今日の続きは、また明日

毎朝、カメラ片手の散歩で撮った写真を気の向くままに・・・

今日は八十八夜

2020年05月01日 | 徒然なるままに
今日は暑かったですね・・・

ステイホーム七日目です。

五月晴れです。


水が入りだした田んぼが増えてきました。


ハクセキレイ


カルガモ


ダイサギ・・・飾り羽が目立ってきました。


明日当たり田植えでしょうか。


こちらは畦の補修でしょうか。

この畦、昔は鍬で泥をすくって塗り固める畦塗りでしたが、

今は機械で簡単にきれいに塗られている田んぼがほとんどですが・・・この田んぼは機械ではなさそうですね。

「老の腰尚も曲げてぞ畦塗れる」(西山泊雲)

毎年、ここに巣を作ります。


シロツメグサ


矢車草、ハナビシソウ


先週はつぼみが多かったんですが、だいぶ咲きました。










電線が・・・(´;ω;`)ウッ…




ビニールハウスの中には、苗が・・・


圏央道です。月初の週末・・・普段なら渋滞のトラックが並ぶんですが・・・順調に動いています。


青空が、さわやかです。






今日は立春から八十八日目の八十八夜ですね。

今はあまり行われていないかもしれませんが、

「せっせっせーのよいよいよい♪」で始まる手遊びの定番「茶摘み」で歌われてよく知られる雑節です。

立春からの日数を数える雑節には台風を警戒する厄日である二百十日や二百二十日があります。

いずれも古くから農業の要注意日として、特に暦に載せられたといいます。

「八十八夜の別れ霜」「八十八夜の忘れ霜」とは、急に気温が下がって遅霜(晩霜)が降り、農作物に被害を与えることを警戒した言葉です。

農作物の多くが新芽を出したりして、育ちはじめるころなので、この時期の遅霜は農作物に大きな被害を与えます。

しかし、八十八夜が過ぎれば、遅霜が降りることは少なくなり気候も安定することから、

八十八夜は昔から農作業の目安とされ、農家ではこの頃から本格的に農作業にとりかかり、

霜よけのよしずを外したり、苗代の種まきを始めたりします。

昔のこよみ(旧暦)は、月の満ち欠けに基づいた太陰暦。そのため、実際の季節とかなりずれることがありました。

ちなみに今日は旧暦の4月9日です。夏も近づく・・・からはちょっと離れていますよね。

とくに寒い地方では、こよみだけに頼って農作業の予定を立ててしまうと、思わぬ霜の被害に泣かされる(泣き霜)ことがあったのです。

このような霜の被害に注意を促すために、「八十八夜」が利用されていたとも考えられています。

「当てにせぬ芽が出て八十八夜寒」(能村登四郎)


その「茶摘み」文部省唱歌です。音楽の教科書にも載っている日本の伝統歌ですね。

小学校では、「摘」という感じを習わないため、小学校の音楽の教科書では「茶つみ」と、ひらがな表記になっています。


夏も近づく八十八夜
野にも山にも若葉が茂る
あれに見えるは茶摘みじゃないか
あかねだすきに菅(すげ)の笠

日和(ひより)つづきの今日このごろを
心のどかに摘みつつ歌ふ
摘めよ摘め摘め摘まねばならぬ
摘まにゃ日本の茶にならぬ


2007年には「日本の歌百選」にも選ばれています。

京都宇治の田原村の茶摘みの様子を歌ったものが元になっていて、

二番の「摘まにゃ日本の茶にならぬ」とある、日本の部分は田原だったようです。

でも、「摘まにゃ日本の茶にならぬ」のが、頑張って日本の家庭のためにお茶を摘んでいる心意気が感じられ、ちょっと嬉しくなる一節ですね。


「摘まるべき茶畑天に至りけり」(森田峠)

では、(@^^)/~~~











コメント
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