STARLIGHT NIGHTS

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天文同好会サミット2010

2010年04月18日 | 星仲間
昨年は世界天文年でした。そのプレイベントとして、2008年12月、国立天文台で天文同好会サミット2008が行われ、天文年終了後の取り組みを考えるため、今回再び開催されました。2008の時は参加できなかったので初参加です。会場は同じく、国立天文台(東京都三鷹市)。

季節はずれの大雪のため、予定していた特急あずさが運休となり、次に出発するあずさに乗りました。しかし、途中駅で接続調整などがあり、この列車も40分遅れの到着。会場に到着したのは開会時間ギリギリとなりました。
会場となった国立天文台三鷹キャンパス、すばる棟大セミナー室は、申込みのあった200人の参加者で満席でした。

冒頭、世界天文年の報告として、日本委員長の海部宣男氏と企画委員の綾仁一哉氏から、それぞれ報告がありました。また海部委員長からは、提言として、日本の天文研究・教育・普及・アマチュア活動を結ぶ「日本天文連絡協議会(仮称)結成の呼びかけをされました。
本サミットへの問題提起ですね。
2009年世界天文年は、いくつかの団体が協力して、世界天文年日本委員会を立ち上げられました。その世界天文年が終わり、日本委員会も解消されます。しかし、世界天文年で培った流れを継続していきたい、という趣旨のもと、天文同好会が集まってアマチュアの取り組みはどのようにしていくかという論議が始まったというわけです。
世話人となる方も出てまとめていくこと、これまでもアマ天など、全国に呼びかけられた催しはありましたが、今後はそのようなことはできないので、ゆるやかなつながりを持った組織を立ち上げようという動きになりそうです。
欠席しましたが、懇親会でも話がすすめられたかと思いますし、次回6月に何らかの下相談する会議が催されるそうです。そうした組織ができたら、関わりは持っていきたいと思います。


本サミットでは渡邊潤一氏の司会進行のもと、両氏の報告と提言のあと、4人のパネリストによる発表がありました。
最後に発表された、檜木さんのまちかど観望会の取り組みと地域の反響の様子は、とても感銘を受けました。

また会場には、ポスター展示発表もあり、塩尻星の会の光害調査について展示させていただきました。スカイ・クオリティ・メーターによる調査を行ってきて、そのメリットと課題についてまとめたものです。
何人かから説明を求められ、参加された方からも感心を持っていただけたのは収穫でした。


配布資料によると長野県からは5人の参加。全員の方とお話しでき、こちらも収穫がありました。

世界天文年で培われてきたことを大切にしていきたいと思います。


桜咲く4月の大雪

2010年04月18日 | 風景
この春は、寒暖の差が激しいです。
暖かい日もありますが、比較的寒い日が多いようです。
ようやく桜も満開になりましたが、寒い日が続くようになりました。その分、花持ちが良いのですが、ついに季節はずれの大雪が積もりました。15センチは積もったでしょうか。
この時期には珍しいことです。
ここ、しだれ桜の名所、満開の花をつけ雪をかぶった様子・・・。

引き続き、天文同好会サミットのため上京。