つばた徒然@つれづれ津幡

いつか、失われた風景の標となれば本望。
私的津幡町見聞録と旅の記録。
時々イラスト、度々ボート。

津幡短信vol.7

2015年11月29日 11時15分47秒 | 津幡短信。
自分の目で見た、津幡町に関するごく短いニュースの不定期通信。
今回はこちら。

【観光ポスター展、開催中】

 
今月21日投稿のvol.3で紹介したとおり、
現在、津幡町文化会館「シグナス」1階にて「観光スポットポスター展」が行われている。
僕は勘違いしていた。
展示されていたのは公式ポスターではなく、昨年制作された、町おこしポスター。
金沢市のパステルアート作家「石野一男さん」の手による絵手紙風の作品である。
幾つか抜粋して掲載。
  
  
  
期間は、来週木曜日・12月3日まで。
機会があれば足を運んでみてはいかがだろうか。
エントランスでは「ゆるキャラ」がお出迎えしてくれる。
 
尚、隣では「津幡町 庄八景展」も併催。
よろしければ、こちらも。
 

<津幡短信vol.7>
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反旗は下りた。

2015年11月29日 08時41分23秒 | 日記
少し以前の事になるが、津幡町・清水の「JA石川かほく本店」前で、
撤収された懸垂幕を目撃した。
 
何のアピールか分かるだろうか?
このビニールシートにはかつて、次の文言が染め抜かれていた。

「わが国の農業・農村を壊滅させるTPP交渉への参加 断固反対!」

掲げられた当時とは情勢が変わった。
もはや交渉は行われ大筋合意に達している。
反旗は下ろされたのだ。

幾ばくかの猶予は文字通り「時間の問題」。
但し、まだまだ紆余曲折が待っていそうではあるが。
発効されれば農林水産品の輸入が増えるだろう。
日本の農業をどれほどのダメージが襲うのか?
気になり不安は募るが、それ以前に自滅の道を辿りはしないかとも憂慮する。

おととい・2015年11月27日、
農林水産省は“農業の国勢調査”とされる2015年の「農林業センサス」を発表。
それによれば、農業就業人口は前回調査(2010年)から、
51万6000人減って209万人に。
平均年齢は65.8歳から66.3歳に上昇。
65歳以上が占める割合は過去最高を更新した。
また、耕作放棄地は42万4000ヘクタールと過去最大を更新。
一方で企業や組織による耕作面積は微増。
今後は、若手や企業の参入を促し、販路拡大を進める事が未来の鍵を握る。

…こうした事態と対応の必要性は、何年も前から指摘され予測されていた。
自明の理だった。
いよいよ退っ引きならない状況になった。
農業再興に残された時間は少ない。
耕作放棄地42・4万ヘクタール…富山県に匹敵
(※2011年11月12日に関連投稿あり)
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津幡短信vol.6

2015年11月28日 14時41分02秒 | 津幡短信。
自分の目で見た、津幡町に関するごく短いニュースの不定期通信。
不定期と言いながら、定期的になってきた(笑)
今回はこちら。

【冬支度は、メイド・イン・チャイナ】

 
11月終盤、寒気が近づき急に寒くなった津幡町。
緑ヶ丘団地と市街地を結ぶ「清水跨線橋」に、今年も「凍結防止剤」が登場。
25キロ入りの「粒状 塩化カルシウム」は、中国産。
世界の工場として稼働する隣国の力を見た思いである。

【ラストチャンスは、その手でつかめ】
 
「清水跨線橋」を登り切った先にある「ミニボートピア津幡」がある。
現在、グランプリ前の最後のSGレース「チャレンジカップ」の真っ最中だけに、
大入り満員である。
第一駐車場は満車。
建物とは少々離れた第二駐車場に車を停め、投票を済ませた。
今日は、準優勝戦。
秋のG1連覇の後は足踏みが続き、今節前半苦戦した「毒島誠」が、
何とか間に合った。
2着以上をもぎ取り、明日の決勝戦へ艇を進めて欲しい。
願いを込めて、3の1着流しと2着流しを購入。
 
頑張れ!ブス!!

※2015年11月29日追記:毒島4着!チャンスつかめず。的中つかめず!

