こちら黒金町の4階です。

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手作り門松

2014-01-21 | Weblog

明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いいたします。

 

ところで今回はお正月らしく「門松」の話です。

今年は自宅に始めて手作りの「門松」を飾りました。

昨年暮れに近所の仲間で何故か門松を作ることになり、それぞれ手分けして材料を準備しました。土台の竹・竹に詰める砂・3本の竹筒・松葉・笹・南天・ウラジロ・ダイダイ等をそれぞれ持ち寄って集合し約20名の共同作業で手作りしました。

当日、藁も編んでしめ縄も手作りし費用は一切無しのエコ門松が半日で出来上がりました。

下の写真左側がその門松です。

右の写真は我が家のしめ飾りです。(これは作ってもらいました)

 

出来栄えはともかく、お正月らしい雰囲気が充満していませんか。

皆さんはよくご存知のことと思いますが、改めて「門松としめ飾り」の由来を調べてみました。

そもそもお正月に飾りをつけるのは、その年の神様(年神様)に新年の挨拶と、その年の無病息災を祈るためです。

お正月は、年神様が地上に降りてくる日で、門松は神様が私たちの家に降りてくる目印になるのです。

また、玄関に飾るしめ飾りは、しめ縄を使った飾りで、現世と神聖な場所との境を表し周囲の汚れを断つしるしとなり、ここから家に悪霊やけがれが入らないように祈りを込めたものです。

なお、松や竹が使われるのは、「松は千歳を契り、竹は万代を契る」と言い、神の宿る場所が永遠に続くことを願っての組合せとの事です。

この門松としめ飾りも13日に近くの神社の「どんど焼き」へ持って行きました。

因みに、「どんど焼き」は小正月(1月15日)に行われ、正月の松飾りめしめ縄などを家から持ち寄り燃やす火祭りの行事で、どんど焼きの火にあたると1年間健康でいられるとも言われ、無病息災・五穀豊穣を祈ったと言うことです。

皆さんにとっても無病息災で良い年になるようにお祈りします。(T.I)