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つばた徒然@つれづれ津幡

いつか、失われた風景の標となれば本望。
私的津幡町見聞録と旅の記録。
時々イラスト、度々ボート。

エニグマは解けた。

2018年12月31日 21時35分04秒 | 賭けたり競ったり
謎は、あっさりと解けた。

まず、“風の谷”から風が消えた。
一節間を通し、ずっとレーサー達を悩ませ、波乱を演出していた立役者が、
優勝戦直前、いきなり舞台を降りてしまったのだ。

次に、スタート展示走行(本番前のお披露目走行)を見て、
一号艇の足色があきらかに勝っているのが分かった。
出足、ターンしての回り足、直線の伸び足、
どれも他に比べて一枚上手。

これなら、スタートさえしくじらなければ「松本晶恵」の優勝は固い。
本命に対抗できるのは、軽量で高速ターンを持つ三号艇「遠藤エミ」。
穴は、三の攻めに乗って追いすがるであろう五号艇「守屋美穂」。
そう確信した僕は、迷わず投票した。

1-35の二連単流し。
135の二連単ボックス。
1-35-35の三連単流し。
結局、戦前の予想通りの舟券を握りしめ、ファンファーレを待った。

ピットアウト!
進入は枠なり3対3。
何とクリーンな・・・。

スタート!
全艇ほぼ横一線!
最初のターンマーク、先マイしようとする一号艇に、外から襲い掛かる三号艇!
しかし、バックストレートで一号艇が突き放す!

勝負あった!
割り差せなかった五号艇は遥か後方に置き去り。
上位隊形1-3-2でゴールを迎えた。

お陰で、的中を得る。
配当は安いが、それはいい。
「松本晶恵」選手が、二度目の女王の座に就いた。
おめでとう!


さて、これが今年最後の投稿である。
来年も、拙ブログをどうぞよろしく。
お時間とご都合が許せば、覗いてやって下さい。
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平成最後の女王決定戦。~ エニグマ ヲ カイドクセヨ。

2018年12月31日 08時06分33秒 | 賭けたり競ったり
全国に24ある競艇場の中でも、
東京の「平和島競艇場」は、取り分け油断がならない。



水面図を見てみると、スタートライン上の幅は49m。
向かって右手、1マークのスタンド側は37m。
絞り込むレイアウトに加え、屈指の狭窄ぶり。
内側の廻りシロが小さい為、イン艇がスタートで後手を踏むと、
センター~アウト勢の攻めが届く。

また、海に近く季節風の影響を受けやすい。
風速10mを超える事は珍しくない上に、強弱、風向きが一定ではない。
水面図上方・大型映像装置後ろにそびえる高層ビルからの吹き込みもあり、
いわゆる「巻いた」状態になる場合も。

勝負の行方を左右する最大の要素、スタートが難しい。
体形がバラバラ凸凹になって、穴が出やすくなる。
つまり、予想も難解になるという訳だ。

そんな平和島で、本日千秋楽を向かえるのが
プレミアムG1「クイーンズ クライマックス」。
女子競艇選手の頂点を決める最高峰のレースである。
年間獲得賞金額上位12名が出場し、3日間に亘って予選が行われ、
優勝戦進出メンバーが決まった。

一号艇:松本晶恵(群馬)
二号艇:山川美由紀(香川)
三号艇:遠藤エミ(滋賀)
四号艇:日高逸子(福岡)
五号艇:守屋美穂(岡山)
六号艇:寺田千恵(岡山)

決戦のファンファーレが鳴るまで、あと8時間余り。
果たして、頭上に輝くティアラを被り、年間女王の栄誉を手にするのは誰か?!
今のところ1、3、5が有力と考えているが、
どのコースからでも1着が狙える平和島だけに、難問だ。
僕は、大晦日のエニグマ解読に挑まねばならない。
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年の瀬の凍みると、染みる。

2018年12月30日 20時19分12秒 | 日記
先日の散歩中「寒干し大根」作りを発見した。

土から掘り起こした大根を紐で括り、冬の屋外に吊るしておくと、
内部で乾燥と破壊が起きる。
夜間には、90%以上もある水分が凍り、
氷となって膨張する事で、細胞壁を破壊。
日中には氷が融け、表面から滲み出て蒸発。
およそ1~2ヶ月が経ち、干し上がる頃には独特の食感が生まれる。
天然フリーズドライだ。
水で戻してから、甘辛く煮付けにすると、実に旨い。
凍みることで、味が染みやすくなる。
相棒は、身欠き鰊、棒鱈あたりがベストマッチか。
嗚呼、喉が鳴る。

