http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110904/k10015362831000.html
リビアで、2004年にアメリカのCIA=中央情報局が、テロ組織の幹部をカダフィ政権に引き渡し、過酷な尋問をさせていた疑いを示す文書が、首都トリポリの治安機関の建物から見つかり、アメリカがカダフィ大佐と協力してテロとの戦いを進めていたとして、批判の声が上がっています。文書は、カダフィ政権の崩壊後の今月2日、トリポリにある治安機関の建物から、国際的な人権団体「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」などによって発見されました。文書はアメリカのブッシュ政権当時の2004年のもので、アフガニスタンで活動していたリビア人のテロ組織の幹部について、リビアへの引き渡しを巡る、カダフィ政権とCIAとの詳細なやり取りが記録されています。また、リビア当局に尋問を要請する、89項目に及ぶ質問リストも含まれているということです。カダフィ政権は、拷問など、アメリカ国内ではできない過酷な尋問を行っていたとされており、人権団体は「リビア側に引き渡すことで、拷問を可能にした」として、アメリカの対応を批判しています。一方、リビアでは3日、カダフィ政権を崩壊に追い込んだ国民評議会の部隊が、カダフィ支持派が抵抗を続けている中部のシルトやトリポリ南部のバニワリードを包囲し、投降するよう説得を続けるとともに、軍事的な圧力を強めています。
にほんブログ村・カダフィ政権は、拷問など、アメリカ国内ではできない過酷な尋問を行っていたとされており、人権団体は「リビア側に引き渡すことで、拷問を可能にした」として、アメリカの対応を批判しています。
リビアで、2004年にアメリカのCIA=中央情報局が、テロ組織の幹部をカダフィ政権に引き渡し、過酷な尋問をさせていた疑いを示す文書が、首都トリポリの治安機関の建物から見つかり、アメリカがカダフィ大佐と協力してテロとの戦いを進めていたとして、批判の声が上がっています。文書は、カダフィ政権の崩壊後の今月2日、トリポリにある治安機関の建物から、国際的な人権団体「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」などによって発見されました。文書はアメリカのブッシュ政権当時の2004年のもので、アフガニスタンで活動していたリビア人のテロ組織の幹部について、リビアへの引き渡しを巡る、カダフィ政権とCIAとの詳細なやり取りが記録されています。また、リビア当局に尋問を要請する、89項目に及ぶ質問リストも含まれているということです。カダフィ政権は、拷問など、アメリカ国内ではできない過酷な尋問を行っていたとされており、人権団体は「リビア側に引き渡すことで、拷問を可能にした」として、アメリカの対応を批判しています。一方、リビアでは3日、カダフィ政権を崩壊に追い込んだ国民評議会の部隊が、カダフィ支持派が抵抗を続けている中部のシルトやトリポリ南部のバニワリードを包囲し、投降するよう説得を続けるとともに、軍事的な圧力を強めています。
にほんブログ村・カダフィ政権は、拷問など、アメリカ国内ではできない過酷な尋問を行っていたとされており、人権団体は「リビア側に引き渡すことで、拷問を可能にした」として、アメリカの対応を批判しています。