今年放送されたNetflixオリジナル韓国ドラマ『愛の不時着』が今日本でも大ブームですね。
私も久しぶりにヒョンビンを拝んでいます。ただいま不時着2周目です。
今から25年ほど前、韓流ブームが来るずっと前に、韓国で巻き起こった少年アイドルブームを追っかけて、私はよくソウルに通っていました。ソテジ(韓国における少年アイドルの始祖)にはハマらず、H.O.Tや神話にもハマらず、私が大好きだったのはNRGとClick-B。
本当に美しい少年たちで、歌はうまいし踊りは力強いし、背も高くて最高だったんだけど、17~18歳くらいでデビューする彼らは、20歳を超えると兵役に行かなければならず、少年グループは長続きできない運命でした。あの頃のアイドルはティーンのものであり、20歳を過ぎてもアイドルグループに夢中になっている女性は「頭がおかしい」と言われていた時代。兵役から帰って来てもなおアイドルでいられるのは、ほとんど不可能な世界でした。(今はちょっと変わって、兵役は30歳くらいまでの間に都合の良い時期を選べるようになったようです)
私は仕事柄、いろいろな雑誌で香港に加えて韓国のアイドルを紹介する機会がありましたが、ペ・ヨンジュンが日本でウケるとは夢にも思わず、自信をもってあえてヨンさまを省いていたんですけど、まあ運命はわからないものですね。韓流ブームが巻き起こった時には残念ながらNRGもClick-Bも解散していました。
さて、今からちょうど15年前、『私の名前はキム・サムスン』というドラマに激しくハマった私は、主演男優のファンサイト『ヒョンビン研究所』を立ち上げ、連載を持っていた韓流系の雑誌やウェブマガジンにヒョンビンのイラスト漫画を描きなぐりました。本当に好きだった。
でもヒョンビン熱は、レオン・ライほど長くは続かなかったんですね~。
理由はいろいろありますが、一番大きかったのは「顔ががんがん変わる」ことについていけなかったから。
今回の『愛の不時着』のヒョンビンも輪郭がちょっと変ですが、無表情で片方の口角をちょっとだけあげる笑い方は、いかにも北朝鮮の軍人らしくて(イメージ)ハマリ役だと思います。15年前のようにはトキメかなかったけど、周囲のキャラクター(部下や社宅村のおばさんたち)が可愛くてほほえましくて、彼らを眺めているだけで楽しい。嘘のような本当の現代に残るおとぎ話。
身長186cm。ハンパない肩幅の広さは軍服を着るためにある??
『私の名前はキム・サムスン』がOAされたのが2005年の6月~7月。同年12月に行われたヒョンビン主演新作映画『百万長者の初恋』の記者会見に駆けつけた際に私が撮った写真を、『愛の不時着』でヒョンビンに興味を持った方のためにUPいたします。
登壇するとすぐになぜか水を飲みまくるヒョンビン氏。
ソウルの高級ホテルのバンケットルームで行われた華々しい会見でした。ちなみにここに駆けつけた日本人は私一人だけだったと思います。
充分ハンサムなのに、この顔が好きだったのに。
お願いこの頃に戻って~!!
ヒョンビン人気で大きな会見になりましたが、残念ながら映画の出来はヒドイものでした。
でもいいのハンサムだから。(いや良くない)
笑うとえくぼが出ます。
何か言われて照れてるんだけど。
そんなに??
監督をガン見。
私の前を通過した瞬間。
別室に移って、小芝居をしたスチール撮影に入りました。
貧乏なヒロインに、百万長者の主人公が豪華な料理をふるまっているところ。
食べているところを愛おしそうに眺めるプレイ。
うっとり。
ああ~オトコマエっす。
ヒョンビンこっち向いて。
あ、目線いただきました。
ずっと眺めていたかった。
何だかんだ言って全部食べてるね…(笑)。
こんな感じで撮影は続いたのでした。