今季はパリ五輪で銅メダルを獲得した松山(2024年8月撮影)今季はパリ五輪で銅メダルを獲得した松山(2024年8月撮影)

松山英樹がパリ五輪銅メダル報奨金600万円を寄付「少しでも若い選手たちの力になれるように」

 

日本ゴルフ協会は10日、パリオリンピック(五輪)で銅メダルを獲得した松山英樹(32=LEXUS)が報奨金600万円を若手選手育成のために同協会に寄付するとの申し出があったと発表した。

寄付金はルーキープログラムをはじめとする選手の強化事業、若手の育成に活用される。松山は「今年のオリンピックでは、国民の皆さんの応援のおかげもありメダルが獲れたことを自分でも嬉しく思っています。これからどんどん日本の若い選手たちが世界の場で活躍できるように願いつつ、そして自分も彼らの目標であり続けられるように努力していきたいと思います。少しでも若い選手たちの力になれるよう、今回いただいた報奨金はJGAに寄付させていただくことにしました。是非有効に使っていただければ嬉しいです」とコメントした。

パリ五輪で監督を務めた丸山茂樹は「この度の松山選手からのお申し出を聞き、大変ありがたく感じるとともに、普段から日本の若い選手の活躍を願っている彼の思いに改めて感動しました。松山選手の思いに応えるためにも、私も微力ながら今後も若い選手たちの成長の一端を担えるように頑張っていきたいと思います」と感謝のコメントを出した。