goo blog サービス終了のお知らせ 

つばた徒然@つれづれ津幡

いつか、失われた風景の標となれば本望。
私的津幡町見聞録と旅の記録。
時々イラスト、度々ボート。

祝!戴冠!そして・・・。

2017年11月27日 08時11分53秒 | 賭けたり競ったり
ゆうべ、山口県の下関競艇場にて「SGチャレンジカップ競走」優勝戦が行われた。

メンバーと枠番は以下のとおり。
1号艇 毒島 誠(ぶすじま・まこと)選手  (4238・群馬)
2号艇 井口佳典(いぐち・よしのり)選手  (4024・三重)
3号艇 山田康二(やまだ・こうじ)選手   (4500・佐賀)
4号艇 篠崎仁志(しのざき・ひとし)選手  (4477・福岡)
5号艇 桐生順平(きりゅう・じゅんぺい)選手(4444・埼玉)
6号艇 新田雄史(にった・ゆうし)選手   (4344・三重)
結果は1-2-4。
予選をトップ通過し1号艇で出走した「毒島 誠」が、見事に戴冠を果たした。
【ボート】毒島誠が下関チャレンジカップV レディースCCは遠藤エミが連覇

進入は、枠なり3対3。
ほぼ同体、横一線のスタートを切ると1号艇が最内を伸びる。
最初の旋回ポイント、1マークの手前で2度小刻みにハンドルを切り舳先を左に寄せ、
回った瞬間には後続を5艇身余り突き放して、あっという間に一人旅。
ゴールタイム1分46秒3。
前日準優勝戦で自身が記録したコースレコードに迫る圧勝劇だった。
捌き、スピード、パワー、ターン。
どれを取っても非の打ちどころのない試合運び。
何より、勝敗は決しても最後までアクセルを緩めずに駆け抜ける彼らしいレース。
コレが見たかった!

お陰で、一節間、張り続けた僕もプラス収支。
配当は安かったが、それはいい。
戦前の賞金ランク20位から、一気に7位へジャンプアップ。
来月の「SGグランプリ」へ舟を進める権利を得た。
ただ、シード権が与えられる上位6傑に届かなかった事だけが残念。

そして、戦いは続く。
もし、12月24日の「グランプリ優勝戦」に彼が乗れば、
「住之江競艇場」に足を運ぶつもりだ。

日本一になれるか否かは、まだ神のみぞ知る。
今は「ブス」からのクリスマスプレゼントが届くのを、心待ちにしている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

とある民家の恒温動物。

2017年11月25日 09時04分17秒 | 自然
僕たち人間は「恒温動物」だ。
外界の温度に関係なく一定の体温を保つ動物である。
例外はあるが、哺乳類と鳥類がこれに属す。
一方、外界の温度により体温が変化する動物が「変温動物」。
やはり例外はあるが、爬虫類、両生類、魚類、昆虫類などがそれだ。

体内で熱を作り出すシステムを持つ恒温動物は、変温動物と比べカロリー消費が激しい。
故に、常に食べ、エネルギーを補給する必要がある。
草木茂り、生きものが活動する春~秋はともかく、
雪や寒気に閉ざされる冬、食料の確保は容易ではない。
故に、体温・心拍を抑えて「冬眠」を決め込む種族もいる。

例えば「コウモリ」だ。
とある民家の軒先でじっと動かない奴がいた。
おそらく「アブラコウモリ」別名「家コウモリ」だろう。
家屋の瓦の下、天井裏、換気口、高架下や橋の下、大型倉庫内など、
身近な場所に住み着くが、間近でしげしげと観察する機会はなかなか貴重。
写真を撮ったり、角度を変えて眺めたり、周囲でゴゾゴソと動いていたら…

睨まれた。
「うるせえ、トーミンの邪魔すんな」と言わんばかりの恨めしい表情である。
お騒がせしました。

もう一つ、散歩中のお騒がせエピソード。

とある民家の風除室で毛繕い中の「茶トラ」を発見。
スマホカメラを向け、何度かシャッターを切っていたら…

睨まれた。
失礼しました。

すれ違う動物たちに比べ、寝食を共にする愛犬(りくすけ)はフレンドリーなのである。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

白耳義之味、津幡町に現る。

2017年11月23日 13時29分42秒 | グルメ
面積は、九州より一回り小さくおよそ3万平方キロメートル。
人口は1,100万人ほど。
ヨーロッパの小国「ベルギー王国」は、知られざる「ジャガイモ王国」。
ジャガイモ加工商品の世界トップシェアを誇っている。

ボイルド・ポテトやマッシュポテト、スライスしてから炒めたりと、
彼の地でのポテト料理のバリエーションは、実に様々。
中でも「フリッツ」…フライド・ポテトは特別な存在。
販売店数は全国5,500以上。
殆どの家庭が専用のフライヤーを常備しているんだとか。 
まさに国民食だ。
断面は10mm、もしくは12mm四方。
2度揚げして、外はサクサク、中はホクホクが定義。
そんな本場の「フリッツ」が、わが津幡町で味わえる。

