つばた徒然@つれづれ津幡

いつか、失われた風景の標となれば本望。
私的津幡町見聞録と旅の記録。
時々イラスト、度々ボート。

津幡町の日米決戦!?

2012年10月31日 07時29分29秒 | 草花
「今日の一枚」は、近所の空き地。
2010年10月5日に投稿した写真と同じ場所だ。
以前は黄色が支配していたが、今年は白が混ざっている。
逆襲だ。

『赤コーナー、津幡町・庄の草原のチャンピオン。
 キク科の多年草。 茎は直立、高さは最大で2~3メートルに達する。
 花の色は黄色で円錐形。
 北アメリカ原産の帰化植物。
 “戦慄のクレイジーイエロー”~セイタカァ、アワダチソォォォォ!』

『青コーナー、日本全国に分布するイネ科の多年草。
 花穂を尾花といい、秋の七草の一つ。
 茎は高さ1~2メートル。
 チャンピオンのお膝元・北米では外来種として猛威を奮う。
 “荒野のラストサムライ”~スゥスゥキィィィィィ!』

…え~両者の勢力争いをボクシングのタイトルマッチに見立て、
そのプロフィールをリングアナ風に紹介してみた。

「秋の野に 咲きたる花を 指折り かき数ふれば 七種の花」
「萩の花 尾花 葛花 瞿麦の花 女郎花 また藤袴 朝貌の花」
奈良時代の歌人・「山上憶良」が「万葉集」で詠んだ「ススキ」。
茅葺屋根の材料になり、生け花などで秋のディスプレイとして重宝され、
諺や格言にもなっている。
日本人との文化的関わりの深さを鑑み、僕はススキを応援したい。

頑張れ!ススキ!!
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涼秋、津幡町の路上に立つ。

2012年10月29日 20時33分04秒 | りくすけ
「今日の一枚」は、散歩中の「りくすけ」のスナップ。
彼は、柔らかくウェーブのかかった長毛で、
耳の縁に飾り毛を持つロングコートタイプ。
けっこうフサフサしているのだが、寒さには弱い。
ご覧のとおり、2週間ほど前から「服」を着せている。
それでも十分ではないらしく、夜、いつの間にか僕の布団に潜り込み、
寝息を立てているのが最近の傾向だ。
こちらも押しつぶさないように気を使わねばならない。

また、ソファやケージの中に敷いた毛布などの上に丸くなっている。
「♪犬は喜び庭駆け回り 猫は炬燵で丸くなる」という歌は、
当てはまらないようだ。
メキシコ原産の出自故なのか?
それとも、体格が小さいから外気温の影響を受けやすいのだろうか?
ま、メキシコが太陽の国と言っても、北半球にあり、
所属する気候帯は日本と同じ温帯。
年がら年中暑いわけではないだろう。
恒温動物は、基本的に筋肉の量が少ないとエネルギーを燃やしにくいから、
後者が有力ではないかと思う。

しかし、散歩中はすこぶる元気!
多少の冷え込みはものともせずに前進!
たとえ冬季になっても、降雪さえなければ大丈夫。
お蔭で、僕の散歩への意欲を掻き立ててくれる。
もうすぐ11月。
これからもよろしく頼むぜ…「りくすけ」!
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津幡町のインフラ整備。

2012年10月28日 05時25分11秒 | 日記
「今日の一枚」は「住ノ江橋」。
津幡町・中須加の川の上、昭和50年代に架けられた「複合橋」である。
きのう、何日かぶりに通りがかってみると、工事中の看板が…。
更に、その横には、橋に関する町の取り組みが掲げてあった。
タイトルは『津幡町の橋の長寿命化修繕計画』。
抜粋して記す。

<背景と目的>
 津幡町が管理する道路橋は、平成22年現在182橋あります。
 このうち重要なネットワーク上にあり、
 生活に密着した橋は178橋あります。
 この橋の約80%が20年後には架橋後50年以上の高齢化橋梁となり、
 橋の修繕・架替えに莫大な費用が必要となることが予測されます。
 そこで、津幡町では将来的な財政負担の低減および
 道路交通の安定性の安全性の確保を図るために
 橋梁の長寿命化修繕計画を策定します。

