今日の続きは、また明日

毎朝、カメラ片手の散歩で撮った写真を気の向くままに・・・

久しぶりの晴れ!!

2020年05月24日 | 徒然なるままに
晴れ!!やはり散歩は青空の下ですね。


母衣打ちを待ったのですが・・・


ダイサギ


ようやく撮れました。ヨシキリ




セキレイ


ミツバチが見えますか?


ダイサギ




我が家のジューンベリー


今日の写真はここまで・・・
ここからはブログをさぼっていた時の写真をいくつか



珍しくキジのメスだけですが・・・カラスがちょっかいを出しています。


カラスが盛んに鳴いて威嚇をしていたのですが、気にする様子もありません。


アオサギ


今日は旧暦ですと閏4月2日・・・閏月は約3年(2.715年)間隔で1か月が追加されます。

新月から新月までは平均29.5日、ということは旧暦の1か月は29日と30日のいずれかになります。

1月から12月までほぼ交互に29日と30日が並び、29日を小の月、30日を大の月と呼びます。

そうすると、旧暦の1年は29.5日×12=354日となり、太陽暦(365.2422日)より、11日ほど短くなります。

3年もすると約一か月、実際の季節(24節気)とずれが出てきます。

そこで、1か月を追加することになります、それを閏月と呼びます。

24節気の内、立春(これを節気と呼んでいます)・雨水(これを中気と呼んでいます)は1月、啓蟄・春分は2月・・・小寒・大寒は12月と決め、

暦がずれてきて、中気が本来の月からずれる時、本来の月となるように閏月として追加をします。

ということで、今年は閏月を入れないと、本来旧暦5月にあるべき夏至が6月になってしまいました。

そのため、夏至が旧暦5月になるように、閏4月が追加されました。


この閏月、和歌にも詠まれていますね・・・

「さくら花春くはゝれる年だにも 人の心にあかれやはせぬ」(古今集)
『桜の花よ 春が加わった年でさえも、人の心に飽きられるほど咲くことはないのね』
平安前期を代表する女性歌人、伊勢の歌です。

この歌が詠まれた延喜四年:904年は三月が二回ありました。
今年は三月が二回あって春が長いのだから、その分長く咲いていてもいいじゃないの・・・っていう感じでしょうか。

「あまりさへありてゆくべき年だにも 春にかならずあふよしもがな」(後撰集 紀貫之)
『日数にあまりがあって過ぎてゆく今年だというのに
春に必ず会う(=官職を得る)手だてはないものでしょうか』

下級貴族の紀貫之が左大臣家に遣わした申文(もうしぶみ=任官申請書)に添えた歌です。
毎年行われる司召し(=官職任命の行事)で昇進も任命もなければ、また1年、空しく待たなければなりません。
そのうえ、閏月のある年は30日も余計に待たされることになります。

なんか・・・現代に通じる歌ですね。

最後にもう一首

「契りありておなじ文月の数そはゞ 今宵もわたせ天の川舟」(続千載集 前中納言定房)

『契りを交わしたあの七月と同じ七月が二度あるなら、今夜も渡すがよい天の川舟を』

文月(ふづき)、7月が二度あるなら、七夕も二度やってくる、閏7月の7日にも織姫に会いに行きなさいって、彦星に勧めています。


約3年に1回、一年のお給料日が13回になるわけですが・・・

明治政府が太陽暦に変えたのは、それを避けるためだったとの話もありますね。

この話題は、別の機会に・・・

では・・・(@^^)/~~~
コメント
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