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浜松市への行政要望  フードバンク事業への支援の取り組みについて

2016-03-23 | 浜松市労福協

 9月1日に浜松市に提出しました「要望」について、11月9日(月)に浜松市長から

直接回答をいただきました。そのうち、「フードバンク事業への支援」について、その後

の進捗状況をご報告します。

 

1.2015年12月9日(水)担当窓口の「浜松市福祉総務課」とフードバンク事業の理

  解を深めるため打合せ会を開催しました。具体的には県労福協金指専務にフードバン

  ク事業について説明いただき、双方の認識合せと意見交換を行い、後の進め方につ

  いて次の事項をお願いしました。

 (1)浜松市の防災備蓄食料品の設置状況や賞味期限が到来したものの処分等について、

    現状を調査いただくこと、および寄贈が可能かご検討いただく。

 (2)浜松市役所に常時か期間限定でフードボックスを設置することについてご検討い

    ただく。

 (3)今回ご出席いただいた課以外でフードバンク事業の支援に関わりがあると思われ

    課があれご紹介いただき、福協が説明に伺いたい。

 (4)フードバンク事業に関わっている浜松市社会福祉協議会との情報交換の場を設け

    ため、担当課の仲介をお願いしたい。

 

2.2016年2月16日(火) 担当課を交えて社協のみなさんとの顔合わせをしました。

  冒頭鈴木労福協事務局長より、労福協としては、フードバンク事業を通じて純粋に社

  会貢献できればと考えている旨を伝え、「フードバンクふじのくに」の鈴木和樹事務

  局次長より、下記について説明をいただきました。

 (1)フードバンクとは (2)県内自治体等との連携

 (3)フードドライブ・防災蓄品の取り組み(4)浜松市社会福祉協議会の状況

 (5)社会福祉協議会、浜松市、浜松市労福協、フードバンクの連携

  また、昨年末に担当課に要望した事項の進捗状況について福祉総務課伊藤氏より報告

  がありました。

 (1)浜松市の防災備蓄品の寄贈の可能性等について

  ア、備品の種類は、アルファー米と粉ミルク。アルファー米の多くは防災訓練時に

    用している。

  ウ、粉ミルクは動物園の飼料などに使っている。お金を払って処分している物もある

    ため、今後検討の余地はある。

  エ、アルファー米は5年毎に交換するが、消費期限が1カ月程度しかない。運搬費を

    どこが負担するのかなどの課題がある。

  オ、粉ミルクは1.6ヶ月の消費期限があるが、1年毎に入れ替えている。量がどの

    程度あるのかなどの課題がある。

   上記報告を受けて労福協から次のお願いをしました。

 (1)今後もフードバンク事業に対する認識を共有化する場面の設置を引き続きお願い

    したい。

 (2)フードバンクボックス設置の検討を引き続きお願いしたい。

 

                                      以上