今朝スポーツ新聞を買ったコンビニ店頭で「どんぎつね」ポスターが目に付いた。

カ、カワイイ。
ご意見は様々あるだろうが・・・可憐さが心に染みた。
年越し蕎麦は「どん兵衛」でいいや。
俺も「シャーッ」ってされたい(笑)。
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貼紙に見る、時節と時流。

2018年12月29日 17時55分24秒 | 日記
散歩の折、目にする様々な「貼紙」。
今日は、それらの中から「師走らしい報せ」と「今時らしい報せ」、
2つの視点で紹介し、思いつくまま感想を述べてみたい。

師走らしい、その1「初詣で」への誘い。
その起源は意外に新しく明治に定着したと言われるが、この社の歴史は長い。
津幡町・加賀爪の「白鳥神社」の祭神は「日本武尊(ヤマトタケル)」。
古く(1,000年ほど前)に「従五位下」に授けられた。
かつて、この地に白鳥が舞い降り、土地の人々がこれを捕らえ献上したところ、
時の天皇が、日本武尊の魂が白鳥となって飛び去ったという逸話を思い出し、
お宮を建て白鳥の神と名付け祀ったそうだ。
同神社は雨乞いの霊験で知られ、奉納した絵馬は町指定文化財となっている。

師走らしい、その2「お節」売り出し。
「Aコープ津幡店」の店頭にて撮影。
お正月にいただく「お節」は、その字で分かる通り、本来「節目」の膳。
元日はもちろん、五節句(人日、上巳、端午、七夕、重陽)など、
季節代わりに神様にお供えして食べる宮中の伝統だった。
庶民文化が花開いた江戸期に広く伝播。
正月の祝い事として定着し、今に至る。

今時らしい、その1「インフルエンザ」の憂慮。
津幡小学校近く、放課後児童クラブ「つばたっこ」入口にて撮影。
どうやら、イベントが延期になったようだ。
僕が子供だった頃、インフルエンザは学校から流行が始まると考えられ、
全ての学童にワクチンの集団接種が行われていた。
やがて、感染症は「個人の責任で防止すべき」とされ、
定期接種から任意接種になって、かなりの時が経つ。

今時らしい、その2「働き方」の憂慮。
北陸銀行・津幡支店前に掲示してあった貼紙に、慣習を改める旨が書いてあった。
いわゆる働き方改革の一環と推察。
ゆとりがなく無味乾燥な気がする。
やがて、挨拶を省くどころか、人と対峙する機会もなくなるのかもしれない。
システムと向き合う未来は、もう遠くない。

時は止まることなく流れ、世の中は変化しているのだ。
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師走の津幡に冬来る。

2018年12月28日 22時54分55秒 | 自然
今月半ばの淡雪はほんの前触れ。
どうやら本格的な冬が訪れたようだ。

この冬一番の寒気が流れ込んだ影響で、
今日は北海道から中国地方の日本海側や山沿いでまとまった降雪を記録。
幸い、わが津幡町は、まだ左程でもない。

だが、強い冬型の気圧配置は年末年始も続くため、
日本海側を中心に暴風雪や局地的な豪雪への警戒が必要だ。
取り分け、今日初雪を観測した大阪、名古屋、福岡市など、
普段、雪に縁遠い地域の皆さんはご注意くださいませ。

さて、雪と付き合わねばならない土地には、それなりの備えがある。

この画像は、町所有の「除雪車」。
津幡町役場裏の倉庫に待機している。
今年の夏、散歩の際に少々観察してみた。
雪を掻き揚げるロータリー部は2メートル強。
雪を掻きわけるブレードは3メートル弱。
実に威風堂々としている。

製造は「日本除雪機製作所」。
札幌に本社を置く専門メーカーだ。
30年以上前の機械ながら、未だ現役バリバリ。
今期も活躍してくれると期待する反面、
叶うならば出番のない事を祈る。

2018年2月撮影。
こんな景色は、出来れば見たくないものだ・・・。
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