サイタ、サイタ、鬱金香ガサイタ。津幡にサイタ。

「今日の一枚」は、津幡小学校新校舎の前に咲くチューリップ。
秋に植え付けを行い、冬の間、土の中で過ごした後、
春の訪れと共に芽が顔をのぞかせ、
やがて、暖かくなると勢い良く茎をのばし、一斉に開く花の色は取り取り。
花壇やプランターを彩り豊かに、明るく演出してくれる。

そして、栽培が簡単なので園芸初心者にも扱い易い。
何しろ球根は養分をたっぷりと蓄えた“花の工場”。
お陰で土を用いない「水栽培」も可能である。
残念ながらチューリップの経験はないが、
小学生の頃、授業の一環でヒヤシンスやクロッカスを水栽培したものである。
球根から日に日に延びる根の様子は、実に興味深く面白かった。

…さて、チューリップの生産世界一は「オランダ」。
日本国内では、富山県と新潟県が二大産地。
いずれもチューリップの生育に適した気温、日照時間、肥沃な土地、
豊富で良質な水などの自然の恵みが共通している。
現在、富山県・砺波市では５月６日（日）まで、
恒例の「となみチューリップフェア」を開催中。
津幡町からは一般道でも４０分あまりの距離だ。
機会があれば、足を運んでみよう。

最後に…タイトルの「鬱金香(うっこんこう)」とは、チューリップの和名である。