<津幡短信vol.6>
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百聞は一見に如かず。 されど百文は一見に劣らず。

2015年11月28日 11時50分44秒 | 日記
津幡町民にはお馴染みの本屋さん「スガイ書店」の店頭で、
一枚のポスターを見かけた。
 
「学研まんが NEW世界の歴史」発売告知。
小学生時代、同様の出版物を貪り読んで知識への目を開かせてもらった。

活字表記の歴史書に比べ、マンガのそれは理解のしやすさに優れている。
@喜怒哀楽の表情と一体になった台詞回し。
@躍動するキャラクター。
@ズームイン、ズームアウト、暗転などの演出。
@コマ割りの変化によって緩急をつける。
“読ませる技”が多彩でストーリー仕立てになっているから、時代の流れが掴み易い。
つまり、入門編としては最適。
何より、ビジュアルがあるから一目で分かり覚えやすい。
「百聞は一見に如かず」という訳だ。
       

だが、決して活字が劣るとも思わない。
前述の故事は、漢王朝時代の中国の将軍が発した言葉で、
「百回聞くより、一度でも自分の目で見たほうが確か」という比喩。
言いえて妙だが、万能ではない。

例えば「万里の長城」を目の当たりにすれば、
そのスケールの大きさを実感できる。
しかし、目に映るのは「ごく一部」に過ぎない。
むしろ「万里の長城は、紀元前3世紀から17世紀に亘って築かれ、
    高さ6メートル程度の城壁の総延長は5万キロ以上。
    東京-ロンドン間に匹敵する。」
…と言葉・文章で吸収した方が全体像を把握できるのではないだろうか。

つまり「百聞は一見に如かず。されど百文は一見に劣らず。」
そして、文と絵を組み合わせたマンガは、大変優れた表現方法なのだ。

この手の「学習マンガ」の充実は、漫画文化の発達した日本ならでは。
児童向けに留まらず、大人向けの実用的な類は多い。
更に、エンターテイメント作品にも専門性の高いものが多々ある。
弁護士が主人公なら法律を。
シェフ・板前が主人公なら料理を。
医師が主人公なら医学を。
宇宙飛行士が主人公なら星の世界を。
古代~近代の過去が舞台なら歴史を。
「デューク東郷」からは世界情勢の裏側を学んだ。
脚色、誇張はあれど、それぞれ「学習教材」に値すると思う。

…ところで、特典の「純金風レプリカマスク」って?
「黄金の棺風ケース」って?
大変気になる。そそられる。
 
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津幡短信vol.5

2015年11月23日 10時25分05秒 | 津幡短信。
自分の目で見た、津幡町に関するごく短いニュースの不定期通信。
立て続けの投稿ネタはこちら。

【河北潟一周駅伝、開催。】

 
秋晴れに恵まれた三連休の最終日。
「第95回記念河北潟一周駅伝競走大会」が行われた。
(投稿時点では“行われている”)
スタート/ゴールになる「津幡町役場」には関係者が集い賑やか。
やがて号砲一発、レース開始。
参加選手たちは、荒い息遣いと軽快な足音と共に津幡町内を駆け抜けていった。
 
区間は6つ。
第1区7・2キロ:津幡町役場 ⇒ かほく市宇野気駅前中井通り
第2区7・5キロ:かほく市宇野気駅前中井通り ⇒ 高松産業文化センター
第3区4・9キロ:高松産業文化センター ⇒ かほく市七塚健康福祉センター
第4区6・2キロ:かほく市七塚健康福祉センター ⇒ 内灘町室公民館横
第5区3・8キロ:内灘町室公民館横 ⇒ 河北潟干拓地白鳥橋
第6区6・4キロ:河北潟干拓地白鳥橋 ⇒ 津幡町役場
合計36・0キロで着順を競う。
よく見ると、殆どのコースが現在の河北潟の水辺とは離れている。
…ま、いっか。

同大会のプロフィールは以下の通り。
【河北潟一周駅伝競走大会は、大正9年11月23日、
 新嘗祭の記念行事の一環として、
 農繁期の郡内各青年団を一同に集めて開催したのが始まりです。
 以降、昭和19年に中止した以外は国内でも他に類を見ない位、
 永きにわたって受けつがれ、平成27年で第94回を迎えます。
 現在行われている駅伝の中では東京箱根大学駅伝に次いで古く、
 回数においては東京箱根大学駅伝を4回上回る
 日本最高を誇る6区間36kmの駅伝大会です。
 90回大会より、第3部として11人タスキをつなぐ第3部を設け
 市民ランナーの参加できる駅伝大会としています。】
(※Webサイト「スポーツエントリーより引用:原文ママ)

ん?あれ?大正9年は西暦1920年。今年は西暦2015年。
95年の開きがある。
大会名称は「95回」。でも途中一回中止しているなら「94回」。
誤差がある。
…ま、いっか。
歴史と伝統ある大会なのは間違いない。

<津幡短信vol.5>
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