2014/12/23 に公開
年末年始は、帰省や旅行などで車を利用する人も多いと思います。
●池尻キャスター
気になるのはガソリンの価格ですが、随分、落ち着いてきましたよね。
福岡市内のガソリンスタンドでは、きょうはレギュラー1リットル138円でした。
●岩本記者
「ついに140円を切りました。こちらのガソリンスタンドでは、きょうはレギュラー1リットルあたり138円となっています。祝日ということもあり、午前中から多くのお客さんでにぎわっています」きょう、福岡市内のガソリンスタンドを取材してみたところ、久しぶりに利用者に笑顔が見られました。
●利用客
「安くなってますよね。やっぱり満タン入れても昔は1万円ぐらいやったんですけど、それが7~8000円ぐらいになると、違いますね」レギュラーガソリンの平均店頭価格を示したグラフです。
今月1日には157円だったのが、きょうは138円、20円近く下がりました。
●国際油化室見SS・岡田泰志マネージャー
「年末年始というのもあるんですけれども、だいぶガソリンが安くなってるんで、遠出とかされたりとかすることが増えていると思います」祝日のきょうは、車で遠出する人も多く、高速道路のパーキングエリアもにぎわっていました。
●利用客
「きょうは佐世保の方に。夏と比べると、だいぶ安くなってきて、うれしいです」
「大分は高いんで、福岡に来ると、5円ぐらい安かったんで、最近、少し下がってるから…。福岡で(ガソリンを)入れて帰ろうかなというのもあります」
「昔に比べて下がりましたね。少しは楽になりましたよ。どっか行こうかなという気になりますね」ガソリン価格が下がっている背景には、世界的な原油価格の下落があります。アメリカのシェールオイルの生産量が高まったために、世界中で原油が余っているのです。
●全国石油商業組合連合会九州支部・浦野澄明事務局長
「(石油の)在庫はたくさんあると、過剰すぎる。需要は逆に減退気味だということで、(中東とアメリカの)お互いの国の売り合戦というものが行われていると思うんですね。売り合戦をやれば、どうしても値段は下がると」お盆の時期にレギュラー1リットルあたり170円だったのと比べると、1リットルあたり30円以上の値下がりです。「石油情報センター」によりますと、来週もさらに値下がりする見込みで、年末年始の帰省時に、久しぶりにガソリンの価格をあまり気にすることなく、車で遠出ができそうです。
http://rkb.jp/news/news/24560/