つばた徒然@つれづれ津幡

いつか、失われた風景の標となれば本望。
私的津幡町見聞録と旅の記録。
時々イラスト、度々ボート。

津幡町にもあった!

2013年06月05日 07時57分44秒 | 日記
昭和58年(1983年)春、
“夢と魔法の王国”「東京ディズニーランド」がオープン。
平成13年(2001年)秋、
“冒険とイマジネーションの海”「東京ディズニーシー」が誕生。
東京ディズニーリゾートは、これまでに延べ5億人以上が足を運んだ。
年間の売上高は、3,000億円以上。
働く人の数は、2万人以上。
名実共に日本一の観光施設である。

そこでは従業員の事を「キャスト(cast:配役)」と呼ぶ。
彼等は、テーマパークという巨大なステージの上で、
徹底して与えられた役を演じる。
故に、一種の都市伝説が囁かれるようになった。
有名なのがコレである。

ある客が、ゴミ拾いをしているキャストに質問した。
「何を拾ってるんですか?」
キャストは、こう答えた。
『ええ、夢のカケラです。』

そんな事はない。
そんな事はないが、エンターテイメントの演出としてはアリだ。
…が、しかし!
僕は『夢のカケラ』を発見してしまった。
東京ディズニーリゾートではなく、津幡町で!
「今日の1枚」をよくご覧いただきたい。
歩道の上、壁際に割れた瓦のようなモノが落ちている。
コレが『夢のカケラ』なのだ。
分かるだろうか? 

アップにしてみよう。

   

\(゜ロ\)(/ロ゜)/
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雨ニモ風ニモ雪ニモ夏ノ暑サニモマケズ。~津幡中学校近くにて。

2013年06月04日 08時10分03秒 | 日記
「今日の一枚」は、津幡町・加賀爪の「延命地蔵」。
県道217号線沿い、津幡中学校のグラウンドに隣接した一角に建つそれには、
次のような由来がある。

『延命地蔵尊の由来
 この地蔵は明治初年横浜普念寺の住職が就寝中枕辺に不思議な老人が現れ
 「吾は延命地蔵なり、我姿河原市用水に有り」と夢の御告げあり、
 住職は翌朝寺番に命じて用水を探させたところ、
 加賀爪東方付近の川辺に流れます地蔵尊の御姿を発見し寺へ持ち帰り
 以来四十年普念寺に安置されていましたが、
 明治の終わり頃加賀爪区へ御迎え申し上げ老若男女の篤い信仰を享けております。
 昭和四十五年八月都市計画道路建設の為、現在地に再び還座申し上げた。』
                    (※地蔵堂の石碑より引用、原文ママ)

延命地蔵は、名前の通り「新しく生まれた子を守り寿命を延ばす」。
延命とご利益を祈願し、短命・若死にを免れるため信仰されている。
昭和45年(1970年)からこの地にあるという事は、毎朝、僕も前を通っていた。
ずっと、見守られていたのである。

お地蔵さまは、今も見守っている。

   
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昔日の川辺を偲ぶ。~津幡町・おやど通りにて。

2013年06月03日 21時38分58秒 | 日記
「今日の一枚」は「おやど通り」の標識。
そこに「北国街道(北陸道)」と呼ばれていた頃の簡略な俯瞰図が描かれている。
勝手な注釈を入れてみた。

真ん中の青いエリアは「津幡川」…右下から左上へ向かって流れている。
水上に架かるのは「おやど橋」だ。
当時は、木造だろう。
図によれば、中央が盛り上がったアーチ橋ではなく、平坦な桁橋である。
欄干の柱の上には「儀宝珠(ぎぼし)」が設けられていたらしい。

右岸…橋の脇にあるのは、樹齢700年の巨木「タブノキ」だろう。
奥に見えるのは、江戸時代の一つ星ホテルとも言うべき「脇本陣」か。
津幡宿の脇本陣の屋号は「角屋(かどや)」。
現在、建物はなく、石碑が残るのみ。
その庭に植えられていたタブノキは健在で、橋の一部を覆うように青々と茂っている。

そして、橋の手前…絵図下部の広い屋根こそ江戸時代の三ツ星ホテル、
津幡宿の「本陣」「御旅屋(おたや)」だろう。
敷地は、およそ1,300坪(4,500平方メートル)。
サッカーピッチの半分ぐらいか。
明治10年(1877年)の大火で焼失し、面影は全く残っていない。

…そこで、昨年訪れた、
滋賀県・草津市の「本陣」を御旅屋に見立てて想像してみよう。

  

  

立派だ。

草津宿は、東海道五十三次・五十二番目の宿場町。
東海道と中山道の分岐点にあたる交通の要衝だから、当然、本陣の格も高い。
ま、これほどではなかったにせよ、
我が津幡宿のそれは、如何ほどの威容を誇っていたのだろうか?
思いは募るが、思いの粋を出ない。
本陣、脇本陣が共に失われたのは、何とも残念な事である。

(※2010年8月9日、9月8日、
  2011年2月9日、4月29日、8月14日に関連記載アリ)
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平成の平和と平穏。~津幡町・清水にて。

2013年06月02日 11時52分26秒 | 日記
「今日の一枚」は、津幡町・清水の「喫茶 千歩里(ちぼり)」。
建物右の道を挟んだ向かい側には、
「津幡町商工会館」や「河北郡市環境整備事業協同組合」がある。

先日、散歩の途中に通りがかったところ、お店の壁越しに歌声が聞こえてきた。
カラオケサークルの集まりなのか? 
あるいは、常連さんの定番イベントなのか?
何しろ、まだ陽が高いうちからマイクを握る方々がいるという事は、
世の中が平和である証し。
悪くない。

曲名は分からないが、暫し歌声に耳を傾けるうち、仄々とした気分になれた。
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警戒セヨ!~津幡町ニ異変見ユ!

2013年06月01日 10時46分09秒 | 日記
「今日の一枚」は、国道8号線と県道59号線を結ぶ「道」。
画面中央に写る車の進行方向にある「森林公園」入口の交差点付近で、
先月9日・午前5時頃、体長1mのツキノワグマが目撃された。
…また、今週水曜5月29日・午後3時20分頃、
竹橋の津幡運動公園陸上競技場近くで、体長およそ1.5mのツキノワグマを目撃。
町は、一昨日と昨日の2日間、警戒のため公園全施設の使用を中止した。
…さらに、昨日5月31日・午前7時頃、
津幡町仮生地内において体長1メートルのクマが目撃された。

今年、石川県内では、クマの目撃情報が行政機関に多数寄せられている。
統計を取り始めた2005年以降、同じタイミングでは最多らしい。
一般的に、クマと人との接触が増えるのは、秋。
冬眠前に食欲旺盛なクマが人里へ近づいたり、
人がキノコ狩り等でクマの生息域へ近づいたり、
両者の距離が縮まり、時としてトラブルに発展する場合がある。
また、ブナやドングリといった木の実が不作の年は、要注意だ。

しかし、今時これだけ接近が頻発するのは不可解である。
春~初夏は、山にはクマの食料が豊富。
ちなみに、これは「今日の一枚」撮影場所近くに生える蕨の若芽だ。
  

…そろそろクマの「繁殖期」。
行動がより活発化するため、更なる注意が必要である。
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