1月16日、磐田グランドホテルで中遠地域労福協主催のトップセミナーが開催されました。
トップセミナーではフードバンク山梨の米山理事長を招き、「未来につながるフードバンク活動」というテーマで講演をしていただきました。鳥居会長はフードバンクに対して強い想いがあり米山理事長を今回の講師として招きました。
挨拶する鳥居会長
米山理事長の講演の中では、最初にNHKのクローズアップ現代で「フードバンク山梨」の活動が取り上げられた「おなかいっぱい食べたい ~緊急調査・子どもの貧困~」ビデオが上映されました。このビデオの中では経済的な理由で、おなかいっぱい食べることもままならない子どもたちが増えている現状が写し出されていました。このビデオの中で出てきた中学生は、体が痩せ細っていて本当に何も食べていない姿に驚きました。
米山理事長の講演は大変わかり安く、フードバンク事業の意義、フードバンク山梨の行っている事業、特に年齢の低い子ども抱えている母子世帯が貧困になりやすことも話されていました。また、フードバンク山梨は、「生活困窮者への食料支援だけでなく、行政への政策提言や自立支援事業も併せて行っている。」ことも話されていました。
講演する米山理事長
参加した方から、米山理事長の講演を聞き、フードバンク事業の意義が良くわかり、目から鱗が落ちたとの声がありました。
また、中遠地域労福協では参加者に対してフードドライブでの協力をお願いしていました。当日は130名余の参加があり、多くの方に家庭に眠っている余剰食品を寄贈いただきました。お米、カップ麺や段ボール7箱の食品が集まりました。皆様の暖かい気持ちに感謝いたします。
静岡県にも県労福協など10を超える団体で設立した「フードバンクふじのくに」があります。多くの方のご協力をお願いします。
中遠地域労福協のトップセミナーに参加したAKIでした。
トップセミナーの受付とフードドライブの様子