こちら黒金町の4階です。

静岡県労福協を身近に感じていただくために事務局員が交代で情報の発信しています。

矢崎グループ県内10工場から「フードバンクふじのくに」へ寄付金をいただきました

2018-10-10 | 県労福協

930日~101日に日本列島を縦断した台風24号で被害にあわれた方に、心よりお見舞い申し上げます。猛烈な風により、私の家では屋根瓦が飛びました。その内の1枚が私の車の後部ガラスを直撃し、後部ガラスは粉々に砕け散りました。今回は、停電の復旧まで長時間かかり、電気のありがたみを改めて感じました。そして、全労済の住まいる共済に加入していて本当に良かったと思いました。

まずは、最近のニュースから

2018105日(金) 矢崎グループ県内10工場からフードバンクふじのくにへ寄付金贈呈

矢崎グループ県内10工場から「フードバンクふじのくに」へ寄付金をいただきました。矢崎グループ10工場を代表して、矢崎計器㈱島田製作所で贈呈式を行いました。

矢崎グループ島田製作所村松徹所長、全矢崎労組島田支部鈴木勝人委員長にご出席いただき、フードバンクふじのくにからは、池冨彰副理事長、望月健次事務局長が出席しました。

村松所長より池冨副理事長に目録が渡されました。

 ありがとうございました。

今後も「フードバンクふじのくに」へご支援ご協力をお願いします。

 

次に、少し前の話になりますが、中央労福協主催の「公益法人制度に関する研修・情報交換会」(2018.8.31(金)東京連合会館:講師関口邦興税理士)に福祉基金協会の竹内事務局次長とともに参加し、法人法および法人の適切な業務運営と会計・税務について理解を深めてきました。

 

 

 

私自身は、2008年から2014年まで、旧法の財団法人であった福祉基金協会に在籍し、福祉基金協会の「特例民法法人から公益財団法人への移行」に携わり、現在は、一般社団法人である県労福協で仕事をさせていただいています。現在、公益法人では、新公益法人制度がはじまった頃の役員、責任者、担当者などが異動しつつあり、知識や経験の継承が課題となっており、私はその継承のお手伝いができればと思っています。

静岡県労福協に関係する団体の設立・統合・解散の歴史の一部に触れてきた者として、この場を借りて、関係する団体の変遷について簡単に紹介しておきたいと思います。 

2008年12月1日に新公益法人制度が施行されました。新制度の施行や諸事情により、静岡県労福協に関係する財団法人などでは、団体の整理・統合などが行われ、現在のかたちになっています。

県労福協(1964年11月結成)は2010年4月に法人化を果たし、「一般社団法人静岡県労働者福祉協議会」に改組しました。

福祉基金協会(1976年4月設立)は2011年4月に「公益財団法人静岡県労働者福祉基金協会」に移行しました。

この間、福祉基金協会の公益財団法人移行を見越して、2007年4月に、静岡県の承認を得て「財団法人静岡ワークライフ研究所」を福祉基金協会に一体化しました。静岡ワークライフ研究所の調査研究事業は福祉基金協会が全面的に継承し、勤労者の雇用や生活実態を踏まえた調査・研究を行い、その結果に基づいた有効な教育文化事業および助成事業を展開しています。

また、高齢化社会に対応する支援事業を進めていた「財団法人静岡県勤労者福祉振興会」(1992年設立)は2008年度に解散し、一部の事業は「公益財団法人静岡県労働者福祉基金協会」に事業継承されました。

また、連合静岡、静岡県労金、全労済静岡県本部、県労福協の4団体が主体となり2006年9月に設立された「ライフサポートセンターしずおか」は、2012年4月に「公益財団法人静岡県労働者福祉基金協会」に編入され、「公益財団法人静岡県労働者福祉基金協会」のライフサポートセンターしずおか事業部として再スタートし、勤労者とその家族をはじめ広く市民を対象とした、「ロッキーカレッジ」などの講座開催や、「暮らしなんでも相談」等の暮らし全般に亘る相談事業を通じて、安心して健やかに暮らせる社会づくりを目指し、事業を展開しています。

この他に、勤信協(1965年3月設立)は、2013年4月に「一般財団法人静岡県勤労者信用基金協会」に移行し、年金福祉協会(1979年4月設立)は、同じく2013年4月に「一般財団法人静岡県年金福祉協会」に移行しました。

また、勤労者財産形成促進制度の普及と有効活用を目的に1983年に設立された「財団法人静岡県財形事業協会」は、2011年6月30日をもって解散し、2011年7月1日に「清算法人」に移行し、清算に特化して事業を進めています。

 

このように、よく似た名前の団体が設立・統合・解散・移行などを行っているので、まちがえやすいと感じるかもしれません。さらに詳しく知りたい方は、福祉基金協会が「静岡県労働者福祉運動小史」を発行していますので、ご一読されてみてはいかがでしょうか。

 後継者を養成しない組織は亡びるといわれています。私自身も未来における可能性に向かって挑む若い人たちに、先人の歴史を伝えていきたいと思っています。


最後に、

925日(火)朝、静岡労金労組の役員が県労福協事務所を訪れ、前日の924日(月)に開催された静岡労金労組定期大会でフードドライブを行って集めた食品を届けていただきました。労金労組にはフードバンクふじのくにの個人賛助会員募集などでたいへんお世話になっています。

フードバンクふじのくに池冨彰副理事長(県労福協理事長)、労金労組の岡委員長と齊藤書記長で記念の一枚を撮りました。

ありがとうございました。<MASA>


 

フードバンクふじのくに』からのお願い    

  

                        

  

御殿場市社会福祉協議会から食品をいただきました。たくさんのご支援、誠にありがとうございます。