欅並木をのぼった左手にあるお店

ちいさいけど心ほっこり、French!テイストなお店♪

雨の日のわたし

2006-10-05 | poem
雨の日が続くと、自分の心の中まで雨しずくが流れ落ちてくる。
アスファルトの水たまりにぼんやりと映る町並み。
私は水たまりのむこうを眺めながら、今いる場所を疑う。
本当にここでいいのだろうか。
ぼんやりとした水たまりのむこうの私。
本当にここでいいのかな・・。

町は昼下がりの静けさで。
通りを行く人もいない。日常の音もこの雨の日の雰囲気に飲み込まれている。
何枚かの葉が浮く、水たまりのむこう。
それを眺め続ける私はいったいそこに何を求めているのか。
水たまりのむこうはぼんやりと雨の暗さか広がっているけど、なんだか物事ははっきりと単純に広がってそう。
水たまりのむこうの私は、まるでこの私とは違う思慮深い姿に映る。

おうい、水たまりのむこうの私。答えておくれ。
これからどうしたらいいのかを。
おうい、水たまりのむこうの私。お願いだから答えておくれ。
これからどっちの方に歩いていけばいいのかを。