飛騨の山猿マーベリック新聞

💛専守防衛💛💛れいわ新選組💛💛立憲民主党💛
💛日本共産党💛💛社民党💛💛気晴らしには演歌が一番💛

◉連合と共産党のかみ合わない空中戦/政界地獄耳

2019年09月28日 19時22分19秒 | ●YAMACHANの雑記帳

政界地獄耳

政界地獄耳

政治の世界では日々どんなことが起きているのでしょう。表面だけではわからない政界の裏の裏まで情報を集めて、問題点に切り込む文字通り「地獄耳」のコラム。けして一般紙では読むことができません。きょうも話題騒然です。(文中は敬称略)

********************************

連合と共産党のかみ合わない空中戦/政界地獄耳

★野党の大半は文句を言いながら統一会派でまとまりつつあるが、組織というのは理屈でない理屈が支配する場合がある。今その巨大組織の使い方を持て余しているのが連合と共産党だ。連合会長・神津里季生が「共産党とは目指す国家像異なる」との報道を訂正するような形で「一言でいえば、私たちの目指すべきは『北欧型の福祉国家』」と定義、「このヨーロッパの社会民主主義とは共産党が目指す共産主義の前段階として位置づけられている社会主義とは全く異なります。共産党の方々はどちらも同じようなものだとして括られるのかもしれませんが、私たちはそういうわけにはいきません」と説明した。

★また結びには「共産党にはその綱領と党名を改めて、福祉国家を『究極の』目標とする輪に入っていただきたいと切望します。『民主集中制』の名のもとに将来的な独裁国家が暗示されている限り、協力して選挙をたたかうということにはなり得ません」とまとめ連立政権参加の条件として記した。一方、共産党委員長・志位和夫は「共産主義は旧ソ連や中国のような国かと思うと近寄りがたい」という問いに「資本主義の社会で手にしている自由や民主主義は一歩たりとも後退させない。旧ソ連の人間抑圧型の社会、中国のような一党制は絶対に取らない。すべての自由で全面的な発展を保証する社会を目指す」と答えている。

★このかみ合わない空中戦をやっている双方の幹部たちは極めて物分かりがいいが、現場は激しいつばぜり合いを展開している。目指すものが同じかどうかより、直近の選挙で力を合わせるかどうかを国民は見ていることに応えてこそ国民が望む将来の国家像が見えてくるのではないか。(K)※敬称略


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ◉【横田一の現場直撃】れいわ... | トップ | ◉「グローバル気候マーチ」が... »

●YAMACHANの雑記帳」カテゴリの最新記事