いま、テレビについて語り合う。 社会が大きな変化を迎える時代に、
テレビをはじめとする映像コンテンツは、どこへ向かうのか。
楽しく、真剣に、徹底トーク! 自粛期間の巣ごもり中、
これまでにないほど映像コンテンツに触れる機会が増えた人も多いのでは。
芸術やエンターテインメントは不要不急なのか、
そんな問いが投げかけられた2020年を、 ドラマやバラエティなど
ジャンルを越え、テレビ局や配信の垣根を越えて語り合う。
出演は、テレ東のプロデューサーの佐久間宣行さん、
クリエイティブディレクターの辻愛沙子さん、
「逃げるは恥だが役に立つ」「MIU404」の脚本家・野木亜紀子さん、
テレビっ子としても知られる音楽クリエーターのヒャダインさん、
タレント・俳優として活躍する”10代のカリスマ”山之内すずさんなど。
一線で活躍する出演者たちが選ぶ、
「心を動かした映像コンテンツ」2020年 ベスト10 を紹介。
前例のない世の中で、視聴率やPV数などでは数値化できないものを
取り上げる。 豪華インタビューゲストは、
黒柳徹子さん、星野源さん、石川佳純さん。
彼らが振り返る2020年は、どんな年だったのか。そして・・・。
※ 出演者たちは、ネット配信、YouTube、などが多かった。
徹子さんは、全米オープンテニスを挙げた。
大坂なおみさんが、人種差別反対のマスクを着けての試合。
彼女の心意気、覚悟に感動した。テレビはこういう事の
ためにあるんだと思ったと。
出演者たちは、徹子さんの志の高さに感動していた。
プロデューサーの佐久間さんは「MIU404」綾野剛、星野源 主演。
これが1番面白かったそうです。エンタメと社会批判が、どちらも
物語の両輪になっている。
私は見ていなかったけれど3日の早朝4時から一挙放送されるので、
録画する。
「コブラ会」: 「Best Kid 」30年ぶりの続編。Netflix
昔のを見ている人も、今回初めて見る人も楽しめる。
「ハーフ・オブ・イット」面白いのはこれからだ Netflix
青春ラブコメ。
山之内すずさん(19歳)は、社会では、こう言っている、
普通はこうだよねという。
普通という言葉に問いかけている作品が好き。
若いけれど、ちょっと深い話をしていたので、皆、19歳! って
思えないと驚いていた。
リアリティーショー を楽しみに見ていた。
すずさんは、TVはリアルタイムでは見られないので録画やスマホ。
YouTubeを見ることが多い。
星野源さんは、「MIU404」の4話が好きと言っていた。
そこでは若い女性が死んでしまう。傍から見ると負け組の女性に
見えるけれど、彼女の中では、やりたいことをやり切って亡くなたので、
幸せだった、というような話をしていた。
僕は社会的なハッピーエンドとか社会的な幸せっていうものが、
本当にどうでもいいと思っている。
ハッピーエンドとか幸せは自分の中にしかない。
野木さんの作品は「自分がどうしたいか、どう思うのかを大事に
されていると思う」。野木さんを信頼しているというような話だった。
それを聞いて、野木さんは、簡単にいうと「人それぞれ」ということを、
ずっと書いている。
そして、源さんは、 「トランスジェンダーとハリウッド」
過去と現在のドキュメンタリー Netflix
これを見るまで、自分は何も考えずにハリウッド映画を見てきたと。
多くの人にこれを薦めたそうです。
野木亜希子さんは「チェルノブイリ」Amazon
を挙げた。旧ソ連の原発事故。この真実に迫るドラマ。
お金のかけ方も凄い。隠蔽問題などなど。
「うちで踊ろう」SNS 星野源。
ヒャダインさんは、リアリティーショーの問題点、
ワイドショーの報道姿勢の問題点を挙げていた。
自死のことの放送の仕方に怒りを覚えたと。
辻愛沙子さん、繰り返し視聴に耐えられうドラマ。
No.1は、2018年の医学部の不正試験で、
年齢を理由に不合格になった男性が怒りをラップをYouTubeで発信。
「Sai no Kawara」100万回再生された。
辻さんも100回くらい見たそうです。
野木さんも、これをNo.2に挙げた。YouTubeがなかったら、
世間に発信することができなかったかもしれない。
それと「17.3 about a sex」女子高生3人組みのドラマ。ABEMA
石川佳純さんは、Netflix の一連の作品。
「愛の不時着」etc.。「半沢直樹」、「恋する母たち」
↑ ほとんど私と同じ~。
そして、「プロフェッショナル」 の引きこもりの人々に、
寄り添う人を見た。それを見て、今、自分の出来ることを
最大限にやろうと思ったと。
徹子さん: テレビのあり方の考え。
正直にウソなく番組を作ることが大事。テレビに自分が出ることによって
少しでも平和に寄与することができるんだったらいいなと、
この仕事は。
山之内すずさん: みんなが優しくなれるような番組がもっと
増えたら世間で起きている不安も和らぐんじゃないかなと思う。
テレビ好きな私にぴったりな番組だった。
脚本は女性の作品が私は好きです。