12月(師走)。「あっ」と言う間に終わってしまう月。
今年の1年は、これまでになく短く感じました。
中国浙江省総工会訪日団の受入れ、フードバンクふじのくに(仮称)の開所準備や
来年の県労福協創立50周年記念実行委員会の立ち上げなど、例年に無い事業の対応
に追われました。そしてそのほとんどが、来年へ継続する事業課題です・・・。
また、地区労福協の財政支援問題、拠点活用対策など重たい宿題も残っています。(汗)
『取りあえず丁寧に対応していくしかないかな。』と思っている今日この頃です。
さて、ロッキー奨学金授与式が行われました。
昨年よりスタートして今回で通算3回目となりました。
今回は4大学(静岡大学、常葉大学、静岡産業大学、静岡理工科大学)より推薦を
受けた学生さん11名に奨学金が授与されました。
今回の奨学金授与された学生さんと吉岡理事長、加藤労金理事長の記念写真
この様子を静岡新聞が掲載してくれました。
奨学金を授与された学生さんからは心のこもった感謝の言葉が述べられました。
良かったですね、卒業まで頑張って下さい!!
ところで・・・
以前より、県労福協はこの奨学金(日本学生支援機構)問題を取り上げて
来ましたが、ここに来てマスコミでも大きく取り上げられるようになっています。
返済が重くのしかかり、返済が滞っている方が全国で33万4千人。
その滞納額は925億円!という驚くべき数字となっています。
問題は奨学金という名の「借入金」で、銀行のローンと何ら変わらず、延滞が続けば
ブラックリストに載ってしまう、厳しい取り立てを受けるなど、これから社会で活躍する
前に大きなハンデを背負ってしまう事です。就職難によりこれからの先行きに不安を
感じ、勉学に身が入らないなど深刻な問題となっています。
県労福協の上部組織、中央労福協は「奨学金問題対策全国会議」に加わり関係団体と
連携してこの奨学金の制度改善に取り組むことを活動方針に加えました。
県労福協は苦学生の支援の継続と共に、日本学生支援機構の「奨学金」について
今後も十分注視していきます。(金)
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