◎歌い継がれる原爆の歌「子らのみ魂よ」 イタリアの子らにも
朝日新聞社
原爆で約1400人の児童を亡くした長崎市立城山小学校で児童に歌い継がれている曲が今、遠く離れたイタリアの田舎町でじわじわと広がっている。 4月下旬。イタリア北部のピアチェンツァ県であった集会で子どもたちが優しい歌声を響かせた。曲は城山小で受け継がれる「子らのみ魂よ」。日本語の原曲と、イタリア語訳と日本語をまぜた歌詞の2種類を滑らかに歌いあげた。 両親がアルバニアからの移民だという高校生アルバ・ホージャさんは「悲劇の中から城山小が立ち直るのは、大変だったと思う。平和とは、人との違いを恐れないことです」と話した。 歌を伝えているのは、長崎市出身で現地で暮らす豊島文さんと夫のマッシモ・ベルサーニさん。ピアチェンツァ県内の小学校を回り、10年以上前から被爆の実相や城山小の歴史を伝えたり、折り鶴の折り方を教えたりしている。年に60学級ほどを訪れ、今まで教えた児童は1万人以上になるという。
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日本でこそ全ての児童に歌い継がれていってほしい。
この歌が一部の人に利して公平でないとでも言うのだろうか。
日本の官僚機構は(笑)