が楽器抱きかかえながら後ろ座るからさ」

「いやいや、助手席に座ったサカキさんに後ろから悪戯するんだから
僕が後ろに座る」
と「S」は笑った


効いてる 効いてる   媚薬が


こうして、戯れという名の入り口から無邪気へ入り
客観から脱出した時、どこかで「泣くこと」と出逢うのだから


今年最後の「S」との決戦の地、名古屋に向けて
第三第四投与をすべく、媚薬の調合にいそしまねばならぬのだ

頭の端っこの方で、そんなことをずっと考えながら
横浜モーションブルーでのコンサート二日間が終わり
自分の演奏する曲数は少ないというのに
精魂尽き果てて帰宅、風呂もとばして布団に潜り込んだ時
「くすんっ」と泣きたくなった

試しに小さな声でヒックヒックとしてみる

気分が良い



音とか、音以外にも沢山のシェアをしあい
ここまで進んで来たツアー

「S」との最後の決戦地、名古屋が残っているというのに
戯れという名の媚薬は、すでに自分にも効いていたのだ





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「栗ジャムの反撃」

2008-10-28 | 良寛さん万歳
昨日、ダウンしていた僕は
とある「おまじない」を自分に施し
明け方まで時間はかかったが、すっかり立ち直ったのであった

今日は、譜面作りなんかを、いそいそしてたのだが
譜面作る時は、もうステージでの絵づらを想像してるから
やっぱり頭を使う

頭を使うと、甘い物が食べたくなる

奥さんがホットケーキを焼いたので
食べることにして
マーガリンを塗って
ちょっとしか残ってないハチミツをかけて

さらに先日、その美味しさにすっかり味をしめたブランデー風味の「栗ジャム」を塗ってやろうと
蓋をねじねじと開けようとしたら
蓋だけがスポンッと取れた

あっ..
なんか...いやな予感

香りを嗅いでみると
やっぱり、ブランデーの香りが飛んでしまっていた

蓋を閉め忘れたのは、そっちであろう、と
夫婦で小競り合いをするが
もう、どこかへ飛んでってしまったブランデーの香りは戻ってこないよなぁ...と
すっかりしょんぼりして、黙ってモグモグ食べ終わった


栗め栗めと
その「渋い味」を、さんざんこき下ろした罰があたったのだと思って
これからは、栗を尊重しようと思う


やはり、正月の栗キントンは
栗の少ないやつにすると思う
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