寝ても覚めてもレミゼの日々☆。.:*・°☆

ハマりましたねぇ～レ・ミゼラブル。
映画は結局、５回観に行きました。

今回の映画版のサントラはもちろん！英国版ミュージカルのＣＤとＤＶＤ
も出ているものは全部取り寄せて、仕事中も車の中も、ＭＰ３にも入れて
歩きながらも、２４時間レミゼの全楽曲が頭を巡っています。
まったく、我ながらあきれるほど凝り性です。

本も、約１００年前に翻訳された岩波文庫（豊島与志雄訳）の完全版を
全４巻取り寄せましたが、これは寝る前に数十分しか読む時間がない
上、難解で、まだ数十ページしか進んでいません。
ミュリエル司教の人となりのくだりだけで、延々続きます。
まだぜんぜん本題に入ってくれませんが、ユーゴーが書いた時点で、た
った数十年前の出来事だったフランス大革命のエピ（かなり脱線の）が
またレアーな感じで、これはこれでめちゃくちゃ面白い。

途中で、鹿島茂せんせいの「レ・ミゼラブル」百六景〈新装版〉に一時
避難（笑）しましたが、その読みやすさと深い考察力に大感動。
その後、また岩波文庫に戻りましたが、挫折しそうです。
新訳の完全版が出れば、そちらに移ってもいいんだけど、今出ている
のはかな～りぶった切られているようで、それなら頑張るしかないのね。

過去に映画化されたものも、ほぼ取り寄せて観ました。
ジャン・バルジャンとジャベールのカップリングがそれぞれ見もの。
また新たなキャスティングを妄想しながら脳内で楽しんでいます。

ファンティーヌは、アン・ハサウェイも良かったけれど、ワタシ的に
はリーアム・ニーソン版のユマ・サーマンが演じたファンティーヌが
美しくて凛々しくて理想的でした。

ジェラール・ドパルデューのテレビシリーズは、ものすごく編集が荒
くて、「なんだこりゃ？」と思いながら観ていたら、約８時間のテレ
ビ大作が、ＤＶＤにする際１８０分に編集していたことがわかり、怒
り爆発。
特典映像で、「この壮大な物語を２～３時間で描くのは無理！８時間
のシリーズだから出演した」と、ドパルデューが力説しているのに、
かくも無残なＤＶＤとなっておりました。

さあ～４月からは、日本版のミュージカルが帝劇で始まります～。
日本語で観るのは初めてなのでドキドキですが、萩尾せんせいの
お友達で、たびたびお目にかかる機会のあった俳優石飛幸治
さんが出演するのでめっちゃ楽しみです。