8月も半ばを過ぎたというのに、日中は真夏日。
なかなか厳しい暑さが続いている。
だが、秋は朝晩からやってきた。
今朝の散歩、出発時刻は空が白み始めた午前5時半前。
家を出て商店街を抜け、中津幡駅前を通り、野山団地から緑ヶ丘に登って
再び市街地へと降りてくるコース。
所要時間はおよそ1時間半である。
少し以前なら、スタートから30分もあれば日差しの強さを感じたが、
今はゴールまで快適に歩くことができる。
太陽の昇るスピードが遅く、朝のうちは肌を焼くような感覚はない。
また、街中では蝉の声が途絶え、代わって聞こえてくるのは、
草むらからのコオロギの鳴き声だ。
朝は、いつの間にか静かで落ち着いた空気が流れるようになっていた。
田園の近くを歩けは、早生の穂が色づき始め、
稲穂の波の中から雀が飛び出してくる。
きっと、実りを拝借しているのだろう。
燕は、春に比べて一回り大きくなったよう思える。
また、いかにも若い個体も混じり、集団で行動姿を見かけるようにもなった。
どうやら繁殖を終え、栄養を蓄えて、次の渡りに向かう準備が整ったようだ。
「今日の一枚」は、そんな季節の変わり目を感じたスナップである。
色はまだ青いが大ぶりで立派な「栗の毬」。
そこから見上げた空には「鱗雲」。
秋が近いことを実感させてくれる。
…とは言ってもどちらもまだ本来の姿ではない。
やがて毬の色が栗色になり、鰯雲の位置がもっと高くなれば、秋。
そして画面には群れ飛ぶアキアカネが映るようになるだろう。
なかなか厳しい暑さが続いている。
だが、秋は朝晩からやってきた。
今朝の散歩、出発時刻は空が白み始めた午前5時半前。
家を出て商店街を抜け、中津幡駅前を通り、野山団地から緑ヶ丘に登って
再び市街地へと降りてくるコース。
所要時間はおよそ1時間半である。
少し以前なら、スタートから30分もあれば日差しの強さを感じたが、
今はゴールまで快適に歩くことができる。
太陽の昇るスピードが遅く、朝のうちは肌を焼くような感覚はない。
また、街中では蝉の声が途絶え、代わって聞こえてくるのは、
草むらからのコオロギの鳴き声だ。
朝は、いつの間にか静かで落ち着いた空気が流れるようになっていた。
田園の近くを歩けは、早生の穂が色づき始め、
稲穂の波の中から雀が飛び出してくる。
きっと、実りを拝借しているのだろう。
燕は、春に比べて一回り大きくなったよう思える。
また、いかにも若い個体も混じり、集団で行動姿を見かけるようにもなった。
どうやら繁殖を終え、栄養を蓄えて、次の渡りに向かう準備が整ったようだ。
「今日の一枚」は、そんな季節の変わり目を感じたスナップである。
色はまだ青いが大ぶりで立派な「栗の毬」。
そこから見上げた空には「鱗雲」。
秋が近いことを実感させてくれる。
…とは言ってもどちらもまだ本来の姿ではない。
やがて毬の色が栗色になり、鰯雲の位置がもっと高くなれば、秋。
そして画面には群れ飛ぶアキアカネが映るようになるだろう。