政府、辺野古で土砂投入 沖縄県、反発強め対抗
政府は14日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先、名護市辺野古沿岸部で土砂投入を始めた。埋め立ては本格化し、辺野古移設に反対する沖縄県が反発を強めるのは必至。来年2月に実施する県民投票や規制強化などで対抗し、工事を食い止める考えだ。埋め立て開始で、原状回復は困難になる。日米両政府による1996年の普天間返還合意から22年を経て、普天間移設は新たな局面に入る。玉城デニー沖縄県知事は県庁で記者団に「県民の民意を無視して進められる工事に対し、強い憤りを禁じ得ない」と述べた。現場周辺には早朝から反対派の市民らが詰めかけ、抗議活動を繰り広げた。(共同)
沖縄県名護市辺野古で、沿岸部埋め立てに抗議する女性を取り押さえる機動隊員=14日午前6時39分 |
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