本津幡駅近くの「もみの木カフェ」。
ベルギー出身のご主人と、日本人の細君が経営する「ベルギーワッフル」の店。
2012年の開店以来、客足が絶えず人気を誇っている。
その敷地内に停まるデリバリーバンがフリッツ売り場。
先日、晴れてオープンした。

マヨネーズ、ケチャップは無料で掛け放題。
別売りで、複数のソースも販売している。

Mサイズ(350円)を買い求めて食す。
定義通り、外サクサク、中ホクホク。
美味い!
ボリュームがあるのも嬉しいじゃないか。

「フリッツ」の起源は17世紀後半。
川魚を油で揚げて食べる習慣があった地域で、
魚が獲れない冬にジャガイモで代用したところ、意外な美味しさが大評判に。
第一次世界大戦中にベルギーに駐屯していたアメリカ兵が、母国へ紹介。
フランス語を母国語とするベルギー兵が食べていた事から
「フレンチ・フライ」と呼んだ。
やがて、アメリカ文化と共に世界へ伝播していった。
しかし、元祖は不満顔。
ベルギーこそ、発祥地だ!…そんな強い思いがあるらしい。

次回は、ユネスコの世界無形文化遺産に認定されたベルギービールと一緒に頂きたい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夢見る少女のままで。~ アルプスの少女ハイジ。

2017年11月19日 12時02分56秒 | 手すさびにて候。
ほんの手すさび、手慰み。
不定期イラスト連載・第六十四弾は、成人した「ハイジ&クララ」。

今から43年前。
毎週日曜日・夜7時半を心待ちにしていたのは、
きっと僕だけではないはずだ。

5,000メートル峰が連なる雄大な大自然。
ホルンにハープの音色、ヨーデルの声色。
乾草のベッド、黒パンにトロける山羊のチーズ。
石造りの重厚な大都会フランクフルト。
召使や執事のいる生活。
どれも日本では、少なくとも北陸の片田舎では見たことのないものばかり。

天真爛漫な主人公。
どこか暗い影を宿し頑固だが心根優しい祖父。
おっちょこちょいな羊飼いの少年。
病弱で美しい深窓の令嬢。
おっとりしたセントバーナード、白く可愛い子ヤギ。
ブラウン管の中で躍動していたのは、魅力的なキャラクターばかり。

つまり「アルプスの少女ハイジ」は、色んな意味で「憧れ」だったと言える。

昭和49年(1974年)の一年間で放映された回数は全52話。
制作陣に、「宮崎 駿」「高畑 勲」「小田部 羊一」「富野喜幸(由悠季)」ら、
日本アニメ界の一時代を牽引する才能たちが名を連ねた秀作は、
海外でも人気を博したと聞く。
また、知名度は衰え知らず。
作中の登場人物を起用したCMやパロディ作品が後を絶たないのが、何よりの証だ。

その原動力は何だろう…?
思うに、要因の1つは、主人公の汚れ(けがれ)を知らない「少女性」だ。
「ハイジ」は、仕事や家事、子育てなど、生活の最前線とは無縁の住人。
折に触れ見かける度、人生の荒波へ漕ぎ出す前の日々を思い起こし、
「かつての自分」を重ね合わせてしまうのだ。

さて、今回の拙作はその後の「ハイジ」と「クララ」
一人は、明け透けな性格に拍車がかかり、恥じらいとは無縁の大人に。
一人は、酸いも甘いも噛分ける一端の女になってしまった。
ヒロインたちに一体何が起こったのか?!
主題歌は「夢見る少女じゃいられない」
ボーカルは、オリジナルでもカバーでもいいが、演奏はハード路線で。
歌詞に合わせてテンポよく2人を動かし、
酒に溺れる「アルムおんじ」や、ニヒルな「ペーター」も出して欲しい。
観たくないが、観てみたい気がする続編である(笑)。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

津幡短信vol.37

2017年11月18日 06時09分15秒 | 津幡短信。
津幡町に関するよしなしごとを簡潔にお届けする不定期通信。
今回は、以下の2本。

【ロードスター閉店】

カー用品ショップ「ロードスター北陸 津幡店」が店じまいした。
開業は、隣接する「アル・プラザ津幡」と同時期の平成14年(2002年)頃。
僕も何度かタイヤ購入、交換などでお世話になった。
剥がされたロゴの跡、がらんどうの内部を覗くと、寂しいものである。


【津幡町の冬支度三景】
11月半ばに差し掛かり、一気に冬の気配が濃くなった。
気温が下がり、一面鉛色の空から落ちる冷たい雨が雪へと変わるのも、
そう遠くないだろう。
あちこちで冬への備えが始まっている。

ミスタータイヤマン店頭で風にはためくスタッドレスタイヤの幟。

パチンコ店入口に登場したクリスマスリース。

津幡町ふるさと歴史館「れきしる」では年賀状作りイベント告知。
ちなみに「木簡(もっかん)」を対象にしているのは、
津幡町加茂遺跡から出土した平安時代の御触書
「加賀郡牓示札」(かがぐんぼうじふだ)に由来している。
当時の律令政府が出した命令に、加賀国と加賀郡がそれぞれ文書を付け、
加賀郡が郡内の村の有力者に宛てて出した命令書。
今のところ日本最古の部類として認定されている。

<津幡短信vol.37>
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする