STARLIGHT NIGHTS

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光害調査が始まります

2011年05月20日 | 星仲間
5月21日から、塩尻星の会による「光害調査」が始まります。

今年の調査実施要綱から、調査の趣旨を引用します。

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町には人工光があふれ、夜空が照らされ、星が見えなくなってきています。同時に、大量のエネルギーが消費され、生態系にも悪影響が及んでいます。夜空が明るく照らされる光害は、天文愛好家だけの問題ではありません。
無駄な電気を消し、エネルギーを節約することは、今まさに私たちに求められていることです。2011年3月11日、未曾有の被害をもたらした東日本大震災。これをきっかけに日本全国で電気・エネルギーの大切さが再認識され、町のいたるところで照明やネオンが消灯されました。そして多くの人々が、これまでいかに必要以上の照明を使い、明るすぎる環境に慣れてしまっていたのか、気づかされる結果となりました。日本はこの震災を教訓とし、エネルギーの無駄を省いた持続可能な社会に生まれ変わらなければなりません。そのために私たちができることは、エネルギー消費を抑え、地球環境に調和したやさしい照明の使い方に転換していくことです。
こうした光害の現状を把握するため、塩尻星の会では「光害調査」を実施します。調査方法として、カナダ製「スカイクオリティメーター」Sky Quality Meter(以下、SQMと略す)を使った調査を行います。
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調査の期間は、
前半が5月21日(土)~6月4日(土)、後半が6月21日(火)~7月4日(火)。それぞれ21時00分~22時00分のよく晴れた日に行います。

調査地点については、これまで経年調査した所から90数地点をリストアップしています。
晴れた晩に調査開始となります。

調査の結果が、節電効果に影響されるのでしょうか。