つばた徒然@つれづれ津幡

いつか、失われた風景の標となれば本望。
私的津幡町見聞録と旅の記録。
時々イラスト、度々ボート。

選ばれて在ることの恍惚と不安、二つ我に在り。

2024年05月26日 08時00分00秒 | 賭けたり競ったり
                      
今夕(2024/05/26)2人の若武者が栄冠奪取に挑戦する。
それぞれ異なる競技のハナシだが、共に23歳。
僕は、一方には諸手を挙げて声援を送り、
もう一方には複雑な感情を抱きつつ行方を注視している。



まずは、大相撲夏場所だ。
わが津幡町出身の力士、新小結「大の里」関が幕の内初優勝に王手をかけた。
新入幕から3場所連続となる11個の白星を積み上げ、
きのう時点で単独トップに立つ。
星の差1つで後を追う4人にも逆転の可能性を含むものの、
本割で「阿炎(あび)」関に勝てばV確定だ。

歓喜と落胆が交錯した14日間の戦いを経て迎えた千秋楽。
---『最後の一番を取り切るだけ』---
本人はそう口にしているそうだ。
雑念を振り払った相撲の先に待つ快挙を期待して止まない。



次は、競艇SGレース「ボートレース オールスター」だ。
東京・府中市「多摩川競艇場」で行われる優勝戦で1号艇に乗るのは、
「定松勇樹(さだまつ・ゆうき)」。
佐賀支部所属の新鋭が、あれよあれよという間にポールポジションまで駆け上がってきた。
---『もう、緊張で吐きそうでした』---
きのうの勝利者インタビューで本人がそう吐露したとおり、
人生で初めて味わったであろうプレッシャーをねじ伏せ迎えた最終日。
今日は、その肩に更なる重圧がのし掛かるだろう。
応援したいと思う、しかし---。



同じレースには「毒島誠(ぶすじま・まこと)」がいる!
最も不利な枠番・6号艇から、主客転倒を狙っているのだ。
そうなると、我が舟券は素直に「定松」推しとはいかないのである。

ともあれ「大の里」と「定松勇樹」には、全力を尽くして欲しい。
まだ勝負が決した訳ではない。
2人共、大一番が待っている。
対峙するのは、強敵と己自身。
選ばれて在ることの恍惚と不安。
二つの狭間に立つ若武者の活躍を刮目している。
結果はまだ神のみぞ知る。
                   

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2 コメント

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Unknown (作業員)
2024-05-27 07:13:52
大の里!!
本当に優勝しちゃいましたね
おめでとうございます(^^)

近年、各界で若者の活躍が
凄いですね~
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作業員様へ。 (りくすけ)
2024-05-27 09:31:06
コメント、大の里関への祝福、
ありがとうございます。

彼は同郷のご近所さん。
我が事のように嬉しく思っております。
最近は番付の価値が薄れてきた印象。
大の里には「令和の大横綱」になってもらいたいもの。
怪我無く、無事に頂点を目指して欲しいですね。

では、また。
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