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ヒョンビンの顔の変遷(HB研究所・別館)

2020年06月22日 | ヒョンビン

『愛の不時着』を見てはじめてヒョンビンにハマったという方々からメールをいただいたり、ブログの訪問者や閲覧数が倍増していることを鑑み、別館(ここ)でちょっとだけ『研究所』を再会してみます(たぶん不定期)。

実は『ヒョンビン研究所』は、過去に何度か更新しようと試みたのですが、なぜかログインできなくなってしまい、gooに問い合わせしてみたけど返事はもらえず。それで「まあいいか~」と12年間も放置することになってしまった次第。面目ないです。

ヒョンビンは、とにかく顔の変遷が激しくて心が振り回される(男性では)稀有な俳優です。

子供の頃の写真を見るかぎりデビュー当時(2003年)整形した形跡はなし。私が2004年6月に映画『回し蹴り』の記者会見で実物を見た際も、まちがいなく子供の頃の写真と同じ顔をしていたし、『ノンストップ』→『アイルランド』→『私の名前はキム・サムスン』→『百万長者の初恋』まではヒョンビンは素のままのように見えます。鼻筋が通り過ぎていて、鼻はかなり怪しいのですが

ところがその後、2006年にちょっと一瞬変わるんですね。鼻と輪郭に違和感のある写真を発見して愕然とした私は、ぽ~んと百歩くらい退きました。そのまんまで充分美しいのに韓国人はなぜいじるんでしょう??あちらでは整形はエステに行くのと同じくらい軽い感覚で行ってしまうようで、な~んかそそのかされてヤッちゃったのかなぁ??まるで整形で変わった顔を隠すように『雪の女王』では髪で顔を覆い(←もちろん違うかもしれないけど)、その状態は1年ほど続きました。これを私はゲゲゲの鬼太郎時代と呼んでいます。

『彼らが生きる世界』の頃は、相変わらず前髪地獄は続くのですが、サイドは少し短くして顔の印象はほぼ元に戻りました。でも輪郭の違和感は残ったまま。

『チング』後、短髪のせいか突然丸顔になって今井翼化します。これはこれでなかなか可愛いかったけどね。ところがその翌年、映画『レイト・オータム』では2006年以前の顔がよみがえり、さらにワイルド化します。

ここら辺はちょっと藤木直人を彷彿させるのですが、驚くことに同年末(2010年)『シークレットガーデン』では、こんどは突然子供っぽく華奢になり、輪郭も鋭角に豹変します。もはや同じ人物とは思えないほどの変貌

キャラも『キム・サムスン』の続編のように横柄なツンデレ財閥御曹司(ドラマ内にオマージュもあり)。死ぬほど傲慢でありながら殺人的なキュートさで、やっぱりこういうキャラがハマり役なんだなぁ~とメロメロにさせられたわけですが、笑うとSnow Manの深澤くんに見える瞬間があって、再びぽぽ~んと私は500歩くらい飛び退くのでした。別にふっかちゃんがダメなわけではなく、その顔に見えてしまうヒョンビンがあり得なくてNGなんです

深澤くんを検索して「えええ~ぜんぜん似てないじゃん!!」と叫ぶ声が聞こえそうですが、残念ながら私にはこの頃のヒョンビンの笑った顔は深澤くんにしか見えない。もちろん他の表情は似ていないし、無表情の彼は本当に心の底から美しいと思います

そして『シークレットガーデン』の撮影後兵役に就き、2年を経て帰って来たらまたまた別人に!!すっかりたくましい大人になって、胸板も肩幅も倍の大きさになってスクリーンに戻って来ました(さすがです)。

除隊後初めて演じたのが時代劇映画『王の涙』。ドラマ『ジキルとハイド…』以降、いくつかのワイルドな映画(ヒョンビンは映画ではハードな汚れ役をあえて演じますよね~)出演からの『アルハンブラ宮殿の思い出』。どんどん強くたくましく爆発的な包容力を持つ男になって行きます。

そして『愛の不時着』!!

彼が北の軍人を演じるのは2度目ですが、寡黙な無表情が本当にハマり役。ちょっとした仕草や感情が表に出た瞬間の表情の可愛さは相変わらず健在で、そんなギャップが萌えポイントであることは間違いなく、輪郭に違和感を感じつつも、もう私はヒョンビンを丸ごと愛そうと決心しました。些細なことにジタバタしても、彼はどんどん変わって行くのでもうしょうがないのです。

高い位置で張った頬骨とイケズな目だけはイジらないでくれているし、何をどうしようと顔天才であることは間違いないのだから、鼻と輪郭の少しくらいの変化はもう大目に見よう

13年前、私は自らのブログに書いていました。

「この極端な変貌を考えると、ヒョンビンはメタモルフォーゼする生物なのかもしれないという気がして来ました。良い意味で、ファンを裏切り続けるタレントになろうというなら、受けて立ちましょう!」・・・と。

話題騒然だったカプチーノ・キス

上唇についたカプチーノの泡を、口で拭いてあげるシーンは、萌え死に必至。ヒョンビンが少年のように華奢で可愛かった最後の姿

この頬のコケ方は、ダイエットのせい?とも言えなくはないですが、やっぱりちょっと変

たまたま大好きな13話のシーンを撮影してみたら、笑ってなくても深澤っぽかった

実は、ユン・サンヒョンも昔から大好き

目だけはいじらないでね

好きになった女にはひたすらストーカーのように付きまとう。ヒョンビンじゃなかったら(いやヒョンビンだとしても)ほぼ犯罪

このドラマの半年に撮った映画がコレです。

超~ワイルド 同一人物とは思えない。

ヒロインのタン・ウェイは中国出身ですが、いろいろあって香港の市民権を得た女優。哀愁があって素晴らしかった。アン・リー監督の『ラスト、コーション』では、童顔過ぎて「なぜこの女優が抜擢されたのか?」疑問でしたが、この作品ではすっぴんで少女のようでありながら、意志の強い瞳と声は深い闇のある大人の女性であることを物語る。良い女優さんでした。

ヒョンビンは、ワイルドでミステリアスな男性(頼まれれば何でもやる男娼的な仕事をしている)という設定の中に、ちょっぴりアイドル臭が漂っているところが、このダークな物語の中の唯一の救い・・・かな

あらためて見るとカワイイな。『チング』のとき。

やっぱり激しく好みだ

『チング』をもう一度見なおしてみよう