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漫画家・村田順子の
美食と薔薇 華麗なものが
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OSTマニア

2020年09月05日 | ヒョンビン

前回お知らせしたソン・イェジンのオンライン・ファンミが突然延期になりましたね。理由はわかりませんがこちらは9月27日に開催するようなので、特に大きな問題はなさそう

幻冬舎から出る予定だった『愛の不時着』本は、いきなり発売直前になぜか出版差し止めになりました。出版業界の友人と「何が起きてるんだろう??」とあれやこれや推理してみましたが、まあ、あの段階で突然出版を取りやめると言うことは、何かかなりの圧力が働いたのであろうと思われます(特に見城さんが下りるのはよっぽどのこと)。やっぱり相手はNetflixかな~?

「なかなか出ないなぁ~」と言っていた韓流ドラマ本は、似たようなムックが雨後の筍ように一斉に発売し出しましたね。私はもう韓流ライターをやっていないので最近交流はありませんが、知人たちがまだまだ活躍しているようです。

最近の韓国ドラマを見ていて思うのは、悲劇度がかなり希薄になっているってこと。設定はものすごく面白くてのめり込んで見ているとあんがい11話あたりで話がさくっと解決してしまう。むむむむ~!!残りあと5話もあるのに、この後どうするんだろう??すわ!不治の病か事件に巻き込まれて記憶喪失か??と身構えると、何にも起こらずラブラブ💛ハッピーエンドで拍子抜け続出。

たとえば『梨泰院クラス』のクライマックスで、今までの韓国ドラマだったら(百歩譲ってパク・セロイは死なないにしても)チェ・スングォン(セロイと刑務所で知り合い片腕になるが、元々反社で生きていた男)は間違いなく死んでいる・・・絶対に!!

でも、、、それが死なないんだなぁ~!!←別に不満なわけではないです(笑)。やっぱり誰かが不幸になったうえでのハッピーエンドはあり得ないし、後味の悪い結末はもう望まれないんだね。

『愛の群像』『秋の童話』『バリでの出来事』『天国の階段』などでもわかるように、昔のドラマは今まで見ていた労力と時間がすべて無になるほどの「まさか!」な悲劇が待ち受けているものでした。『美しき日々』だけは、慢性骨髄性白血病に侵されたヒロインの病気が完治するという、かなり珍しいハッピーエンドで心からホッとしたのを覚えていますが、これはこのまま死んでしまうのはあまりにも悲しい!!と視聴者の要望に応えたラストだったように記憶しています。

コミカルなラブコメだと思って気軽に見ていた『サンドゥ、学校へ行こう!』では、誰も望んでいない結末に脳天ぶち抜かれ、『ごめん、愛してる』ではどこまでも可哀想な主人公を何の救いもなくいじめぬいたイ・ヒョンミン監督。彼の撮るドラマが好きかどうかと聞かれたら悩むところですが、ただOST(オリジナル・サウンドトラック)のセンスは抜群に素晴らしいのです。

通常のOSTは、ボーカル付きの挿入歌が5曲くらい。それ以外はドラマ内で流れる効果音のようなインストがだらだらと続くアルバムが多いのですが、『ごめん、愛してる』は挿入歌だけでなく、収録されている2枚組=全部の楽曲がすっごく良い16年経った今聴いても新鮮で、すべての曲が今ある韓国ドラマ挿入歌の原点のように感じます。

同じイ・ヒョンミン監督が撮ったヒョンビン主演『雪の女王』のOSTも「ごめ愛」と似た構成で、ドラマは面白くなかったけどOSTは珠玉の一品だと思う!

私は気に入ったドラマの挿入歌は必ず買うOSTマニアです。曲を聴いているとドラマの世界にいつでも浸れるので2度美味しい。もともと韓国ドラマはOSTと共にあると言ってもいいほど重要な役割を果たしていますからね。『冬のソナタ』『オールイン』『天国の階段』などは繰り返し流れる挿入歌があまりにも有名で涙を誘いました。

視聴率はあまりよくありませんでしたが2009年にOAされたドラマ『風の絵師』が大好きでした。

18世紀に実在した2人の天才宮廷画家の愛とその運命を描いた歴史絵巻。本来男でなければ宮廷画家にはなれない世界に、少女(ムン・グニョン)は男装をしてもぐりこみます。その男装した”少年”に心奪われていく師匠であり天才絵師のパク・シニャン(おっさん)が二重倒錯していて萌えるのです。ドラマ『パリの恋人』で、韓国中の女性をメロメロにし驚異の視聴率57.6%をたたき出したパク・シニャンですが、私は彼のあまりにも下手なダンスに気持ちが萎えてダメだったんだけど(笑)。『風の絵師』は悲哀があって良かった。

