つばた徒然@つれづれ津幡

いつか、失われた風景の標となれば本望。
私的津幡町見聞録と旅の記録。
時々イラスト、度々ボート。

津幡町の身近な天然記念物。

2011年10月11日 07時13分46秒 | 日記
津幡町に「忠犬伝説」がある事は、以前、投稿したが、
改めて、町のHPから引用すると次の通り。

『「忠犬」の話(津幡)
 昭和19年春、大雨が降ったある日のことです。
 津幡(平谷)に住む女性が畑が心配で見に行くと、
 一匹の犬が畑を駆け回り、今にも飛びつかんばかりにしていました。
 不審に思ってあたりを見ると、隣の田が水浸しになっていたので、
 急ぎ区長に伝えました。
 調べてみると、近くの堤が決壊しそうになっていたため、
 近くの住民で土のうを積み、大事には至りませんでした。
 その堤には古くから不動明王を奉ってあり、
 犬に姿を変えて堤の決壊を知らせてくれたのではないか、
 とうわさになったそうです。』 (※津幡町HPより原文ママ)

この言い伝えが発端となって、町内中心部には、犬の置物を据えた家が多い。
そのモデルは…「今日の一枚」のような「日本犬」が圧倒的に多い。

日本犬は古くから日本で暮らしてきた。
日本人にとっては番犬や狩りのパートナーであり、貴重な在来種。
現在、6種類が、国の天然記念物に指定されている。
柴犬、秋田犬、北海道犬。
甲斐犬、四国犬、紀州犬。
…ちなみに、名称の読みは上の行の3種が「イヌ」。下の3種は「ケン」である。

全ての日本犬に共通するのは、
がっしりとした「安定感のある体格」、ピンと立った「三角の耳」、
そして、くるっとカーブがかかった「巻き尾」。
西洋犬に比べると感情や欲求の表現がおくゆかしいところがあり、
一歩引いたようなところが、落ち着きや威厳、風格を感じさせる日本犬。
素朴で凛々しい。渋好みの犬種といえるのではないだろうか。

無論、僕はチワワも好きだ。
コメント
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