平野貞夫が語る「舞台裏」1987年(中曽根内閣)売りげ税廃案 1988年(竹下内閣)初の消費税法案成立
前田みなみ
NHK BSプライム アナザーストーリー 2018.7.17
今でこそ、買い物のときに消費税を払うのは当たり前になっているが、始まったのは平成元年、29年前のことだ。この新しい税金は、当初「天下の悪税」と言われ、評判は最悪だった。国の財政を安定させたいと考える大蔵省、国民に負担を強いる政策にしり込みする政治家、そして、暮らしへの不安から反対運動に加わった人々…。その導入の舞台裏で何が起きていたのか?トップ官僚や国会職員の、今だから語れる生々しい証言の数々!
消費税デモ
師と慕う元衆議院議長であった前尾繁三郎に言われた遺言。「消費税は必ずやるようになるから協力してやってくれ」。その言葉を胸に消費税導入に走った平野貞夫。成立のその日、平野は?そして消費税国会裏の秘密のノートとは?
消費税法案を作成した当時大蔵省税制2課長だった薄井信明。1987年当時廃案になった売上税も彼が関わっていた。彼が売上税廃案から学んだこととは?熱い思いを激白!
1988年12月24日、消費税法案成立。その後1989年の4月1日までに日本中のレジを消費税に対応させなければならない!寺岡精工は消費税対応に激走した!