主題歌「風の歌」を歌っているのはバラード王子=チョ・ソンモ先生。兵役復帰後初仕事がこれでした。

香港、台湾の映画OST。

パク・ソジュンコレクション

『彼女はキレイだった』があまりにも好きであまりにも好きで(2度言いました)、『キム・サムスン』のヒョンビンと同じボルテージでソジュナを愛した作品。やっぱり傲慢なドS上司から最初は冷たくじゃけんにされながらも、やがてどうしようもなく夢中にさせるという話が宿命的に好きなようです。OSTも最高よっ。PCに入ってるから困らないけどディスクがみつからない。

『キム秘書はいったいなぜ』は劇中でパク・ソジュンが歌う子守唄とピアノ弾き語りのプロポーズソング目当てで買いましたが、入ってなかった でも「It's you」だけでも買う価値がある。あ、余談ですがこのドラマでパク・ソジュン演じる御曹司が住んでる家は、『シークレット・ガーデン』でヒョンビンが住んでる家と同じとこです

『サム、マイウェイ』は、ヒロインのチェ・エラというキャラがどうしても好きになれなくて(どうして嫌いかをレポート提出していいなら長文で書くよ!!)他の良い部分もまるっとひっくるめて残念ながら全否定させていただきます。評価高いの知ってるしファン多いけど、ごめん。チェ・エラがダメ でも主題歌の「알듯 말듯해」は大好き。写真いっぱいの冊子付き。

『花郎』もGOODです。Disc 2は全部instrumental。壮大な世界観を満喫できてうっとり。

『キールミー、ヒールミー』のOST。

これはパク・ソジュンが歌う「君を送る」目当てで買いました。ボーカル入りの5曲以外は特に面白みのないアルバムなんですが・・・、

小冊子の写真が超~楽しい

撮影中の思い出アルバムみたい

最初はチソン目線で見て、2回目はパク・ソジュン目線でもう一度ドラマを見るとまた違った感情が入って来て楽しめます。

ここからは「ヒョンビン研究所」です。

ヒョンビンの主演ドラマのOSTにハズレなし

特に『シークレット・ガーデン』は挿入曲すべてが良くてヘビロテ。ユン・サンヒョンが歌うオスカーの曲もいいし、ヒョンビンが歌う「この男」も必聴。特典映像Discもあり。

先ほど書いた『雪の女王』のOST。『ごめん、愛してる』とよく似たドラマチックなテーマ曲が印象的。

『彼らが生きる世界』のOST。スキャットの主題歌も可愛いし意外と良い曲が多い。ドラマはストレス性記憶障害のためまったく記憶がないのに音楽は覚えてる(笑)。

『チング』はBIGBANG他、たくさんのPOP歌手が歌っていますね。わたし的には元Click-Bのオ・ジョンヒョクが参加していて大感激。ヒョンビンが歌いあげる「僕のものにならない君」も必聴です。

物語の時代背景が70年代~80年代なので、挿入歌がちょっと古臭い演出になっています。レトロには微妙に至っていなくてダサめ。

「アイルランド」

冒頭から「ああ~これこれ!」って感じ。ドラマで聴いた懐かしい曲がみんな入っています

『愛の不時着』は物語の展開に合わせて聴けるまるで映画のようにドラマチックで壮大なサウンドトラック2枚組です

これを聴いていると永遠に物語の沼にハマっていられるよ

こちらは『私の名前はキム・サムスン』基本のオリジナルOST。

これは劇中で使われた有名な楽曲を集めたもの。

「Over The Rainbow」とか「It's Raining Men」「My Funny Valentine」など。タイトルを聴いただけでもすべてのシーンが蘇ります

さあ~~!!この『アルハンブラ宮殿の思い出』のOSTは特別に豪華ですよっ

たぶんドラマを見ている時にあまり音楽に感情移入しなかったせいか、音楽とドラマが頭でシンクロしないのですが、あらためてじっくり聴くと、ちょっと『不時着』に似てる曲もあったりして、それは制作会社(スタジオ・ドラゴン)が一緒だから?

「Is you」などメインの2~3曲以外はほとんど印象にない

それにしても、このアルバムは内容の薄さを補うかのようにとっても凝ってるんです

フォトカードやアイテムステッカー付き

表紙は傾けると絵が変わる”レンチキュラー”。お金かかってます

豪華P68のフォトブックもついていて、めちゃくちゃお得

『ジキルとハイドに恋した私』のOSTが出ればヒョンビンの主演ドラマはコンプリートできるのに、実に残念


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