初日の夜はヨットクルーズの予定でしたが、悪天候に
より中止。
急遽、ミュージックルームと呼ばれるペニンシュラの
歴史が詰まったお部屋見学とスイス料理に変更になり
ました。
歴史が詰まった旧館のこのお部屋は、ロビーやレスト
ランで音楽を奏でる方たちの練習場に使われているそ
うで、ふだんは未公開。特別に見せていただきました
。
代々ホテルで使われていた食器も飾られていました。
現在は売られていない上段の中国茶セットは、25年
ほど前に購入して持っています 。宝物。
銀器もいっぱい。
私たち的にはヨットよりこちらのお部屋を見せていた
だいた方が嬉しいかも~。
いろいろな記念の品々。
じっくり見ているとすごく楽しい。
年代物のペニンシュラベアーたち。
なんと!すべて手作りだそうです
毛並みの劣化が時間の流れを感じさせます。
このジャコビアン様式の椅子とテーブルは、かつて
日本軍がホテルを占領していた時代に、何か調印式
を行った時の物なのだそうです。
ディナーはペニンシュラ2階にある伝統的スイス料理
レストラン『Chesa』(チェサ)でいただきました。
店内に入った瞬間、チーズフォンデュの香りに包まれ
て、頭の中はチーズでいっぱいに。
ミュージックルームに飾られていた伝統デザインの
食器とカトラリーが今でも使われているのが嬉しい
~!
クラシカルで可愛い塩入れ。
パンとバターがめちゃくちゃ美味しくて、ついさ
っき山のようにアフタヌーンティーを食べたとこ
なのに、この後何が出て来るかも知らず、もりも
りと食べてしまいました。
無塩バターと海藻入り有塩バター。
フランスのバターの味がするよ~美味しいよう~。
ブルスケッタ付きたっぷりスープ。
ここですでにもうお腹いっぱい。
前菜は今が旬のホワイトアスパラ。
オランデーズソースではなくグラス・ドゥ・ビアンド?
ビーフコンソメのブイヨン?
サラダのカップはチーズを固めたものでした
上に乗っているディープフライの玉子はいらないかな。
メインは、やっぱり香港なのでお魚を選びました。
ヒラメと海老のソテー。
さすがに海老はぷりっぷりで美味しかった。
頭がチーズモードになっているので、甘いデザートを
パスしてフロマージュにしていただきました。
これはラクレット。
ラクレットをこんな風にデザートチーズにできるなん
て!!ビックリ。
熱々のお皿に、焼いたラクレットチーズを張り、その
上に子芋やトマト、オリーブ、コルニションなどが乗
っているのです。すごく新鮮。
とどめのプティフール。
何もかも美味しくて、完食!!
2時間前にアフタヌーンティーを平らげたばかり
なのに、なんでこんなにたくさん食べられるのか?
不思議なくらい軽~く完食いたしました。
料理はヌーベル系ではないのに、なぜか軽く感じ
たのは、食材がとびきり良いせいでしょうか。