<橋梁長寿命化修繕計画の効果>
 平成22年度に、特に重要なネットワーク上にある橋128橋について
 今後50年間に必要とされる修繕費用を予想しました。
 結果として、従来行われてきた
 「損傷が大きくなる前に予防的な対策を行う」(予防的な修繕)に
 転換することで、修繕費用の大幅な軽減と
 橋梁長寿命化を図ることが出来ます。

<橋の維持管理方法>
 日常のパトロールを中心とした維持管理により、
 橋を良好な状態に保つために日常点検を行い、
 排水装置周りの清掃などを実施します。
 また、概ね5年に1回程度の定期検査を行い、
 橋の損傷状況を早期に把握し、適切な点検を行っていきます。

<橋の定期点検の結果>
 ・平成19年度 橋長≦15m 41橋点検実施
  点検を行った橋梁41箇所については、
  緊急に道路交通に支障となる損傷は確認されなかった。
 ・平成22年度 2m≦橋長<15m 87橋点検実施
  点検を行った橋梁87箇所については、
  緊急に道路交通に支障となる損傷は確認されなかった。

<今後の予定>
 平成22年度までに津幡町が管理する2m以上の橋梁178橋のうち
 128橋の点検及び修繕計画の策定を行いました。
 平成23年度には残り50橋の点検整備及び修繕計画策定を行う予定です。
 また、修繕計画に従い、順次補修工事を行っていきます。

…インフラストラクチャーの整備は、古代より為政者の定め。
津幡町も、明日のためにアクションを起こしている。
何事も一足飛びにはいかないものだ。
Roma Was Not Build in a Day.
未来は、積み重ねた過去の産物なのだ。
現在は、思い描く未来のために使わねばならない。
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津幡町の集団健診。

2012年10月27日 11時04分08秒 | これは昭和と言えるだろう。
「今日の一枚」は、今朝、津幡町福祉センター前にて撮影。
町民を対象とした集団定期健康診断の準備だろう。
津幡町の場合、健診は6月から11月頃にかけ、各所で開かれている。
ちなみに僕は、先日、職場での健診を終えた。
その内容は「一般健診」。
医師による診察、尿・血液を採取しての検査、
胸や胃のレントゲン検査など、30あまりの全般的なチェックである。
おそらく町のそれも大差はないはず。
別途、部位別に「がん検診」もあるのかもしれない。

…さて、中学時代の恩師に教えてもらったこんな格言を覚えている。

『健康が全てではないが、健康がなければ全てはない』

至言だと思う。
どれほど優れた才能があろうと、有り余る富を持っていようと、
羨むほどの美を備えていようと、健やかでなければ何も享受できない。
寿命の長短は神のみぞ知る領域だが、生きている間は健康でいたいものだ。
才能も富にも美にも無縁な僕は、健やかではある(笑)。
お陰で、美味い飯と酒を楽しみ、読書にも没頭できているのだ。

…そして、最後にお悔やみを述べたい。
きのう、ミュージシャンの「桑名正博さん」がお亡くなりになった。
今年7月15日、脳幹出血で意識不明の重体になり、
大阪市内の病院に緊急入院。
ついに目覚めぬまま息を引き取った。
享年59。
実業家と歌手、二足の草鞋を履きこなし飄々と歩んでいる姿が好きでした。
合掌。
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津幡町の曙。

2012年10月26日 09時41分09秒 | 自然
今朝、空が美しかったから、僕は少し慌てた。

すぐにバックから携帯電話を取り出し、カメラを起動させ、
いつもより急ぎ足で視界が開ける場所まで移動する。
アングルを決めて、呼吸を整え、シャッターを切り、ようやく人心地。
曙は待ってくれない。
束の間の美なのである。

散歩中の楽しみの一つは「空の表情」だ。
日和が変われば、勿論のこと
一日の時間の経過によって目に映る光景は違う。
また、季節の移ろいによって様相は異なる。
⇒東雲⇒白昼⇒暮れ方⇒宵⇒夜半⇒
⇒春⇒夏⇒秋⇒冬⇒
どれもそれぞれの味わいがあり、楽しませてくれるのだ。

そして、空には雲がある方がいい。
茫漠たる青空を長い時間見つめていると、
吸い込まれそうで、何となく不安になる事がある。
焦点を定める対象のないブルーは、どこか人を惑わせるのだ。
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