「今日の一枚」は「サークルK 津幡中須加店」の店頭にて撮影。
画面中央の柱の前で青白い光を放つ「誘蛾灯」からは、
小さな発光と共に炸裂音が聞こえる。
ジジッ…パチッ!パチッ!
それは、1つの命の終焉を告げる音だ。
かつては、青色蛍光灯などでおびき寄せ、
その下に置いた水盤に虫を落として駆除していたが、
今では高圧電流を流し、触れた途端、瞬殺してしまうのが一般的だ。
…つまり、痛みも苦しみも与えない死。
それは「安楽死」の類と言えるかもしれないが、同時に「突然死」とも言える。
温情であり残酷。
自覚した死と無自覚の死では、
果たして、どちらが幸せなのだろうか?
それにしても、最近は虫の姿が減ったなと思う。
昭和の夏、街頭の下は宛ら昆虫のコロニーだった。
蛾、黄金虫、カミキリムシ、蝉類、蜂類などが主。
時たま、クワガタ虫やカブト虫などの掘り出し物も採集できた。
もしも当時、現在のような高性能誘蛾灯があったなら、
きっと屍の山が築かれていた事だろう。
飛んで火にいる虫の数は比較にならないほどに多かったのだから。
画面中央の柱の前で青白い光を放つ「誘蛾灯」からは、
小さな発光と共に炸裂音が聞こえる。
ジジッ…パチッ!パチッ!
それは、1つの命の終焉を告げる音だ。
かつては、青色蛍光灯などでおびき寄せ、
その下に置いた水盤に虫を落として駆除していたが、
今では高圧電流を流し、触れた途端、瞬殺してしまうのが一般的だ。
…つまり、痛みも苦しみも与えない死。
それは「安楽死」の類と言えるかもしれないが、同時に「突然死」とも言える。
温情であり残酷。
自覚した死と無自覚の死では、
果たして、どちらが幸せなのだろうか?
それにしても、最近は虫の姿が減ったなと思う。
昭和の夏、街頭の下は宛ら昆虫のコロニーだった。
蛾、黄金虫、カミキリムシ、蝉類、蜂類などが主。
時たま、クワガタ虫やカブト虫などの掘り出し物も採集できた。
もしも当時、現在のような高性能誘蛾灯があったなら、
きっと屍の山が築かれていた事だろう。
飛んで火にいる虫の数は比較にならないほどに多かったのだから。