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ロジックモデルによる研修会

2010-12-17 | Weblog
表題の研修会が「LSCしずおか」の日詰会長を講師に12/16(木)PM1:00~静岡県勤労者総合会館で開催がされました。 この研修会は3年前にも開催し今回が2回目となります。

ではロジックモデルとは?となりますが、日詰講師より頂いた資料からまるごとになりますがご紹介します。
「ロジックモデル」とは、活動と目標の論理的なつながりを示した1枚の図のことで、「なぜ、何のために?」という活動の目的や目指す社会の状態目標と、「何を?」という活動の内容やそれがもたらす影響変化の状態を、いくつかの段階に分けて書き出し、活動と目標の一連の関連性を、1枚のフロー図として描くものをいいます。

1970年代に米国のシンクタンクによって開発された手法でケロッグ財団などで、NPOの助成申請フォーマットとして活用されているそうです。
日本でも、自冶体経営やNPO助成において、活用が広がり始めているそうです。

それでは「LSCしずおか」が何故「ロジックモデルによる研修」を開催したか?その理由は明快です。
3年前・・ゼロからスタートした「LSCしずおか」は組織として発足はしたものの活動はまだまだ脆弱で目指す目標も議論はするもののスタッフ全体が共有するまでにはいたっていませんでした。そんな現状から日詰会長の提案でスタッフ全員で「ロジックモデルによる研修会」が開催されました。(2007年12月28日と記憶しています)

この研修会後も「LSCしずおか」は色々と苦労は重ねましたが、研修会後は「芯・信」が通った活動展開がされて今日に繋がっていると私は思います。その意味で「創成期」にこの研修会を開催した意義は大きかったと思います。

さて今回は、「LSCしずおか」の活動に関る幹事の皆さん、事業団体の関係者にも参加を要請しスタッフを加えた22名で行いました。
「LSCしずおか」も設立丸4年が経過しました。活動も地域で見え始め、ネットワークの構築も進んでいます。相談活動やイベント・セミナーの参加者も順調に増加しています。加えて2011年度は(財)静岡県労働者福祉基金協会との一体化が予定されています。任意団体から公益性をもち社会的にも認知された団体の活動として展開が予定されています。

言わば第2段階の「LSCしずおか」の活動を多くの関係者が集まり議論し、意識を共有化し、方向性が定まっていくことが今回の研修目的と言えます。
さて、どんな議論が展開しどんなフロー図が出来上がったでしょうか?
詳細はLSCしずおかのブログでご紹介しますのでご覧ください。(今回の記事は掲載内容が多かったので役割分担をしましたのでお手数をおかけします。(K)



おまけの写真は、畑のキャベツ。丸々とした大きなキャベツ。きっと甘くてシャキシャキしておいしいと思います。サラダもいいですがロールキャベツもおいしそうです。(Chu)



左は白菜と右はキャベツ。朝日に照らされた葉っぱがきれいです。