2015年12月20日、筆者は牡蠣料理の名店、銀座「かなわ」にお邪魔した。交詢ビルの真向かいの第三岩月ビルの地下1階にこのお店があった。銀座「かなわ」は広島の牡蠣料理専門店である創業140年の老舗「かなわ」の東京店である。銀座「かなわ」では、瀬戸内海でも有数の清浄海域とされる広島県大黒神島深浦で獲れた牡蠣を毎日空輸して提供している。従って勿論生でも十分食べられるほどの牡蠣である。
筆者は、午前11時25分頃にこのお店に到着した。店の前には待ち合わせらしき男女４人組がいた。やがてお店からおばちゃんが現れ、筆者はおばちゃんに案内されるままに階下へと降りて行きテーブル席を指定し、白い椅子に座った。40年ぶりに移転しリニューアルオープンしたこのお店の店内は赤と黒を基調としたモダンな内装で、6席のカウンター席以外に6人掛けのテーブル席を2卓設置した半個室並びに四人掛け席を3卓と二人掛け席を4卓ほど設えた部屋とがあった。おばちゃんは「今日のお勧めは、牡蠣尽くしコース3065円です」とメニューのビニール紙を見せながらそう言った。筆者はそんなメニューには目もくれることなく、「あのね、今日は牡蠣の土手鍋と牡蠣飯が食べたいの」と言った。するとおばちゃんは「ああ～、今日は寒いから、鍋がぴったりですね」と言いながら、「単品になると値段が少し変わりますけど、今ご用意しますね」と言いながら奥に下がった。
7分ほどしたらまず、鍋用の簡易卓上コンロが運ばれてきた。おばちゃんは「野菜、きのこ、豆腐」などが入った味噌仕立ての鍋をコンロの上に置き、スイッチを入れた。そして「お野菜が煮立ってきたら、この牡蠣を鍋の中に入れて下さいね」と言いつつ、やや中ぶりの牡蠣を５－６個乗せた皿を横に置いた。そして「釜で炊き上げた牡蠣飯は出来上がるまでに30分ほどかかります」と言った。そうこうするうちに鍋が沸騰しだした。筆者は少し火力を弱めてから鍋の中に牡蠣をどさどさっと一気に入れた。ほどよく煮えた牡蠣鍋の中の野菜と牡蠣をつまみだし、それらを口の中に運んだ。美味しいなあ～。ああ～幸せえ～！ 30分ほどで食べ終えたが、この間筆者の隣の席には、30代後半とおぼしき一人客のおねーさん、中年の一人おじさん、そしてランチを食べに来たらしき松屋の女性店員二人がやって来て着席した。お代は4633円。筆者は支払い金額の内訳の仔細を確認する事無く、カードで支払いを済ませた後幸せな気分でこのお店を去った。
お店の入り口
メニュー
店内の様子
お箸
牡蠣鍋
牡蠣
卓上ガスコンロ
煮えた牡蠣鍋
鍋はこんな感じ
牡蠣飯
釜炊き
味噌汁
香の物
しゃもじ
釜の中の牡蠣飯
ご飯茶椀によそった牡蠣飯
その拡大写真
「英国で最も美しい村」とウィリアム・モリスに賞賛されたバイブリーの川沿いは、現在でも大変魅力的な場所のひとつである。１４世紀に造られた「アーリントン・ロウ」がこの村の景観を形作っており、その石造りの街並みは、まるで幼い頃に見た絵本の中から飛び出してきたかのようだ。「蜂蜜色の石」といわれる石灰岩が、素朴かつ絶妙な色彩を作り出している。この地区の建物は、元来羊毛店だった場所が織工小屋となり、現在はナショナル・トラストにより管理されている。この村の低い屋根と切妻壁の家並みは、まさにコッツウォルズ・スタイルを象徴しているといえる。
この道を南下してみた
入り口の芝生の色が鮮やかだ
「牧草地帯が見える」の看板があった
日本人ツアー客達が大挙して押しかけて来た。時刻は午前10時49分。
ローズマリーコテージ
更に坂を登ると
右手には私有地が広がっていた
ここが入口、丁度バス停の右端付近にある
国が自然景観の保全を委託されている
早くも観光バスが二台停まっている
この橋を渡る
緑苔が蒸した煉瓦
こういう景観は珍しい
蜂蜜色の石造りの家並に出た。ここが有名なアーリントン・ロウである。
北大路 魯山人弁当
暖炉の前で
おじさんが
薪を手に取り暖炉に入れていた。9月の下旬だが、英国の山の中の朝はもう初冬の気候である。予報ではこの日の最高気温は11度で、日本では12月頃の気温であった。
白鳥の木彫りが窓に飾ってあった
訪問当日のタイムズの朝刊、EU離脱の責任を取り、辞任したキャメロン首相が朝刊の一面を飾っていた。
オレンジジュース
店内の様子
先客は皆無
昼食時とは雰囲気が違う
