ONE DAY MORE

漫画家・村田順子の
美食と薔薇 華麗なものが
大好き人生☆。.:*・°☆

映画三昧

2009年05月30日 | ブログ


久々に映画を見まくっています
終わりかけにすべりこみセーフで見たのが『新宿シンシデント』。香港アディクトクラブ主催・ライターの水田菜穂姐さんから「イー・トンシンで面白くないはずがないのよ!」とお墨付きだったし、斎藤工くんも出てるし、近所のシネコンの早朝上映に寝起きのままフラフラ行って来ました。

う~~ん、これも「滅びの美学」?
ただただ破滅に向かって行く話はけして嫌いではないけど、あんなに仲良かった同胞が裏切りあう…その動機がわからなくて、特に錢嘉樂(チン・ガーロッ)の、最後の行為が理解できなくて、頭を抱えてしまった。
何の救いもない話から、何を読み取ればいいのか?水田さん、またこんどおせーて!
でも、日本人と香港人俳優が、こんなに自然に融合できてる映画は珍しいと思う。
パチンコ屋の怪しいマネージャー(?)役で、旧友・中田圭(ライターで俳優で映画監督)を久々に見たよ(笑)。元気か?(お互いHPでリンクし合ってるのに、ずいぶん会ってないね)

あまりにも評判が良いので『スラムドッグ$ミリオネア』も見て来ました。
たしかに面白~~い。うそみたいに偶然という偶然が神様からの贈り物のようにたたみかけるんだけど、ご都合主義に見えない演出が素晴らしい。
あのスラムの混沌としたグチャグチャ具合に心ときめきました
劇中に出て来る国民的アイドル“アミダブ・バッチャン”…漫画家の黒川あづさが心から崇拝しているアミダブさまの登場に、大笑い。世界の至宝らしい。

あ、そうだ!『天使と悪魔』も見たんだった。
私はだ~んぜん『ダヴィンチ・コード』の方が面白かったけど…、逆の意見も多くてビックリ。

わけあって『キリマンジャロ』という、韓国映画をDVDで見ました。
パク・シニャンとアン・ソンギ先生の9年ほど前の映画なんですが、これがまた、救いのないこと山の如し。もうもう、なんだかわからないけど、破滅しかない。どうしてなの?本当にアジアは「滅び」が好きだな。この映画をどう解釈すればいいのか…しばらく私の課題です。
パク・シニャン演じる双子の演技分けはお見事

もうすぐ終わっちゃうので、『ある公爵夫人の生涯』も見て来ました。
いやいやいや~~これは大感動でした。
家という強大な権力の前に、人間性など何の価値もない時代の、貴族の悲しさや切なさが胸に沁みて、泣けて泣けて、久々に心の底から映画の力に酔いしれました。

DVDが出たら絶対買う。
4~5ヶ月に渡ってずっと描いていた18世紀英国の貴族の館が、そのまま資料と同じ館が出て来て、デジャヴュのように懐かしかったのも、感情移入に拍車をかけましたね。

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3 コメント

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スー・チー ()
2009-05-31 10:26:38
サンディエゴ出張の往復機内(今回はSQ)で、私もいくつかの映画を観てきました。
アンディ・ラウとスー・チーの「游龍戲鳳(Look For A Star)」も観ました。日本での公開は決まっていないんですかね?アンディ・ラウのファンは日本にもたくさんいるので、是非公開すべきと思います。・・・ってか、私はスー・チーが出ているので、ストーリーも出来も何も言わずに、ただただデレデレしながら観ただけですが。(笑)
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スーチー(-_-;) (むらじゅ)
2009-05-31 12:35:43
鶴さま

ふふふふ、我が恋敵スーチー
もうとっくに別れちゃっていますが、
ここでその名を出すとは…
ヒジョーにヤバイです。

しかも、アンディ・ラウも(笑)。
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スー・チー Y(>_<、)Y ()
2009-05-31 15:04:00
だって、かわいいんだも~ん!!
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