幸せアップ+α

TVを見ていることが多いし、いろいろ感じることがある。

「悲劇は喜劇より偉大である」@漱石

2017-08-07 08:46:56 | 興味深い

脳がさえる習慣 を脳神経外科専門医の築山 節さんの話。

① 脳幹

睡眠と覚醒、体温調整など生命維持に欠かせない機能をつかさどる部分。

脳幹を守る生活習慣を勧めています。

規則正しい食事を取り、毎日同じ時間に起きて同じ時間に寝る」 これが最も重要です。

② 大脳辺縁系

感情や欲望をつかさどる部分。

社会とのかかわりを持ち、自分の感情をコントロールする習慣があるかが大切です。

③ 大脳新皮質

人類が磨き上げた知的精神そのもので、進化の結晶。

ただ、磨く努力をやめると短期間に機能が低下します。

これまで覚えた知識や能力は、簡単に忘れないようにしましょう。

 

人はストレスで成長するもので、ストレスのないことが脳のストレスになる場合も。

人生には目標が不可欠です。定年後も花実を付ける樹木として、

生涯、成長しようという意志が大切。なぜなら脳には定年がないからです。

私が参加している趣味のグループ(書道、写真、俳句)の先生を見ていると

先生たちは常に成長しようと努力されています。← 忙しそう。

70代から80歳です。とっくに定年退職している年代ですが、

一般の人よりも冴えている。

何も趣味が無いらしい人もいますが、もったいないと思います。

( 余計なお世話 )

私の例ですが、夏に書道の昇段試験があり作品を提出します。

それは、本当にストレスですがストレスが成長に必要ということですから、

ありがたいことと思います。

~~~

『悩む力』の著者の姜 尚中(カン・サンジュン)の話もストレスと通じるものがある。

 

アメリカの哲学者ウィリアム・ジェイムズが提唱した「二度生まれる」という

表現があります。

〝「健全な心」で生きる「一度生まれ」よりも

「病める心」で度目の生を生き直す「二度生まれ」の人生の方が尊い。

悩みを突き抜けた先に、今までとは違う人生をつかむことができる″

という考え方です。

私(カン・サンジュン)の尊敬する作家・夏目漱石は、人間の成長に必要なのは

「悲劇」だとしています。順風満帆だった人生に突然「悲劇」が訪れた時、

人はその意味を考えます。そして、今までと違うものに目覚めるのです。

悲劇は喜劇より偉大である」 ー 著作『虞美人草』につづられた一説は

彼の人生観をよく表している。

 

読書。中でも古典を読むことをお勧めします。

今こそ「人文地」- 宗教、哲学、文化などの教養が必要だと痛感します。

例えば「尊厳死」など解答のない問題を考える力を磨くこと。

そのために読書が寄与する部分は大きい。

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。