先週7月の句会がありました。
先生が急用で欠席。
メンバーの俳句を代表者がメールで先生に送りました。
その後、先生が24句から7句を選んで返信がありました。
兼題 浴衣、夏館、その他。
1 藍浴衣やんちゃ娘も大人びし
2 招かるる夏の館の鳥兜(トリカブト)
3 兎にも角にも夏の主役は冷そうめん
4 青き目の浴衣行きかふ段かずら
5 箱庭の様な国かな帰還兵
6 過ぎし日のビーナスライン夏館
7 夏の真夜三段切れに目覚めたり
7番が特選。最近は、ほとんどM子さんが常連。
先生の解説: 夏の夜の二度寝、三度寝を「算段切れ」
(俳句の御法度)としたのがお手柄。
メンバーも、それぞれ7句を選ぶのですが、誰も選んでいなかった。
私も三段切れの真意が分からなかった。
5,6番が、私の句。
最近は選ばれることが、ほぼなかったので、ちょっと驚いた。
前日に考えたので推敲も、ほとんどできなかった。
5番は、終戦記念日の夏になると、ご近所のAさんが
話してくれたことを思い出す。Aさんはシベリアに抑留された。
生きて帰ってこられた。再び祖国に着いた時、
日本は箱庭の様な国だと思ったと! とても印象に残っています。
※ 箱庭 夏の季語
6番は昔、夏になると信州に行っていた。毎年、ビーナスラインを
ドライブした思いでを詠んだ。懐かしい~♪