追加で注文したソーセージと目玉焼き
目玉焼き
ソーセージ
ハムとチーズ
クロワッサンとデニッシュ
蜂蜜とヨーグルト
フルーツをお皿に取った
レーズンデニッシュが美味しかった
コーヒー
バター
トースト
朝食は、午前7時30分からだった。7時25分にブラッスリー前に到着したら、スタッフから、開店までバーの椅子に座って待つようにと指示された。前日の夕食はピーナッツ一皿だけだったので筆者はかなりお腹が空いていた。後から数名の宿泊客がやって来たところで、スタッフから入店許可が下りた。英国風朝食はバフェ形式だが、アメリカンブレックファストを追加する事も出来たので、筆者は、目玉焼きとソーセージを追加で御願いした。このレストランのクロワッサンが英国の田舎にしては物凄く美味しかったのが印象的だった。
午前7時30分頃のホテル前を部屋の窓から撮影した
バーカウンター
洋酒群
ブラッスリー入口
テーブルセッテイング
メニュー
トーストとコーヒーセット
朝食バフェ
夜のロビーのお土産品display
夜の図書室
エレベーターへの入り口
エレベーター前
にあった鉢植え
待合椅子
大嫌いなチキン南蛮弁当
午前6時33分に撮影
未明は雨が上がった直後だった
夜が明けかかる頃のホテル
宴会場
ロビー
フロント、日付は昨日のままだ。日本語の案内表記もあった。
ブラッスリーへの入り口
大きくて古い時計台
2015年9月21日、筆者は午後8時34分にブラッスリーの隣にあるバーへと向かった。ヨーロッパ到着から二日後であり、そろそろ時差ボケが始まる頃であったが、ファーストクラス搭乗のお蔭で、軽い眠気とぼんやり感を感じる程度で済んだ。昼食にパスタとサーモンを食べたのでさほど腹は減ってはいなかったが、とにかく夕食だけは食べねばならぬのでバーへ行き、ピーナッツ盛り合わせ一皿を注文し、ジントニック二本立てをやった。これだけで充分腹が膨れたので、部屋へ戻り、シャワーを浴びた後に眠りについた。
ピーナッツ盛り合わせ（ジントニック二本込の値段は18.9£）
店内の様子
テラス席への出口
英国風のバーである
お部屋に戻ったらbed makingは完了していた
フロントからエレベーターで行ってみた
エレベーターから降りて左折する
そして真っ直ぐ進む
更に左折し
右折すると、お部屋に至る
テデイベアーはベッド脇に置かれていた
EOS-5DSのバッテリーを充電中
英国のプラグはご覧のように三穴である
コーヒーを飲んでみた
クローゼットにはこんな可愛いアイロン台があった
暮れなずむ頃のスワンホテル
コルンコート
個人のお家かもしれない
ミルコテージ
スワン橋の手前、真正面にホテルが見える
コルン川沿いは景観保護地区のためナショナルトラストに寄って管理されている。
アーリントンミル
スワン橋
コルン川
ホテル正面玄関
コッツウォルド・ハウス、「空室なし」の表示があった。
その隣の民家
南天の実がきれいだった
ここも民家
サドルストーンハウス
キャサリンホイールは、この町唯一のパブレストランである。伝統的建物で雰囲気もいい。スタッフは親切、メインディッシュが￡10.50～。サーロインステーキ￡16.50。12インチの石焼きピザは、￡7.95～9.95で、エキストラトッピング￡1.25。バイブリー特産、鱒の切り身ポテトサラダ添え￡11.95などがおすすめ。
訪問時は営業中であった
このパブではラグビーのワールドカップにちなんで、大樽のビールを提供するそうだ
Aleとは英国ではビールを意味する単語で、プロセコ（Prosecco）はイタリア・ヴェネト州で生産されるブドウ品種。またはこのブドウを主に使用した白発泡ワインの事。
ここは個人の邸宅
キングスベリーハウス
歩道の標識を見つけたので入ってみた
その先には
広大な牧草地帯が広がっていた
その牧草地帯の所有者のお家
スワンホテルの女性スタッフが家路に就いていた
彼女の家は。アーリントンフイールドにあるようだった
スワン橋まであと少しの看板
ここもコテージだ
コッツウォルド・ハウス、美しいＢ＆Ｂ。新しい建物だが、典型的イギリスのＢ＆Ｂで、朝食も満足。家庭的雰囲気の一押しＢ＆Ｂだ。ツインで￡65～。
壁に蔦の絡まるお家
ベンチ
塀代わりの石垣
ここは個人のお家のようだ
オールドポリスコテージ
クオリーバンガロー
その駐車場
