今日の続きは、また明日

毎朝、カメラ片手の散歩で撮った写真を気の向くままに・・・

今日は朝曇りで青空は無しでした。

2020年05月25日 | 徒然なるままに
今日は曇り空でした。
今年初めて、半そでTシャツで散歩・・・それでも汗ばむ蒸し暑さでした。

桑の実です。


桑の実というと、童謡の赤とんぼが思い浮かびますね。

三木露風作詞・山田耕筰作曲、2007年には「日本の歌百選」に撰ばれています。

作詞者の三木露風は北原白秋と並ぶ近代日本の代表的詩人・作詞者でした。

この二人が活躍した大正末から昭和初期は「白露時代」とも呼ばれています。

発表は大正十年でした。その時の題名は漢字で「赤蜻蛉」となっていて、歌詞も少し異なっていました。

赤蜻蛉

一 夕焼、小焼の、山の空、負はれて見たのは、まぼろしか。

二 山の畑の、桑の実を、小籠に摘んだは、いつの日か。

三 十五で、ねえやは嫁に行き、お里のたよりも絶えはてた。

四 夕やけ、こやけの、赤とんぼ、とまつてゐるよ、竿の先。

昭和2年に山田耕筰が作曲した詩は、大正15年に発行された露風の歌集「小鳥の友」に所収された「赤とんぼ」でした。

赤とんぼ

一 夕焼、小焼の、あかとんぼ、負はれて見たのは、いつの日か。

二 山の畑の、桑の実を、小籠に、つんだは、まぼろしか。

三 十五で、姐やは嫁にゆき、お里の、たよりも、たえはてた。

四 夕やけ、小やけの、赤とんぼ。とまつてゐるよ、竿の先。

微妙に修正が加えられていますね。

4番の「赤とんぼ。とまつてゐるよ、竿の先」は露風が作った俳句だといわれています。

歌詞については作詞家の三木露風が、自身の幼児体験を思い浮かべながら作ったと証言しています。

その頃露風は北海道のトラピスト修道院で働いていました。ちょうど郷里(兵庫県揖西郡龍野町)の小学校の校歌の作詞を頼まれていたようで、そこから連想が働いたのでしょう。

1番から3番までは過去形、4番は現在形ですので、露風は竿の先に止まっている赤とんぼを見て、幼いころ自分を面倒見てくれた姐や(子守りの少女)を思い出したのでしょう。

懐かしい姐や、私をおんぶしてくれた姐や。十五で嫁に行った後、消息はわからなくなったが、今も幸せに暮らしているだろうか・・・赤とんぼが飛ぶ夕暮れの中で露風は幼いころを思い作詞したのでしょう。

この小鳥の友、国会図書館のデジタルライブラリで見ることができます。

https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1019619

序文に「童謡は童心からして作るべきものである。童心からして真の童謡を生む・・・・・」

という、露風の童謡に関しての考えが書かれています。

この歌は昭和30年の映画、『ここに泉あり』や36年の映画『夕やけ小やけの赤とんぼ』の挿入歌として使われていましたが。

世に広く知られたのは、昭和40年にNHK「みんなのうた」に取り上げられたことでした。



おっと、散歩、散歩

コサギでしょうか。






ハナビシソウ


我が家の庭の木に営巣を企てようとしてるんですよね・・・


寂しいので、庭の花








宣言が解除されそうですが・・・二週間後が気になりますね。

では・・・(@^^)/~~~




コメント
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