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TVを見ていることが多いし、いろいろ感じることがある。

「村上さんのところ」:村上春樹著

2021-01-11 09:31:03 | 

ブロ友Aさんは、とても読書家でブログに本の感想を書いています。

もう一人のBさんは、今年から本の感想を書いています。元々、読書家。

私は本は、今はたまにしか読んでいません。

でも、暮れに図書館で1冊借りてきて読んでいます。

村上春樹著: 「村上さんのところ」です。2015年出版

村上春樹さんがファンの質問に答える。質問も選ばれているので面白し、

答えも面白い。笑えます。

 

昔、「ノルウェーの森」を、一気に読みファンになりました。

その後、何冊か読みました。ちょっと難しい感じがしたのは挫折です。

ブック〇で「1Q84」上中下巻の新品同様を安く買いましたが、

これも読んいません。今年は挑戦したいです。

 

「村上さんのところ」は、もう少しで読了です。

気に入った問答を、かいつまんで書いてみます。

 

Q: 村上さんが相手にメッセージを伝える時に意識していることは?

 

A: 親切心です。それが文章を書く極意です。

おもねるのではなく、親切になるのです。

 

Q: 国語の授業が苦手です。(12歳 小学生:女子)

このサイトは母に教えてもらいました。

村上さんのエッセーが好きで何冊も持っています。

小説は過激な部分があるので小学生には不向きだと母に言われた。

 

A: 僕の小説はときどき過激な部分があります。

でも悪いことを勧めたり、道徳的に間違ったことを教えていたりとか、

そういうことはありませんので「多少エッチなことくらいいいよ」と

思えば読んでもいいんじゃないかな。

僕は12歳の時にスタンダールの「赤と黒」を読んで夢中になりました。

かなり深い不倫小説なんだけれどね、だいたわかった。

たぶん君はまわりの人たちよりも深く本が読めるのだと思います。

だから教科書に載っている文章とか、先生の教え方が物足りないのでしょう。

自分の好きな本をどんどん読んでいくといいです。

たくさん読んでください。

 

私は「赤と黒」を18歳位の時、読みました。

春樹さんと同じように夢中で読みました。

(同じで嬉しい)

ジュリアン・ソレルの名前は忘れられない・・・

もし、12歳の時に読んだら、春樹さんのように夢中になんて

なれないでしょう。訳分からないと思うけれど・・・

やはり大小説家は違う。

もしかして、これを読むのは18歳くらいが丁度よいかな。

「赤と黒」のことを話すことって、なかったけれど

「村上さんのところ」を読んで、これが一番、嬉しかった~♪

(夢中で読んだベスト5に入ると思う)

 

Q: 小説家としての冥利 (28歳 男性)

 

A: 出口を見失って苦しんでいる人に「出口はあるかもしれない」

思わせることができたらいいなあと思っています。

もし誰かにそういう影響を与えられたら、小説家としては冥利につきます。

 

Q:  本の魅力が理解できずに生きてきた

42歳の私はほとんど本を読んだことがなく、また本の魅力が理解できずに

生きてきたのですが、6歳の娘が図書館に行き本を借りてきて、

読んでいます。

一般に本を好んで読まれる方は、なぜ読むのでしょうか?

 

A: 本を読んでいると、そのあいだ別の世界に行くことができます。

現実を離れることができます。それが本が僕らに与えてくれる最大の

喜びです。映画を観ているあいだも、同じようなことが起きるかも

しれませんが、僕らは本を自由に開いたり閉じたりすることができます。

本はものすごく個人的な、自由な、融通のきく乗り物なのです。

子どもたちは物語の世界を通過することによって、現実社会に自分たちを

うまく適合させていきます。読書はとても大切な体験です。

 

図書館で村上春樹さんの本を探したら、これが目についた。

これを借りてきて良かった。「赤と黒」のところが一番かも。

偶然ってないって思った。確信が持てた。

 

ブロ友さんたちに刺激を受けて、私も読書しよう。家にある本を見たら、

きれいなままの本がいくつかあった。読んだ覚えがないし・・・

それらを、まず読もう。春樹さんの翻訳本もあった・・・

 

村上春樹さんは、私にはクールに感じられます。

堂々と生きている感じが好きです。マスメディアには出てこないけれど・・・

彼はハルキストという言葉が好きでない。チャラい感じが・・・

それの代わりに村上主義者と言ってほしいそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは (keito2)
2021-01-11 12:45:34
村上春樹さんの作品は多分読んだことがありません。
「1Q84」は、発売当時本屋さんで何度か手にしたものの買うには至りませんでした。
ご紹介の本、回答がいいですね。ちょっと読んでみたくなりました。
返信する
keito2さんへ (るり)
2021-01-11 21:08:16
「1Q84」は長編ですよね。一気に読みたいと思えると良いのですが、頑張ってみます。
ピックアップしたのは、真面目な質問ですが、笑えるものが多いです。
返信する
巡り合う本 (アガサ)
2021-01-12 09:32:50
巡り合うようにして手に取る本てありますね。
村上春樹さんの本は読んだことがありませんがすごく人気のある作家ですね。
「赤と黒」はよく覚えています。映画もあって、韓国ドラマの原作にもなっていましたね。
返信する
アガサさんへ (るり)
2021-01-12 10:05:33
本も出会いですね。
この本にも、春樹さんの本にたまたま出会って人生が変わったというような質問がありました。
村上主義者が多いですね。その理由が分かる気がします。
「赤と黒」は映画:昔 もありますね。これは見ていませんが・・・
韓ドラも見たと思うのですが、何だか覚えていません^^;
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